ジンチョウゲのあるほうへ歩いていくと、よい香りがしてきます。
その匂いで、すでに開花をしていることに気がつきます。
ジンチョウゲというと、花の裏面は濃い赤のイメージですが、
白一色の、シロバナジンチョウゲもあります。
このあたりでは数が少なくて、見ることができるのは1ヶ所だけです。
以前にも書きましたが、すべての花が開いてしまうよりも、
数輪が咲いたくらいの、蕾のある状態のほうが、
形が崩れずに、綺麗に写せるようです。
写真をクリックすると拡大します
#818 桜の寿命
東京では、桜がもう満開になりました。
平年に比べて、かなり早いようです。
これも、温暖化の影響なのかもしれません。
我が家の前の桜並木は、いまはありません。
公共工事のために切られましたが、その時の理由のひとつが、
どちらにしても、もう長くはないからということでした。
ソメイヨシノが生きられるのは、60年くらいという説もありますが、
100年を遥かに超える巨木も、あちらこちらに存在をしているのです。
正確な寿命がどのくらいなのかは、まだ不明なのかもしれません。
写真をクリックすると拡大します
#819 早くも満開に
最高気温が25度を超えると、夏日と呼ばれますが、
なんと、26度になりました。
3月としては、かなり異常な陽気かもしれません。
ソメイヨシノが散り、それから咲き始めるはずのシダレザクラが、
暖かさに誘われてというよりも、暑さに急かされるように、
早くも、ほぼ満開になりました。
最初は105mmのマクロレンズで写しましたが、背景が煩雑になるので、
300mmに変えて、春らしく柔らかにぼかしてました。
写真をクリックすると拡大します
#820 知名度が低い木
キブシは数メートルの高さになる樹木で、日本の固有種です。
生け花などに用いられるようですが、あまりお目にかかる機会がなくて、
一般的な知名度は、かなり低いのではないかと思われます。
イチョウなどと同様に、雄木と雌木に分かれていて、
花に立派な雄しべがあるかどうかで、どちらなのかを判別ができます。
色も雌雄で若干異なり、この写真は雄です。
房状に蕾がついて、いくつか連なりながら咲くことが多いようですが、
ひとつだけのものを、風の揺れに気をつけながら写しました。
写真をクリックすると拡大します