晴れ、ときどき更新



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2015.9.29
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#401 ややこしい

チョウセンアサガオとキダチチョウセンアサガオは、名前は似ていますが違う植物です。
チョウセンは上向きに、キダチチョウセンは下向きに咲きます。

紛らわしいことに、キダチではないコダチチョウセンアサガオというのもあり、
漢字で書くと、どちらも木立朝鮮朝顔になります。
顎の裂けている数で、キダチとコダチの見分けがつくようです。
チョウセンという名前でも原産地は南米というのが、ややこしさに拍車をかけます。

これはキダチチョウセンアサガオの花で、20センチほどもありました。
その形から、天使のトランペットとも呼ばれています。


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■■■ 2015.9.30 ■■■
#402 ぱか~ん

#394のモクレンの実が、ついに弾けました。
ぱか~ん、という感じで開いています。

いつも先端というわけではなくて、#214のようなこともあり、
ひとつではなくて、複数のこともあります。
これほど細長い実なのに、ここでは1個だけです。

見た目の感じは、カメラのケーブルレリーズにも似ています。
赤くて丸い部分が、シャッターボタンのようです。
この中に、黒い種子があります。

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■■■ 2015.10.2 ■■■
#403 人生初カブト

ひと月半も育てていたカブトムシが、先月末に亡くなりました。
8月にクヌギの木で見つけたのですが、それが誕生日の直前なので、
神様からのプレゼントだと勝手に解釈をして、我が家にお連れをしたものです。
50歳を超えて、人生で初のカブトムシの捕獲です。
上のほうにある角が、なぜか折れていました。

子供の頃は雑木林が多くて、クワガタ採りに熱中をしていて、
その当時は、カブトムシはまるで見かけませんでした。
最近になり子供たちが掴まえているのを見て、不思議に感じたものです。
誰かが放した個体が、自然に増えたのかもしれません。

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■■■ 2015.10.3 ■■■
#404 雨宿り

雨が降り始めて、慌てた様子で蝶が飛んで来ました。
たぶん、ツマグロヒョウモンのオスです。

葉の裏に入りましたが、とても雨宿りにはなりません。
相応しい場所が、他にあると思うのですが。

翅が傷んでいるのは、夏を飛び続けてきた証です。
この時期は、ぼろぼろな蝶をよく見かけます。

くたびれた姿にも、美しさを感じます。

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■■■ 2015.10.4 ■■■
#405 一本立ち

夏から秋にかけては、被写体が豊富なので、
「晴れ, ときどき更新」の更新を、多めにしたいと思います。

秋の始まりを告げる花として、彼岸花は欠かせません。
纏まりで咲いているところは、すでに終わりましたが、
まだ、あちらこちらで散発的に見ることができます。

群生していると迫力がありますが、一本立ちも美しいです。
色も形も派手なので、どのように撮影をしても絵になりますが、
それだけに、似たような写真になりやすい気もします。

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■■■ 2015.10.6 ■■■
#406 赤いセンター

夏のグミを、#332でご紹介しましたが、
こちらは葉が丸くて秋に実るので、その名もマルバアキグミです。
熟すと赤くなりますが、まだ真ん中のひとつだけ。
粒の大きさは、1センチに満たないくらいです。
食用になるらしいのですが、食べている人を見たことがありません。
砂糖がついたグミのようで、美味しそうです。

奥側のふたつに太陽の光が当たり、コントラストがついていましたが、
がさがさした感じがして、落ち着かないので、
左手で影を作りながら、右手でシャッターを切りました。

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■■■ 2015.10.7 ■■■
#407 トイレの香り

キンモクセイといえば、芳香剤を連想する人もいるかもしれません。
その昔は、トイレの匂いだという子供もいましたが、
キンモクセイのものは、最近はあまり売られていないようです。

花が咲くと、強い香りを漂わせますが、
気のせいか、今年はあまり匂わないようです。
まさか、自分の鼻がいかれているのではないと思いますが。

この写真の空を、しばらく凝視していると、
ほんの少しだけ、雲が動いていように感じるのです。

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■■■ 2015.10.8 ■■■
#408 エクリプス

水鳥の第一陣が、早くも訪れました。
嘴の形からして、ハシビロガモには違いはないのですが、
図鑑にある写真とは違い、かなりシックな装いをしています。

繁殖期の雄は、雌に気に入られるために目立つ姿になり、
それ以外の時期は、敵に狙われないように、
地味な色をしていて、エクリプスと呼ばれています。

春に向けて、#110のように鮮やかに変身をするはずです。
そして、北の国へと帰ります。

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■■■ 2015.10.10 ■■■
#409 ミズキンバイ

綺麗に咲いているのは、ミズキンバイです。
キンバイソウに似ていますが、まるで違う種類で、
花や葉は水の上に出ていますが、根は水中にあります。

漢字では、水金梅と書きます。
黄色い梅のような花ということで、名前がついたようです。

ミズキンバイの花は、梅よりもひとまわり大きくて、
一日花なので、一度咲くと終わりです。
翌日に行くと、花びらはすべて落ちていました。

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■■■ 2015.10.11 ■■■
#410 ゆるキャラ

ゆるキャラみたいですが、アケビコノハという蛾の幼虫です。
8センチほどもあり、鳥肌が立つほどたくさんいました。
目のようなものは、鳥から身を守るための背中の模様で、
白目と黒目があり、キャッチライトまでついています。
どのようにして、そのようなことを学んだのか不思議です。

怖いもの見たさで翌日また出かけてみましたが、1匹残らずいませんでした。
葉を食べ尽したために、身を隠すところがなくなり、
鳥に食べられたのか、和尚さんに退治をされたのかもしれません。
目玉模様は目立ちすぎて、逆効果のような気がします。

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