晴れ、ときどき更新



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2018.12.5
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#941 いまだに咲き続けて

12月だというのに、季節外れの25度になりました。
暖かいのは歓迎ですが、この陽気が続くということでもないので、
これから先の体調管理が、また大変です。

フユサンゴは、もともとは温暖な場所を好みます。
いつもであれば、夏から秋にかけて花をつけますが、
暖冬のためだと思われますが、いまだに咲き続けています。
綺麗な丸い実は、白から緑へと変わり、
最後には、派手な橙色になります。
美しいものによくありがちで、強い毒性があるようです。


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■■■ 2018.12.6 ■■■
#942 それでもよいのでは

遅れていた紅葉が、急速に進んでいます。
散策中に立ち止まる時間が長くなり、前に進めなくて困りものです。

#938のイロハモミジも、一気に色づいてきました。
1週間ほど前に撮影をした時は、晴れていたので鮮やかでしたが、
この日は曇りで光が回り、淡い色合いがよい感じです。
前後にボケを大きく入れて、柔らかな雰囲気を出してみました。

紅葉を写すと、ステレオタイプになりがちですが、
美しいものは、それでもよい気がします。


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■■■ 2018.12.7 ■■■
#943 寒さが身に染みる

2日前の最高気温は、25度まで上がりましたが、
急転直下、この日は10度そこそこです。
午前中は雨も降り、体感ではさらに低く感じます。

アオサギはイイギリの実を食べないと、以前に書いた記憶がありますが、
お腹がすいたのか、なんと少しつついていました。
しばらくすると、ひらりと池に降りて、
タウナギを捕まえたものの、尾に近い場所を挟んだために、
惜しいところで、ぬるりと逃げられてしまいました。
冬の寒さが、ひときわ身に染みるに違いありません。


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■■■ 2018.12.11 ■■■
#944 真冬の寒さ

このところ、一段と寒さが厳しくなり、
ようやく、紅葉も見頃を迎えました。

残念ですが、今年は葉先の傷みが目立つようです。
台風による塩害が、各地で報告をされていますが、
我が家のあたりでも、多少は影響があるのかもしれません。

天気予報によると、真冬の装備で出かけたほうがよいらしいので、
大袈裟かと思いましたが、ひさしぶりに完全防寒で歩きます。
マフラーに手袋、そして毛糸の帽子も被りました。


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■■■ 2018.12.13 ■■■
#945 木守柿

暖かさが続いたためか、この数日の天候は堪えます。
冬というのは、これほど寒いものなのだと、
当たり前のことを、改めて実感するのです。
蚊などの虫がいないのは、撮影にはありがたいものの、
その前に、出かける気が失せてしまいます。

葉は色づいて、すべて落ちてしまいましたが、
実だけは、ついたままのものがあります。
カラスが食べているのを、たまに見かけますが、
ひとつだけ残されているのは、木守柿のつもりかもしれません。


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■■■ 2018.12.15 ■■■
#946 冬だというのに

落ち葉の中に、白い花を見つけました。
波頭のような姿は、コバノタツナミのようです。
本来は、春先に咲くはずですが、
このところの暖かさで、勘違いをしたのかもしれません。

異常気象の影響は、日本のあちらこちらで、
植物だけではなくて、さまざまな生物に表れているようです。
10年先の自然は、大きく変化をしているのかもしれません。
自分が住んでいる周辺は、いまどのような状況なのかを、
できるだけ多く、写真で遺しておきたいと思います。


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■■■ 2018.12.16 ■■■
#947 また2羽だけ

#936のコガモは消えて、入れ替わりにヨシガモが現れました。
光の当たる角度と強さで、緑色に輝いたり黒く見えたりします。

こちらも雄の2羽だけで、はぐれ鳥のようです。
ほとんど眠りこけていて、それぞれが勝手な方向に流されてしまうために
たまに目を覚ましては、相棒を捜しているようです。

毎年、ほとんど見かけない種類の鴨なので、
たぶん、この池で冬を越すことはせずに、
しばらくすると、いずこへかと消えるのではないかと思います。


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■■■ 2018.12.18 ■■■
#948 けあらし

暖かい日々から一転して、明け方の気温が3度を下回りました。
散策をしている人も、さすがにほとんどいないので、
自分の庭のような感じで、池のまわりを歩くことができます。

かつては湧き出ていた水も、いまはポンプによる汲み上げですが、
温かな地下水が、冷たい外気に触れることで、
池の表面に水蒸気が発生して、一種の霧のような状態になります。
この現象は気嵐(けあらし)とも呼ばれ、もともとは北海道の方言のようです。

オオバンが、よいタイミングで泳いでくれました。


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■■■ 2018.12.22 ■■■
#949 縁起物

我が家の近くでは、ごく普通に見かけるマンリョウですが、
ご紹介をするのは、意外にも初めてです。
赤がおめでたいということで、お正月の縁起物にもされています。

手頃な大きさの実なので、小鳥のご馳走になりそうな気もしますが、
食べられているところを見た記憶が、まるでないのです。
毒性はないようですが、あまり美味しくないのかもしれません。

絡みついたヘクソカズラと、背景の緑のバランスを考えながら、
300mmの超望遠を選んで、少し絞り込んで写しました。


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■■■ 2018.12.28 ■■■
#950 残りの紅葉

濃く色づいた葉が、枝先にだけついています。
木が赤く染まる華やかなシーンも、もちろん素敵ですが、
終わりが近くなると、また別の美しさを感じて、
毎年、同じように写してしまうのです。

このように、数枚だけの状態で、
すべてが綺麗ということは、それほど多くはありません。
風が吹いて、撮りにくい状況でしたが、
全体のバランスがよくなる瞬間に、シャッターを切りました。
明るいグレーの背景は、池の水面です。


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