晴れ、ときどき更新



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2015.7.15
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#361 あるサイン

モンシロチョウで、お腹を曲げているものがいますが、
ストレッチをしているのかといえば、そうではありません。
それは、あるサインなのです。

その意味は、すでに交尾を済ませたということで、
既婚者なのでオスが来ても無駄ですよ、と表現をしているのです。
これならば、わかりやすいかもしれません。

このあたりはキャベツ畑が多くて、嫌というほどモンシロチョウがいたのですが、
最近は宅地化が進んで、見かける回数が少なくなりました。


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■■■ 2015.7.16 ■■■
#362 色気あり

雨の日には、なんとなく非日常感があり、
いつも歩いている道とは、少し違うところを散策してみたくなります。

やはり猫は雨が苦手なのか、木陰で休んでいました。
初めてお目にかかる子のようですが、相変わらず睨まれてしまいます。
雰囲気からして、どうやら雌のようで、
ツンとした目つきに色気があり、つぼんだ口元が素敵です。

明るい感じに写しましたが、実際にはかなり暗いところです。
ISOを1600に上げても、シャッタースピードは1/80秒でした。

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■■■ 2015.7.19 ■■■
#363 あるがままに

午前4時20分に起きられたらいいなあと思い、床についたものの、
アラームをかけなくても、その時刻に自然と目が覚めました。
どのような睡眠をしているのか、恐ろしいです。

早朝のお寺は静かで、のんびりと撮影ができます。
ここの蓮は1輪ずつ、それも数えるほどしか咲かきません。
花を選ぶことはできませんが、撮る方向は自由に選べるので、
光の状態を見ながら、最適なアングルを探します。
被写体が綺麗だと、ステレオタイプになりがちですが、
できる限り、あるがままに美しく写しました。

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■■■ 2015.7.21 ■■■
#364 なりふり構わず

梅雨が明けて、猛暑が続いています。
虫に刺されたり、植物の枝や葉で怪我をしないように、
自然の中で撮影をする時は、多少暑くても長袖を着ていますが、
さすがに、今年になり初めての半袖で出かけました。

そして、蚊にぼこぼこにやられました。
虫除けをしたのやられたのは、初めてです。
ジーパンを履いていましたが、脚にも跡が残りました。
梅雨時は雨が多くて、あまり食事にありつけないので、
ここぞとばかりに、敵もなりふり構わないようです。

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■■■ 2015.7.23 ■■■
#365 少数派

お腹の青いトンボといえば、雄のシオカラトンボが知られていますが、
コフキトンボとシオヤトンボもよく似ていて、混同されることが多いようです。
その3種は雌も見分けがつきにくいですが、コフキトンボの一部だけは少し違います。

コフキトンボの雌には、翅に帯があるものとないものがあり、
あるものは、見た目のままにオビトンボとも呼ばれています。
光の角度により、翅全体が茶色く見えることもあるようです。

雌がオビトンボである割合は、地域ごとに違うようで、
北海道と沖縄では帯があるものが多いのに対して、関東では少数派です。

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■■■ 2015.7.25 ■■■
#366 連日35℃超

連日、35度を超える暑い日が続いています。
夏らしいですが、この年齢になるとありがたくありません。
いつでも適温のほうが、遥かに嬉しいです。

サルスベリは、夏の日射しによく似合い。
その名の通り、幹や枝がツルツルとしています。
別名が百日紅というくらい、長いこと花を楽しめるのです。

太陽を入れて撮る時には、毎度のことながら気をつけないといけません。
光学ファインダーではなくて、液晶モニターでの撮影が安心です。

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■■■ 2015.7.27 ■■■
#367 クリーニング

モノサシトンボが、お腹の屈伸運動をしていました。
これは、クリーニング行動と呼ばれるものです。
お腹を真上にピンとしたりするのですが、それで本当に綺麗になるのか、
なんだか少し、疑問がしなくもありません。
逆に抱え込むように曲げることもあり、その時は脚でお腹を擦るので、
確かに、体の掃除をしているようにも見えます。

いまはトンボたちの活動期ですが、さすがに少し暑すぎるのか、
日陰の枝などで休んでいるのを、よく見かけます。
真夏の日射しは、ちいさな体にはきついのかもしれません。

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■■■ 2015.7.29 ■■■
#368 かるがも夫婦

あちらこちらにカルガモがいますが、あまり子供を見かけません。
先日ご紹介させていただいた2羽のヒナも、もうどこにも姿がないようです。
このあたりは、カラスやヘビやネコなど危険だらけなので、
子育てに関しては、よくない環境かもしれません。

毎年、カルガモは同じ雄と雌がカップルを組むようです。
仲のよい夫婦は、おしどり夫婦と呼ばれますが、
実際のオシドリは、年が変わると新しい相手を探すようで、
カルガモのほうが、よほどおしどり夫婦ということです。
雌が自由に動いて、いつも雄がご機嫌を伺うような感じがします。

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■■■ 2015.7.31 ■■■
#369 Blue Moon Orange

今日はブルームーンですと、ご連絡がありました。
ブルームーンとはなんですか?と、お伺いをすると、
以前の時にもお知らせしていますよ~、とのお返事が・・・。

ブルームーンとは、青く見えるわけではなくて、
同じ月に満月が2回あることで、2年か3年に一度しか起こらないそうです。
東の空にある頃は美しい橙色で、オートホワイトバランスだとやや白くなるので、
曇天モードにセットをして、見た目に近い赤味を出すようにしました。
月はどの季節でも同じようですが、いつ撮影をしても飽きません。
真夜中のベランダで、Blue Moon Blueを聴きながら写してみました。

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■■■ 2015.8.2 ■■■
#370 黄昏ヤンマ

青い眼が印象的なヤブヤンマは、黄昏ヤンマとも呼ばれています。
早朝や夕方に池の上を飛び、日中は休んでいるので、
それほど涼しいのが好きならば、真夏に出てこなければよいのにと思うのですが、
ヤブヤンマには、ヤブヤンマの都合があるに違いありません。
休憩中は爆睡をしているようで、かなり近づいても逃げないため、
これでは、簡単に捕まえられてしまいます。

このあたりにはそれほど数がいなくて、たまに見かける程度です。
背景ががさがさとした、暗い藪の中で休んでいることが多いので、
フラッシュを使わないで撮るには、なかなか難しい被写体かもしれません。

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