お腹の青いトンボといえば、雄のシオカラトンボが知られていますが、
コフキトンボとシオヤトンボもよく似ていて、混同されることが多いようです。
その3種は雌も見分けがつきにくいですが、コフキトンボの一部だけは少し違います。
コフキトンボの雌には、翅に帯があるものとないものがあり、
あるものは、見た目のままにオビトンボとも呼ばれています。
光の角度により、翅全体が茶色く見えることもあるようです。
雌がオビトンボである割合は、地域ごとに違うようで、
北海道と沖縄では帯があるものが多いのに対して、関東では少数派です。