晴れ、ときどき更新



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2016.10.27
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#591 1/1000秒の世界

アメジストセージの花に来たのは、ホシホウジャクです。
驚くべき長さのストローのような口は、よくも体の中に畳んでおけるものだと感心をします。

かなりのスピードで飛びますし、ホバリングも上手ですが、
重たそうな体形をしていて、翅もそれほど大きくはありません。
そのためか、目にも止まらぬ高速で羽ばたいています。
カロリーの消費量は、半端ではないはずです。

翅と腹の橙色が特徴的ですが、静止をした状態では見えないので、
飛んでいる時に、異性にアピールするための模様なのかもしれません。


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■■■ 2016.10.29 ■■■
#592 バンザイ

#035でもご紹介をした、シュウメイギクです。
秋明菊という名前の通り、夏が終わると咲き始めます。

以前は紫でしたが、今回のものは白です。
形が不揃いなのが、花の特徴で、
白のほうが、歪みが少ないような気がします。
蕾とのバランスが、面白いものが多くて、
これは、まるで万歳をしているかのようです。

最高気温が15度を下回り、そろそろ冬が始まります。


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■■■ 2016.10.31 ■■■
#593 定点的自然写真

このところ、急激に気温が下がりました。
あれほどいた蝶も、ほとんど姿を見かけません。
ちらほら飛んでいるのは、ヤマトシジミです。
羽化して間もない個体でしょうか、翅が青く輝いています。

気候の変化などで、昆虫の発生数は変わるようです。
今年は、ウチワヤンマやコシアキトンボは少なくて、
ツマグロヒョウモンやキタキチョウは、かなり多くいた気がします。
同じ場所でも、毎年少しずつ違うところが、
定点観察をしながら撮る、愉しみかもしれません。


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■■■ 2016.11.2 ■■■
#594 雨上がりの平日

午前中は土砂降りでしたが、昼前には雨が上がり、
午後からは快晴になり、気温も高くなりました。
なんだか、妙なお天気です。

平日の午後は人が少なく、鳥たちものんびりとしています。
気持ちよくシャッターは切れているのですが、いまひとつ結果に結びつかないようです。
よい感じでバットが振れていても、ヒットが出ない感じかもしれません。

木の頂上で、アオサギが日光浴をしています。
空の高いところには、秋の雲が出ていました。


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■■■ 2016.11.5 ■■■
#595 秋を彩る花

セイタカアワダチソウは、#414でご紹介をしました。
セイタカというからには、そうでないものもあるのかといえば、
普通にアワダチソウと呼ばれる植物も、存在をしていて、
アキノキリンソウが、別名でアワダチソウと呼ばれます。
ただし、セイタカアワダチソウのほうが、
知名度も繁殖力も、圧倒をしています。
我が家の前で咲いているのも、セイタカです。

セイタカアワダチソウは、外来種が野生化をしたものですが、
秋を明るく彩る、美しい花だと思います。


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■■■ 2016.11.7 ■■■
#596 立冬

今日は立冬で、暦の上ではこれから冬です。
その通りに寒くなり、このシーズンで初めてセーターを着ました。
北海道では、もう大雪のようです。

今年は残暑が短くて、夏が長引かずにすみましたが、
寒くなるのが早くて、秋も駆け足で過ぎているようです。
紅葉のピークは、冬の寒さの中かもしれません。

また、イイギリの実が赤く色づきました。
1年の過ぎるのが、やたらと早いように感じます。


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2016.11.9 ■■■
#597 玉ボケの誘惑

このところの寒さで、ナンテンが一気に色づきました。
雨上がりには、赤が一段と引き立ちます。

南天の写真は、過去にも掲載をしています。
#169で水滴のついた葉と、#290では紅葉です。
実だけでなく、葉もフォトジェニックです。

落ち着いて撮ることができるシーンは、むしろ難しいかもしれません。
背景に水滴の玉ボケができますが、今回は入らない構図を選びました。
玉ボケの誘惑に勝つのは、なかなか大変です。


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■■■ 2016.11.12 ■■■
#598 不人気物件

木枯らし1号が吹いて、名実ともに冬になりました。
しかし、池にいるのはカルガモだけです。
11月も、もう半ばだというのに、
北からの使者は、どなたもお越しになりません。

カラスのような乱暴者がいたり、食事をくれる人間がいないので、
避寒の物件として、ここは人気がないようです。

あまりに鳥の数が少ないと、やや寂しいのですが、
静かな池も、悪くはないように思います。


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■■■ 2016.11.14 ■■■
#599 踏むと柔らかい

またイモムシ?、と思われたかもしれませんが、
これは、ヒマラヤスギの雄花です。
11月になると、地面に大量に落ちて、
踏むと柔らかな感触で、なんとなく気持ちが悪いです。

雌花は、以前に#447でご紹介をしました。
スギといえどもマツの仲間で、松かさができます。
名前の通り、原産地はヒマラヤで、
日本に来たのは、明治以降らしいです。
かなり大きくなり、近所の木は20メートル以上もあります。


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■■■ 2016.11.15 ■■■
#600 淡々と600回

ほんの少し前までは、虫除けを塗りながら撮影をしていましたが、
いまは代わりに、ウィンドブレーカーやセーターが必要になりました。
季節の変わり目は、急に訪れるようです。

ぼんやりとしている間に、紅葉もかなり進みました。
自然の様子を見て、季節の移り変わりを感じるとともに、
時が過ぎていることも知り、複雑な気持ちになります。

近所の公園で四季を写して、ついに600回になりました。
これからも、淡々と続けていきたいと思います。


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