晴れ、ときどき更新



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2017.10.29
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#761 どんぐりころころ

台風の後で初めて、公園の様子を見に行きました。
もう数日が過ぎていますが、想像以上に影響を受けたようで、
池の水が溢れて、一部が立ち入り禁止の状態です。

強い風で、たくさんのどんぐりが落ちました。
雨でころころと流されて、ひとつのところに堆積をして大変です。
その上を歩くと、足つぼマッサージをされている感じがします。

#754でマテバシイをご紹介しましたが、これはシラカシだと思います。
袴に縞模様があるのものは、カシの仲間です。

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■■■ 2017.11.2 ■■■
#762 数は少ないですが

NHKの「ダーウィンが来た !」で、サギを取り上げていました。
名古屋の高速道路のインターチェンジには、5000羽も集まるそうです。
それだけ、子育てがしやすい環境なのだと思います。

我が家の近くには、その100分の1も来ません。
数が少ないので、ありがたい感じがして、
見かけると、ご挨拶の代わりにシャッターを切ります。

番組でも紹介をしていたように、アオサギは大食漢ですが、
獲物を捕まえるのは、ダイサギのほうが上手いかもしれません。

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■■■ 2017.11.5 ■■■
#763 純白

白鷺のうちで最も大きいものが、名前の通りのダイサギです。
アオサギと、ほぼ同じくらいはあります。

ダイサギとアオサギが、並んで食事をしていましたが、
手際よく、次々と魚を捕まえるダイサギを、
空振りばかりのアオサギが、羨ましそうに眺めています。

性格は比較的穏健で、あまり揉めないようですが、
一度だけ、コサギの餌場を横取りしたのを見たことがあります。
食べることに関しては、譲れないのかもしれません。

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■■■ 2017.11.8 ■■■
#764 高貴な名前

以前の#228で、コムラサキのご紹介をしましたが、
これは、同じ仲間のムラサキシキブです。

コムラサキは、せいぜい人の背丈ほどで、
枝垂れた枝に左右で対になるように、たくさんの実がつきます。
ムラサキシキブは、3メートルくらいまで成長をして、
やや小粒で、若干まばらな感じです。

サンショウにも似て、毒はないらしいですが、
見るからに固そうで、食べている人を見たことはありません。

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■■■ 2017.11.11 ■■■
#765 先遣隊

夏の間は旅に出ていた水鳥たちが、姿を見せ始めました。
去年よりも、やや早いような気がします。

数羽ずつと少ないのですが、種類はそこそこ多くて、
マガモにオナガガモ、キンクロハジロにハシビロガモ、
そして、バンやオオバンもいます。
たくさんの仲間が、これから来てくれるとよいのですが、
この池は不人気らしいので、どのくらい集まるのか気になります。

キンクロハジロは、チョンマゲ風の髪形が素敵です。

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■■■ 2017.11.16 ■■■
#766 美しい罠

あちらこちらで、蜘蛛の巣を見かけることが多くなりました。
ジョロウグモが成長をして、大きな網を張るのです。

蜘蛛そのものは、あまり好まれませんが、
巣に関しては、驚くほどに美しいものもあり、
いままでに、いくつかをご紹介させていただきました。

これも綺麗な巣ですが、主の姿が見当たりません。
蜘蛛は剥き出しで目につきやすいため、危険であるともいえます。
網の端に隠れていればよいのに、と思うのですが。

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■■■ 2017.11.21 ■■■
#767 季節が進む

ちいさな旅に精を出していたので、池を歩くのはひさしぶりです。
この時期としては36年ぶりの寒さということで、着込んで出かけたものの、
真冬の冷たさには、まだ遠い感じでした。

ほぼ1週間ぶりですが、季節は想像していた以上に進んでいます。
ラクウショウとメタセコイアは、かなり色づきました。

真上にレンズを向けて、超広角レンズで写します。
フレーミングは、4本の幹が十字に見えるようにして、
明るくするために、プラス4の露出補正をかけました。

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■■■ 2017.11.24 ■■■
#768 晩秋の光

寒い日が続いて、猫には厳しい季節になりました。
仲間がいれば、お互いに暖め合うこともできますが、
1匹しかいないと、体を寄せる相手がいません。

この子が棲んでいるあたりでは、他にはいないようです。
風が通らない場所で、ひとりで寒さをしのいでいます。

晩秋の光が、柔らかく射しています。
そのまま動かないでね、と心の中でお願いをしながら、
遠くから、静かにシャッターを切りました。

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■■■ 2017.11.26 ■■■
#769 秋のグラデーション

徐々にですが、紅葉が進んでいます。
緑と黄と赤が混じり合う状態は、特に華やかです。

植物の葉には、そもそもは緑と黄の色素しかありません。
気温が下がり始めると緑が分解されて、黄が目立つようになります。
さらに秋が深まると、光合成で作られた糖が枝へと送られなくなり、
そのまま葉に溜まり、赤の色素に変化をして紅葉になるのです。

緑と黄と赤が、どのようなバランスで出るかにより、
さまざまな色のグラデーションになり、目を楽しませてくれます。

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■■■ 2017.11.29 ■■■
#770 それはそれで

午前の早いうちに、近所の紅葉を見に行きます。
低い位置から射す太陽を、画面内に入れても、
逆光に強いレンズを選んだことで、綺麗に撮れました。

紅葉の撮影で意識をするポイントは、枝のバランスです。
肉眼では気にならなくても、カメラでは黒い線として明瞭に写ります。
太いのから細いものまで、まるで血管のように見えました。

以前にも似たような写真を載せて、あまり変化も進歩もないのですが、
それはそれで、自分らしいのかもしれません。

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