ザクロの花の撮影は、いままでにもしていますが、
高い位置にあることが多くて、なかなか思うようになりません。
咲いたものが重なり合うとカタチが崩れるので、1輪だけを狙います。
たくさんある葉を、どのように処理をするのかも悩みどころです。
隙間から白い空が見えると、がさがさとした感じになるため、
全体が緑色になるように、慎重に構図を決めました。
花びらの皺を表現するために、彩度が上がり過ぎないようにします。
赤系の色は飽和をして潰れやすいので、気をつけないといけません。
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#849 星のような
ひらひらと流されている蝶がいるので、追いかけてみると、
やはり、ホシミスジでした。
#835の幼虫が大人になると、このようになります。
いつもは、両翼を平らにして止まることが多いのですが、
強い風に煽られて、翅の裏側が見えていました。
星のような黒い点で、他のミスジチョウと見分けがつきます。
体が傾きながらも、飛ばされまいと鉄柵にしがみついています。
もう少し穏やかな場所で休めば、苦労をしないはずです。
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#850 美しいとされていますが
この時期になると、ガガンボがよく出てきますが、
目立つものには、あまりお目にかかりません。
これは派手な、ホリカワクシヒゲガガンボです。
背中の色が、よくある図鑑の写真とは微妙に違うようですが、
たぶん、個体変異ではないかと思います。
日本には、数百種類のガガンボがいて、
その中でも美しいとされていますが、それは虫好きからの視点で、
気持ちが悪いと感じる人のほうが、多いような気がします。
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