晴れ、ときどき更新



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2017.1.22
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#631 カモではない

数年前に、初めてこの池でオオバンを見ましたが、
それから急速に数が増えて、いまではカルガモに次ぐ勢力です。
もともとは、国内を南北に移動をしながら繁殖をしていたものが、
気候の変動で、どこでも暮らせるように変化をしたのかもしれません。

カモさんがいるよ~と、お母さんが男の子に話しかけていますが、
オオバンはカモではなくて、広くはツルの仲間です。
子供のほうはコイを見つけて、アジがいるよ~などと言います。
カモとオオバンを間違えるのは、仕方がないにしても、
コイとアジが別物だということは、早めに教えてあげないといけません。


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■■■ 2017.1.24 ■■■
#632 ひさしぶり

北風が強く、体感温度が低い日です。
凍えながら歩いていると、#564の猫に出逢いました。
相棒が不慮の死を遂げてからは、行動範囲を変えたのか、
最近は見かけなくなり、心配をしていたのですが、
とりあえずは元気そうで、安心をしました。

いままで冬になると、2匹で重なり過ごしていましたが、
やはり、ひとりだけで暮らしているようです。
声をかけても無視をされて、すたすたと歩いて姿を消してしまいます。
愛想が悪いのは、以前と変わりません。

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■■■ 2017.1.26 ■■■
#633 やるせない

ロウバイの花が、ほころび始めました。
昨冬は12月には咲いたので、3週間ほど遅いようです。
この前が早すぎたといえば、そうなのですが。

開花が進んだのではないかと、3日ほどして見に行くと、
ほとんどの蕾が、消えていました。
どうやら、ヒヨドリにやられたようです。
エディブルフラワーなど、人間も食べることがありますし、
鳥も生きていくために、仕方がないとはいえども、
花を待ちわびた身としては、やるせないです。

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■■■ 2017.1.29 ■■■
#634 諸説紛々

この鳥の種類を答えられる人は、意外に少ないかもしれません。
名前だけはよく知られている、ツグミです。
夏はシベリアにいて、秋から春にかけて日本に飛来します。
落ち葉の絨毯は暖かくて、気持ちがよさそうです。

名前の由来には、諸説紛々あるようです。
鳴かないのでツグミという説が有力ですが、それなりにさえずります。
夏には声を聞かないからというのは、日本にいないので当然かもしれません。
その他にも、いろいろとありますが、
他の鳥に比べて口数が少ないからではないかと、個人的には思うのです。

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■■■ 2017.1.31 ■■■
#635 月と金星

天文のことは、あまり詳しくはありませんが、
月と金星と火星が、かなり接近をしているようです。

月の右上で輝いているのは、たぶん金星です。
さらにその左上に、火星があるらしいのですが、
雲が出ているせいか、目玉が霞んでいるためか、
どこをどのように眺めても、見当たりません。

露出やホワイトバランスは、オートのことが多いのですが、
夜空を撮影する時は、どちらもマニュアルにします。

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■■■ 2017.2.2 ■■■
#636 ネズミのような

例年ならば3月になると咲き始めるホトケノザが、もう花をつけています。
ひと月ほど先取りをしただけなので、狂い咲きや不時現象というほどではなくても、
いまの時期に見ることができるのは、やはり異常かもしれません。
いつもよりも早くに咲き出すものや、逆に遅いものなど、
植物の種類により、今年の開花はまちまちのようです。

速いシャッターを切りながら、ある程度はピントを深くしたいので、
快晴ですが、感度を1600に上げて撮影をしました。
花を真横から見ると、顔のようにも見えます。
人気のあるネズミのキャラクターに、ほんの少しですが似ているかもしれません。

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■■■ 2017.2.4 ■■■
#637 器用な嘴

コサギとチュウサギとダイサギは、よく似た白い鳥で、
一般には、シラサギと総称されています。
嘴を見ることで、ほぼ種類を判別することが可能です。
コサギは黒くて、チュウサギとダイサギは橙色、
チュウサギは短めで、ダイサギは端が目の後方にまで続いています。
このあたりに冬にいるのは、コサギとダイサギです。

これはやや小柄なダイサギで、亜種のチュウダイサギのようです。
池の中を勢いよく突いて、大量の落ち葉をくわえます。
クチボソだけを上手に口元に移動をさせて、無事に飲み込みました。

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■■■ 2017.2.6 ■■■
#638 忙しない

立春が過ぎて、暦の上では春です。
この数日は、暖かく晴れた日が続いたため、
いろいろな花が、一斉に咲き始めました。

いつも歩く道で、なんとなく寒桜に目をやると、
驚くことに、もう咲いているではないですか。
よく見ると、そこそこの数がついているので、
数日前から、もう開花をしていたようです。
このあたりでは、記録的な早さかもしれません。
季節が急に進むと、なんとなく忙しないです。

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■■■ 2017.2.8 ■■■
#639 輝く季節風

花鳥風月を撮る時は、雨でも雪でも歓迎ですが、
風だけは、あまりありがたくありません。
被写体ぶれをしてしまい、ピントも合わせづらいのです。
ただし、嫌なことばかりではありません。
波が立ち、いつもとは違う水面を見ることができます。

この日は、猛烈な季節風が吹きました。
夕方の光を待ち、出かけます。
西日を受けて、池の表面が輝いていました。
シルエットのモデルは、カワウです。

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■■■ 2017.2.10 ■■■
#640 割れた巨木

クスノキは、かなり大きくなる常緑樹です。
いろいろな理由があるようで、特に神社でよく見かけます。
御神木として、植えられているところもあるようです。

見事に縦に裂けている、この巨木の幹は、
記憶によれば、落雷をしたのだと思います。

#557のアオダイショウは、ここに棲んでいたようなので、
木の洞のどこかで、いまも冬眠をしているのかもしれません。
蛇は神様の使いともいわれるので、クスノキに相応しい気がします。

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