晴れ、ときどき更新



■■■
2016.12.27
■■■
#621 マユミさんの親戚

#078でご紹介をしたマユミと、よく似ています。
それもそのはずで、同じニシキギ科のツルマサキです。
木のように育つマユミとは違い、地を這うように成長をします。

仮種皮と呼ばれる部分の中に、橙色の種がつきます。
受粉の状態にもよると思いますが、その数はまちまちで、
少ないものはひとつで、最大では4個になるようです。

このような撮影では、背景のぼかし方で悩みます。
ほんの半絞りでも、見え方に意外と違いが出るのです。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.12.29 ■■■
#622 今年は早くに

いつも、身近なところにいるシジュウカラですが、
植物が葉を落とすと、姿をよく見かけるようになります。
特徴のひとつが、胸にあるネクタイのような黒い帯で、
長いものが雄で、雌は一般に短めです。
紅葉の前ボケで見えにくいのですが、これは雄のようです。

ほとんどの紅葉は、もう落ちてしまいました。
いつもよりも、進行が早いようです。
定点観測のように、同じところを散策していると、
季節の進み方が、毎年少しずつ違うことに気がつきます。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2016.12.31 ■■■
#623 84/365

今年もまた、近所の公園によく行きました。
数えてみると、1年間に84回も足を運んでいます。
暇があれば、出かけている感じです。

頻繁に通うからこそ、新しい発見がある一方で、
逆に、見過ごしてしまうこともあるのです。
来年は、前者を増やして後者を減らしたいと思います。

年末に、お地蔵さまの帽子が新しくなります。
いつもより、色数が多いようです。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.5 ■■■
#624 小寒

暦の上では、寒さが厳しくなる小寒です。
北風が吹いて、冷え込みました。

暖冬のようですが、花は遅れ気味かもしれません。
去年のいま頃には咲いていたロウバイは、まだ蕾のままです。
白梅は、少しですが開き始めました。

日中に気温が上がると、冬でも虫を見ることができます。
梅の香りに誘われたのか、ホソヒラタアブが飛んできました。
この時期には、とても貴重な花です。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.7 ■■■
#625 撮りやすい鳥

今年もまた、ジョウビタキを見かけるようになりました。
ちいさな体で、大陸から海を越えて来るのですから大変です。
現地に留まり、頑張る方法はないものかと思いますが、
鳥には鳥の事情があり、そうはいかないのかもしれません。

#307で派手な雄をご紹介しましたが、こちらは雌です。
雌のほうが目がくりくりして、可愛い感じがします。
自分の縄張りを持ち、偵察をして回るので、
同じ場所で待ち構えていると、また来ることが多いようです。
ポイントさえ見つかれば、撮りやすい種類かもしれません。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.9 ■■■
#626 冬の貴婦人

テレビの番組で、クリスマスローズの特集をしていました。
丈夫でよく育つので、特に1990年代から人気が出てきたようです。
知らないうちに、我が家の近くにも生えています。
色が少ない季節を彩る、ありがたい花です。

クリスマスローズという名前は、比較的最近につけられたようです。
年末に花が開くのが由来ですが、時期が少し遅いものもあり、
このあたりでは、3月くらいまでが見頃かもしれません。
基本的にはうつむき加減に咲くので、撮りにくいのですが、
いまは上向きの品種もあり、さまざまな色や形のものが作られています。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.13 ■■■
#627 紅梅も咲く

白梅とともに、紅梅も咲き始めました。
昨年よりも、花の進捗は若干遅れているようですが、
このほうが、季節感としては正しい気がします。
12月に梅が咲くのは、やはり早すぎます。

花が少ない時期なので、喜んで写します。
雄しべが綺麗な、形のよい2輪を見つけたので、
片方を背景にして、蕾を重ねました。
センサーの大きいカメラは、撮影機材は重いですが、
ぼかしたい場合は、自由度が高くて有利です。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.15 ■■■
#628 カマキリの卵

木の葉が落ちると、カマキリの卵が目につくようになります。
カマキリは、その年の積雪量を予測することができて、
それよりも高い位置に産卵をする、という説もあるようですが、
実際には、そのようなことはないと思われます。
今年に関していえば、我が家の近くでは、
高いところは2メートル、低いのは地上10センチくらいと、
かなり自由に、好きなところに産みつけられています。

カマキリの種類により、卵の形が違います。
これは、このあたりに多いハラビロカマキリです。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.17 ■■■
#629 氷の上

氷点下の早朝、散歩をしてみました。
池は結氷していましたが、昔よりも薄いようです。

氷の上にいるのは、ハクセキレイです。
何かを拾い、食べています。
かなりのスピードで、忙しなく歩くので、
時々つるりと滑りますが、それもご愛嬌です。

2日続けて歩いたら、風邪をひきました。
地球は温暖化して、自分は弱体化しています。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2017.1.20 ■■■
#630 今日は大寒

この数日の寒さで、季節が進みません。
ロウバイの蕾は膨らんだまま、足踏みをしたままです。
最近は、地球が温暖化をしていますが、
今年に関しては、昔の冬に近いようです。

#035や#592でご紹介をした、シュウメイギクです。
花は独特な形ですが、種もなかなかユニークで、
ダウンジャケットのようで、暖かそうです。
タンポポのように、種子と綿毛が1対1ではなくて、
適当な大きさにちぎれて、風で飛ばされます。

 写真をクリックすると拡大します


  トップページはこちら    「晴れ、ときどき更新」掲載一覧はこちら   前のページはこちら   次のページはこちら