晴れ、ときどき更新



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2018.7.8
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#871 梅雨かもしれない

夏になりましたが、雨の日が続いています。
梅雨明け宣言は、もしかすると早過ぎたのかもしれません。

川沿いの遊歩道で、アカツメクサが咲いていました。
河川工事により、姿を消した植物がある一方で、
運び込まれた土の中に、種が紛れ込んでいたのか、
それまでにはない、新しい花に出会うこともあります。

矢や鉄砲が降るのは困りますが、雨ならば大歓迎です。
水滴を写し込む時は、主客転倒にならないようにしています。


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■■■ 2018.7.10 ■■■
#872 驟雨の前に

ざばざばと雨が降る中を、いつものように散策をしました。
晴れていれば、池のまわりを1周するだけで、
一眼レフを手にしたカメラマンを、軽く20人は見かけますが、
この日は、誰ひとりいません。

雨になる前に、ヤマトシジミが休んでいました。
この場所にいては、降り出せば濡れてしまいますが、
急に気温が下がり、動けない感じです。
休む時には、前後の翅を重ね合わせていますが、
できるだけ、表面積を減らしているのかもしれません。

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■■■ 2018.7.12 ■■■
#873 シンプルに美しく

しばらく続いた雨も上がり、夏の暑さが戻りました。
これからは、晴れの日が続くらしいので、
アウトドアでは、気をつけないといけません。
撮影に熱中をしすぎて、脱水症状にならないように、
飲み物を、常に持ち歩くようにしています。

あちらこちらで、コオニユリの花を見かけます。
纏まりながら咲いて、なおかつ花びらがカールをしているために、
カタチの美しさを表現するのが、難しいかもしれません。
蕾とのバランスがよいものを、背景も見ながら写しました。

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■■■ 2018.7.14 ■■■
#874 ミノコレ

一般的に知られるミノムシは、地味な姿をしていますが、
ニトベミノガはファッショナブルで、パリコレに出られそうです。

カラフルな葉をそのまま、まわりに貼りつけていますが、
カモフラージュのつもりでも、逆に目立つようです。
個体により、さまざまな装いをしているので、
写真でコレクションをすると、面白いかもしれません。

ニトベと聞くと、5千円札の新渡戸稲造さんが有名ですが、
親戚の昆虫学者、新渡戸稲雄さんに因んで名付けられています。

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■■■ 2018.7.17 ■■■
#875 魅力的なメタリック

メタリック感が素敵な、チョウトンボです。
以前は、このあたりにはいなくて、
10年ほど前から、姿を見かけるようになりました。
一時期は、かなりの数が飛んでいましたが、
最近は、また減少傾向のようです。
池の環境が、微妙に変わりつつあるので、
それに伴い、増減をしているのかもしれません。

翅の青黒い部分の紋様は、個体ごとに異なります。
炎天下で濃い色だと、なんとなく暑そうです。

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■■■ 2018.7.20 ■■■
#876 一文字

ミスジチョウは以前にご紹介をしましたが、これはイチモンジチョウです。
同じ仲間ですが、翅にある白いラインがひとつしかありません。

イチモンジチョウもタテハチョウ科なので、4本の脚で立ちます。
前の2本は、折りたたまれているようです。
体を支えるだけならば、6本も必要がないのかもしれません。

この日もまた、とんでもない猛暑になりました。
気温が高すぎると蝶も厳しいようで、よく休憩をしています。
こちらとしては、撮りやすくてありがたいことです。

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■■■ 2018.7.23 ■■■
#877 そろそろ自立

木の上で、カアカアと鳴き続けているカラスがいます。
目に青さがあるので、まだ幼鳥のようです。
親に食べ物をせがんでいる感じですが、もう運んで来てはくれません。
そろそろ、自立をしないといけない時期なのだと思います。

どのようなつもりなのか、羽を後ろに伸ばしています。
もしかすると、尾長鳥の真似でもしているつもりかもしれません。

嘴を開けてる姿も、よく見かけるようになりました。
鳥類には汗腺がないので、口を開けて体温の調節をするのです。


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■■■ 2018.7.24 ■■■
#878 大暑に40度

大暑に相応しく、なんと39.6度になりました。
あともう一歩で、四捨五入をすれば40度です。
いつものように、カメラバッグを肩に散策をしましたが、
暑さに鈍感な自分のことが、さすがに心配になります。

このところ、朝から30度を超えるという異常さです。
ヤブヤンマは、気温が上がる日中は木陰で休みますが、
最近は、早い時刻から見かけることもたびたびです。
いつも、同じようなところにいるのは、
過ごしやすい場所を、よくご存じなのかもしれません。


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■■■ 2018.7.25 ■■■
#879 危機一髪

大丈夫かと気にしていた、カイツブリのカップルですが、
可愛い雛が3羽、無事に孵りました。

数日後、アオダイショウが泳いで来ました。
間一髪で、池の上に避難をします。
左右に1羽ずつ抱えて、ひとりは自力です。
巣を荒らされている間、離れたところから様子を見守ります。
親は警戒を怠らず、子供たちは不安そうです。
卵ならば、食べられていたかもしれません。
しばらくして、蛇は残念そうに去りました。


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■■■ 2018.7.27 ■■■
#880 あまり知られていない花

あちらこちらで、よく見かけるにしては、
知名度が低いように思われる、ノウゼンカズラです。

大きく育つ樹木に、絡みつくように伸びて、
真夏の時期に、橙色の花が重なり合いながら咲くと、
暑苦しさが、さらに増長をするように感じます。

掴みどころがなくて、どのように写すかで悩むのです。
2輪くらいならば、花の形がよくわかります。
綺麗にクロスをしているものは、めずらしいかもしれません。


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