晴れ、ときどき更新



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2015.3.8
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#291 素敵な香り

まだかなり離れているのに、ミツマタが咲いているのがわかります。
5分咲きでこれほど匂うのならば、満開になるとどうなるのか、
楽しみですが、強烈すぎてしまうかもしれません。
沈丁花と同じ種類なので、花の感じも香りの強さも似ています。

咲いている中から、フォトジェニックなところを見つけます。
花の綺麗さだけではなくて、引き立つような背景を選び、
光の向きも考えることで、ライティングをしたかのよう撮りました。
レフを板やフラッシュは、持ち歩いていません。
#291までの写真は、そこにあるがままの光で写しています。


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■■■ 2015.3.10 ■■■
#292 三寒四温

先日、最高気温が20度に近い日がありましたが、
その後に10度にもならない寒さが、何日か続きました。
まさに三寒四温、このようにして春になるのかもしれません。

観音様の目の前の枝垂れ梅が、満開になりました。
種類の違う紅梅が、左右に1本ずつありますが、
上手いことに咲くのに時間差があり、もう一方は蕾のままです。
枝垂れ梅の少し先には、枝垂れ桜があり、
こちらのほうは、あとひと月くらいかかります。
これからしばらく、お花見が楽しみです。

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■■■ 2015.3.12 ■■■
#293 冬景

このところ、ハシブトガラスが騒がしくしています。
自治体が設置をした罠に、仲間が捕えられたからのようですが、
カラス語がわからないので、真偽のほどはわかりません。

鳴きながら、頭上をせわしなく飛んでいました。
連写モードに設定をしてみましたが、1カットずつ撮るつもりでシャッターを切ります。
このような光景には、曇り空もよく似合うようです。

ひとしきり写してウィンドブレーカーを見ると、何やら白いものが付着しています。
早くも人生で4回目となる鳥の糞を、また浴びてしまいました。

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■■■ 2015.3.14 ■■■
#294 踊るマンサク

マンサクの花は、長く楽しめるのが特徴です。
好きな花なので、散歩に出るたびに撮りますが、
写しているのが同一人物で、なおかつコンサバな性格で、
咲いていれば、パブロフの犬のようにシャッターを切るだけなので、
新しい発想や発見もなく、似たような写真ばかりになります。

このモジャモジャな感じは、いつ見ても飽きません。
春の到来を喜んで、みんなでダンスをしているようにも見えます。

かなり低い位置から、背景に木漏れ日を入れて写しました。

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■■■ 2015.3.16 ■■■
#295 色気のある蕾

沈丁花が咲いて、いい香りが漂い始めました。
離れたところからでも、上品な匂いを感じます。

沈丁花は、ミツマタと同じ仲間で、
ちいさな花が集り、花びらが4枚のところも似ています。
ただ、ひとつひとつの花がやや大きくて、
満開になると、お互いに潰し合いをしてしまいます。
遠目には美しいのですが、アップでは少し窮屈に見えるので、
数輪だけ咲いている、綺麗なところを探しました。
紫色の蕾には、妖しげな色気を感じます。

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■■■ 2015.3.18 ■■■
#296 あなたはどなた

越冬のために来た鴨たちが、北へと帰ります。
今年もまた、このあたりでは珍しい種類に出会うことができました。

ひとつはスズガモで、キンクロハジロの群れに1羽だけいたのですが、
自分だけ違うと気がついたようで、いつの間にか忽然と姿を消していました。

マガモの雄の特徴である黄色い嘴をして、体はカルガモのようなものもいます。
ここには両者の交雑種はいないはずなので、エクリプスかもしれません。
エクリプスとは、雄の体色が一時的に雌のような地味になる状態のことです。
マガモにしては、やや小柄な感じもするのですが。

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■■■ 2015.3.20 ■■■
#297 複雑な関係

ミモザとアカシアとニセアカシアは、少々複雑な関係にあります。
アカシアのうちで黄色い花のものを、ミモザと総称をするようです。
ニセアカシアは、アカシアよりも先に日本に来たためか、
ニセアカシアをアカシアと呼ぶことが、一般的になりました。
植物の名前は、なかなかに難しいものです。

この季節には、華やかなミモザはあちらこちらで大活躍ですが、
ニセアカシアのほうは、まだ葉も出ていません。
我が家の前は、ニセアカシアの並木でなので、
白くて美しいその花も、いつかご覧いただけると思います。

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■■■ 2015.3.22 ■■■
#298 白木蓮

一斉に花が咲き始めて、外に出ると撮りたいものばかりです。
ひとつの被写体を撮影するために、30分くらいかけてしまうことがあるので、
1時間かけても、100メートルほどしか移動できていないこともあります。
そこそこで切り上げないと、先に進めないのですが、
適当に撮るというわけにもいかず、困りものです。

花の背景を暗くして、まわりに木漏れ日をぼかして入れました。
f/8にしましたが、絞るとボケがほんの少しカクカクして、
開放にすると、大きく背景全体に広がります。
アウトフォーカスの部分をどのようにするのかは、いつも悩みどころです。

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■■■ 2015.3.24 ■■■
#299 おはよう

暖かくなると、カエルが顔を出します。
このあたりに棲んでいるのは、大きなアズマヒキガエル。
アマガエルとか、もう少し可愛いのがいてくれるとよいのですが。

どうしたことか、2月の極寒期にゲコゲコと騒いでいる年もありました。
寝惚けて出てきたのがいて、みなさんつられたのかもしれません。
起きてまず産卵をするというのも、なかなか凄いです。

今年は寒いせいか、冬眠から覚めるのが少し遅い感じがします。
心なしか、眠たそうな目をしていました。

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■■■ 2015.3.26 ■■■
#300 300回目も猫

「晴れ, ときどき更新」が、#300を迎えました。
#200に引き続きまして、今回も猫にご登場を願います。

お寺にいる2匹の野良のうち、自分と特に仲が悪いほうです。
まあ、どうしたことか。
どのようにすると、これほどまでにも凄い顔をすることができるのか。
ニャングリッシュが話せるのならば、聞いてみたいところです。
なぜ、そのような目つきをするのですかと。
それにしても、猫を可愛くなく撮らせたら、
日本でもトップレベル、ワールドクラスかもしれません。

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