相変わらず曇り空が続き、池には人影がほとんどありません。
誰もカメラを手にしていないので、勿体ない気がします。
柔らかく光が回る光景は、晴れの日に勝るとも劣りません。
フィルムで写す場合は、太陽が出ていないと撮りにくいのですが、
デジタルでは高感度と手ぶれ補正の向上で、暗くても撮影がしやすくなりました。
池のほとりで休んでいると、向こう岸にも人がいるようです。
微動だにしないまま、立ち続けています。
どれほどの時間が過ぎたのか、ようやく歩き去りました。
池を眺め続ける人を見ていたなんて、なんだか落語みたいです。
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#390 足元の自然
なんのご挨拶もなく、夏は過ぎてしまいました。
足元に注意をしながら歩いていると、いろいろな発見があります。
どこかで、見たことがあるようで、
刺身のツマとして使われる花、シソに似ているものの、
これはシソはシソでもヒメジソで、香りがないので食用にはなりません。
2ミリくらいのちいさな花なので、マニュアルでピントを合わせました。
マクロレンズは、マニュアルフォーカスのしやすさが重要で、
すかすかのリングだと、なかなか合わせにくいのです。
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