晴れ、ときどき更新



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2018.4.30
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#831 過去最多の夏日

4月における夏日の回数が、過去最多を記録しました。
いまから、これほど気温が高いようでは、
夏になると、ライオンが近所を歩いているかもしれません。

この異常ともいえる陽気では、これまでの経験則が役に立ちません。
そろそろ咲いているのではないかと、花の様子を見に行くと、
とうに盛りは過ぎて、すでに散り始めていたりします。

ハナミズキは、日本のヤマボウシに似た外来種です。
分類学上も同じ仲間なので、アメリカヤマボウシとも呼ばれています。


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■■■ 2018.5.2 ■■■
#832 リアルな世界

暖かいというよりも、暑い日が続いています。
最高気温は29.6度まで上がり、真夏のようになりました。

この陽気に誘われてか、アゲハチョウが飛んでいて、
捕虫網を手にした子供が、一生懸命に追いかけています。
まるで、昔の自分を見ているようです。

昆虫少年、といえるほどではありませんが、
日がな一日、自然を相手にしながら過ごしたものです。
ゲーム機がない時代なので、リアルな世界で遊んでいました。

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■■■ 2018.5.4 ■■■
#833 アザミに化けて

散歩のルートを、いつもとは変えてみると、
景色が違い、新鮮な気持ちになります。

道端のコンクリートの隙間に、キツネアザミを見つけました。
アザミに近い種類ですが、同じ仲間ではありません。
茎に棘がなくて、若干貧相な感じです。
名前の由来は、アザミに似せて化けているということかもしれません。

直接の太陽光が当たらないように、自分の影の中に入れて、
狐らしく、妖艶に写してみました。

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■■■ 2018.5.6 ■■■
#834 ヌーヴォーとデコ

#831のアメリカヤマボウシが、アール・ヌーヴォーだとすると、
日本のヤマボウシは手裏剣に似て、やや直線的なアール・デコかもしれません。
前者が散る頃に、後者が咲き始めます。
時期がかぶらないように、心得ているかのようです。

白い部分は花びらではなくて、葉のようなものです。
中心にあるぶつぶつの球が、ちいさな花の集合体ですが、
まだ、開いてはいないようです。

どのような実が成るのかは、#737でご覧をいただけます。

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■■■ 2018.5.8 ■■■
#835 素敵なワンポイント

イモムシは似ているものが多くて、種の特定をしにくいのですが、
ホシミスジの幼虫は、お尻に緑のワンポイントがあるので、
ひと目見ただけで、すぐに見分けがつきます。

大人になると、#535のコミスジによく似た蝶になります。
このあたりに多くはいませんが、いつか成虫もご紹介をしたいと思います。

強い影を避けるために、太陽が雲に隠れるのを待ち、
被写体ぶれをしないように、風が止む瞬間にシャッターを切りました。
薄い紫色の背景は、シランの花です。

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■■■ 2018.5.10 ■■■
#836 綺麗なものほど

カキツバタやハナショウブは、湿地に生えますが、
アヤメは、乾いた場所を好みます。
網目模様があるので、間違いようがないかもしれません。

意外なことに、836回目にして初登場です。
これまでに、何度も撮影をしていますが、
いつも、証明写真のように撮れてしまいます。
それでもよいと割り切り、カタチのよい花を見つけ出しても、
背景の整理ができないと、がさがさとした印象になりがちです。
綺麗なものほど、難しいのかもしれません。

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■■■ 2018.5.12 ■■■
#837 初夏なのに

夏のような陽気が続いていましたが、この日はまるで冬です。
どんよりと曇り、お昼近くでも10度そこそこしかありません。
ジャケットを着て出かけましたが、体に妙な力が入ります。
これほど寒暖の差が激しいのは、かつてない気がしますが、
ただ単に、自分の記憶力が乏しいだけかもしれません。

暖かな南の国から、ツバメが飛んで来ています。
近くの店の軒先に、つがいで巣を作り始めていましたが、
どのくらい進んでいるのだろうかと見に行くと、何もありません。
お客さんに糞をかけられては困るので、壊されたようです。

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■■■ 2018.5.14 ■■■
#838 笑い顔

ツノカメムシやキンカメムシなど、種類は異なりますが、
その年により、カメムシが大量に発生をすることがあります。

葉の上で休んでいるのは、ヒメホシカメムシです。
これはたまにお目にかかる程度ですが、派手なのでよく目立ち、
背中の模様が、大きく口を開けた笑い顔のようにも見えます。
暖かいところに棲むものほど、赤が濃いそうです。

臭いイメージが先行をして、嫌われているカメムシですが、
色彩的には、美しいものが多くいます。

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■■■ 2018.5.17 ■■■
#839 毛が生えていますが

シロツメクサが綺麗な頃ではないかと、様子を見に行くと、
完膚なきまでに、すべて抜き取られていました。
雑草として扱われているようですが、害を及ぼすわけでもないので、
土が剥き出しの状態よりも、緑があるほうがよいと思います。

ヤマグワの実が、少しずつ色づき始めました。
次第にワインレッドに変わり、最後には黒くなります。
毛みたいなものが生えていて、グロテスクな感じもしますが、
以前に、幼稚園児を引率した先生が通りかかり、
完熟したものを摘んで、子供たちに食べさせていました。

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■■■ 2018.5.19 ■■■
#840 まだまだ距離が

ウェブサイトを始めて、5年が過ぎました。
散歩をしながら出会う猫も、世代交代をしています。
最初の頃からいるものは、ほんの数匹です。
ストレスなのか、病気にかかりやすいのか、
野良猫の寿命は、極端に短いようです。
ようやく認知をして貰えた頃には、別の子に変わります。

去年から見かける猫に、いまでも睨まれます。
耳に切れ欠きがないので、避妊や去勢はされていないのかもしれません。
仲良くなるまでには、まだ少し時間がかかりそうです。

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