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#948 けあらし
暖かい日々から一転して、明け方の気温が3度を下回りました。
散策をしている人も、さすがにほとんどいないので、
自分の庭のような感じで、池のまわりを歩くことができます。
かつては湧き出ていた水も、いまはポンプによる汲み上げですが、
温かな地下水が、冷たい外気に触れることで、
池の表面に水蒸気が発生して、一種の霧のような状態になります。
この現象は気嵐(けあらし)とも呼ばれ、もともとは北海道の方言のようです。
オオバンが、よいタイミングで泳いでくれました。
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#949 縁起物
我が家の近くでは、ごく普通に見かけるマンリョウですが、
ご紹介をするのは、意外にも初めてです。
赤がおめでたいということで、お正月の縁起物にもされています。
手頃な大きさの実なので、小鳥のご馳走になりそうな気もしますが、
食べられているところを見た記憶が、まるでないのです。
毒性はないようですが、あまり美味しくないのかもしれません。
絡みついたヘクソカズラと、背景の緑のバランスを考えながら、
300mmの超望遠を選んで、少し絞り込んで写しました。
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#950 残りの紅葉
濃く色づいた葉が、枝先にだけついています。
木が赤く染まる華やかなシーンも、もちろん素敵ですが、
終わりが近くなると、また別の美しさを感じて、
毎年、同じように写してしまうのです。
このように、数枚だけの状態で、
すべてが綺麗ということは、それほど多くはありません。
風が吹いて、撮りにくい状況でしたが、
全体のバランスがよくなる瞬間に、シャッターを切りました。
明るいグレーの背景は、池の水面です。
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