晴れ、ときどき更新



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2019.1.4
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#951 空飛ぶ宝石

ムラサキシジミは、温暖な地域に棲んでいて、
自分が子供の頃は、このあたりにはいませんでしたが、
気候が変化をしているためか、最近はよく見かけるようになりました。
ムラサキツバメと似ていますが、後ろ翅の突起の有無で見分けられます。

成虫で越冬をするため、晴れた日には出てきていることもあります。
この日は、暖かなコンクリートの上で日光浴をしていて、
太陽の光を浴びながら、宝石のように輝いていました。
雄は全体が同じ色で、中央部のみが青いのは雌です。
飛んでいる時にも目立つので、見つけやすい蝶かもしれません。


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■■■ 2019.1.7 ■■■
#952 冬にも咲く

この年始は、穏やかな日が続きました。
午後5時前には陽が沈み、寂しい季節ですが、
昼間の青空のおかげで、多少は救われます。
晴れていると、散歩をしていると気持ちがよいものの、
撮影をするには、日射しが強すぎるように感じるのです。
柔らかな光のほうが、好みかもしれません。

コウホネは、普通は夏に花をつけるようですが、
近所の池では、四季を通じて咲いています。
以前からなので、このあたりの環境のせいかもしれません。


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■■■ 2019.1.11 ■■■
#953 めずらしい

この池で越冬をする渡り鳥は、年々減り続けて、
もう1月になりますが、まだほとんど姿がありません。

その中でも、オカヨシガモが訪れてくれました。
昨シーズンは、雄と雌が1羽ずついただけで、
このあたりでは、なかなか見かけない種類ですが、
めずらしく、数羽の群れで来ています。

鴨の仲間としては、かなり地味な色合いですが、
シックで、落ち着いた感じがします。


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■■■ 2019.1.13 ■■■
#954 最後の一葉

年が明けてから、快晴の朝が続いていましたが、
ついに曇天になり、ちらちらと初雪も観測をしたようです。
空気が乾燥をしているので、丁度よいのかもしれません。
同じ状態が続くよりは、変化のあるほうが、
見える景色も違うので、撮り歩くにしても嬉しいものです。

昨年の秋から続いた紅葉も、ようやく終わりです。
枝先にひとつだけ残る葉を見ると、O・ヘンリーを思い出します。
学校の教材として使われていたこともあり、よく読んだものです。
同じく短編の名手のサキも、ブラックな感じが好きでした。


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■■■ 2019.1.16 ■■■
#955 所在なさげ

池の真ん中に、オカヨシガモの雌がいます。
所在なさげで、なんとなく不安そうです。

#953でご紹介をした時は、ちいさな群れでしたが、
仲間は別の越冬地に移動をしたのか、どこにも姿がありません。
どうやら、この1羽だけがはぐれたようです。

鴨の雄は派手なのに対して、雌は一般的に地味です。
子育てをするために、外敵に狙われにくい色彩をしています。
植物に紛れやすいように、茶色系がほとんどです。


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■■■ 2019.1.20 ■■■
#956 焚火

これほど穏やかな冬は、めずらしいかもしれません。
寒さもそれほどではなくて、抜けるような青空が連日のように広がります。
雨の少なさも、記録的なようです。

このような天候が続くと、散歩をするのには気持ちがよくても、
景色が変わり映えしなくて、いまひとつ面白くありません。
日々は平凡でもよいのですが、それなりに変化は欲しいものです。

安全な空き地がほとんどなくなり、家が密集しているせいか、
最近は、焚火をあまり見かけなくなりました。


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■■■ 2019.1.23 ■■■
#957 春を待つ気分

ひさしぶりに、川沿いを歩いていると、
土手の上のほうに、赤い花がありました。

近づいてみると、なんとアカツメクサでした。
春から夏にかけて咲くのが普通なので、この時期に見たのは初めてです。
陽当たりがよい場所なのと、暖冬の影響があるのかもしれません。
さすがに葉は、やや元気がないようです。

春を待つ気分で、絞りを目一杯に開けて、
自分にしてはめずらしく、かなりのハイキーにして写しました。


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■■■ 2019.1.26 ■■■
#958 地味ながら美しい

ひさしぶりに、近所の川沿いを散策しましたが、
池とは棲んでいる鳥が違うので、変化を楽しめます。

どこにでもいるレギュラーメンバーは、カルガモです。
めずらしくないので、あまり注目をされませんが、
地味ながら美しくて、フォトジェニックだと思います。

静かにレンズを向けたつもりが、気づかれてしまい、
なにごとですかという感じで、こちらを向いています。
見上げる時は、顔を横に90°傾けるようです。


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■■■ 2019.1.29 ■■■
#959 猫には猫の

今年に入り、晴れの日が続いています。
蛙でなくても、干からびてしまいそうです。

この陽気は、野良たちにはありがたいに違いありません。
暖かな落ち葉の上で、うつらうつらしています。
すやすやと寝ているのを見ると、羨ましい限りですが、
もしかすると、猫には猫の悩みがあるのかもしれません。

ファインダーで覗いてみたら、なんだか頭の大きい子です。
なんとなく、親近感が湧きました。


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■■■ 2019.2.1 ■■■
#960 氷の花

あまり知られていませんが、シモバシラという植物があります。
根から吸い上げた水が、夜のうちに枯れた茎の根元で凍り、
その美しい姿は、氷の花とも呼ばれているようです。
太陽に照らされる前に見に行かないと、融けてしまいますが、
朝は眠いという個人的な理由のために、なかなか出かけられません。

曇りの日に、のんびりと撮影に向かいましたが、
晴れていないと、地表の温度があまり下がらないためか、
大きくて華やかなものは、見つけられませんでした。
写真を撮るのならば、早起きでないと駄目なのかもしれません。


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