晴れ、ときどき更新



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2015.9.10
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#391 誘われて

これは、ホソヒラタアブのようです。
ホバリングをして、空中で静止をすることがあるので、
飛んでいても、撮りやすいほうかもしれません。
いつも不思議に思うのは、体に対する目の大きさです。
たぶん、理由があるのだとは思いますが、
人間がこのバランスならば、大変なことになるに違いありません。

センニンソウの花が、おいでおいでと呼んでいます。
白い髭のようなものが種子についているのが、その名前の由来です。
葉や茎の汁に触れると、炎症を起こすことがあります。


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■■■ 2015.9.12 ■■■
#392 乱れた羊

朝起きると、ひさしぶりに太陽の光が射していました。
雨の日には雨の写真が撮れる、などと日頃はうそぶいているものの、
じとじとが続くと、やはり閉口をします。

外に出て見上げると、空一面が雲に覆われていました。
ひつじ雲のようですが、若干乱れています。
少しずつですが動いているので、見ていても飽きません。

手前にある木は、我が家のそばのニセアカシアで、
いつかご紹介をしたいと思いつつ、シルエットでの初登場です。

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■■■ 2015.9.15 ■■■
#393 そろそろ

8月下旬から曇りや雨が続き、気温が上がりません。
いつもならばうるさいくらいの蝉も、声を潜めたままです。
太陽が出ればまた鳴くのかと思いましたが、そのようなこともなく、
この夏のセミは、もう終わりかもしれません。

天気が崩れるまでは、例年よりも多くいたような気がします。
人間の目からは、同じように見える木でも、
蝉が鈴なりのものと、そうではないものがあります。
大量にたかられている木は、迷惑だと感じているのかもしれませんし、
俺は人気があるなと、まんざらでもないのかもしれません。

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■■■ 2015.9.17 ■■■
#394 実がつかない

木全体を白く覆うほど、多くの花をつけるモクレンですが、
実になるものは、ほとんどありません。
ついたとしても、どんどん落ちてしまいます。
鳥がいたずらしている様子もなく、どうしてなのか不思議です。

今年も目視で確認ができたのは、ひとつだけでした。
これもこの先どうなるのか、予断を許しません。

落ちた実は、#214でご紹介をしています。
凄い形と色は、なかなかにフォトジェニックです。

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■■■ 2015.9.19 ■■■
#395 縷紅草

我が家の近くでは、2種類のルコウソウが咲いています。
ひとつはルコウソウで、もうひとつはマルバルコウです。
ルコウソウは、漢字で縷紅草と書き、
縷は細いという意味で、葉の細さを表現しています。
紅というのは、花の色からきているようです。

マルバルコウの花は、ルコウソウと似ているものの、
葉のほうは、似ても似つかぬ丸みのある形をしています。
どちらも、ヒルガオ科の植物なので、
本来は、丸いほうが正統なのかもしれません。

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■■■ 2015.9.21 ■■■
#396 素晴らしい芸術家

昆虫でも植物でも、似ていても種類の違うものがあります。
蝶の仲間も、特定の難しいものが多いようです。

ヒメジャノメとコジャノメも、見分けがつきにくい仲間です。
翅の白いラインが、ほぼ一直線ならばヒメジャノメで、
ややカーブをしていればコジャノメというのを、判断基準にしています。

朝の光の中で、ヒメジャノメが翅を休めていました。
なんらかの理由があり、このような複雑な模様なのだと思いますが、
素晴らしい芸術家だと、いつも感心をするのです。

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■■■ 2015.9.23 ■■■
#397 熨斗目模様

ウチワヤンマやコシアキトンボは、ほとんど姿を消して、
最近は、アカトンボの仲間を見かけるようになりました。
以前は空を覆い尽くすほど飛んでいましたが、この数年で激減をしています。
それはここだけではなくて、全国的な傾向のようです。

ノシメトンボとコノシメトンボは、翅の先に色がついているのが特徴です。
お腹が赤いのは、コノシメトンボの雄だけで、
コノシメの雌とノシメは、褐色をしています。
ノシメというのは、着物の熨斗目(のしめ)模様からきているらしいのですが、
個人的には、いまひとつピンとこない気がします。

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■■■ 2015.9.25 ■■■
#398 虫除け

自然の中で撮影をする時に、防虫剤は欠かせません。
日焼け防止も兼ねて、長袖で出かけることも多いものの、
暑い季節には、やはりTシャツを着たくなります。
そのような時は、腕に虫除けジェルを大量に塗るのです。

愛用しているサラテクトという薬を、あいにく切らしてしまい、
いつものとは違うものを、試しに使いましたが、
座り込んで、時間をかけて撮影をしていたこともあり、
腕をボコボコに刺されて、赤いブチブチができていました。
同じような製品でも、効能に違いがあるようです。

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■■■ 2015.9.27 ■■■
#399 月の大きさ

中秋の名月を撮りに行くつもりでしたが、朝から雲に覆われてしまい、
これはだめだろうと諦めていたところ、夕方から太陽が射してきました。
夕焼け雲と月が撮れるのではないかと、慌てて撮影ポイントへと向かいました。
雨天中止のはずの試合が、急に開催された感じです。

中秋の名月は、#041でもご紹介をしています。
その時はまんまるでしたが、今回はほんの少し欠けて見えました。
明日の満月は、今年のうちで一番大きく見えるスーパームーンで、
最小時と比べると、1.14倍もあるそうです。
見ている月の大きさは、いつも同じではありません。

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■■■ 2015.9.28 ■■■
#400 ついに400回

「晴れ, ときどき更新」も、ついに400回になりました。
ついに、1年365日よりも多い数字に到達です。
同じような写真が重ならないように、それなりにバリエーションをつけたつもりでも、
我が家の近くだけで写しているので、そうそう目新しいものは見つかりません。
シマウマやライオンなどがいれば、変化がつくものの、
あと1000年くらいして、地球の温暖化が進むまでは難しそうです。

同じような花が同じようなところで咲き、同じような虫が同じような場所に現れて、
撮る人も同じなので、大きな変化をつけるのは難しいかもしれませんが、
季節の移り変わりを感じながら、ちいさな発見を積み重ねていきたいと思います。

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