晴れ、ときどき更新



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2015.1.27
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#271 意外な鳥

頬がオレンジ色でモヒカン刈りという、なかなか可愛いカワウ。
潜りが上手そうな体型ですが、正面の顔は#096のようにまんまるです。

体を暖めたり寄生虫を追い出すために、日光浴をする鳥は多いのですが、
特にカワウは太陽が大好きで、翼を広げたままでいる姿をよく見かけます。
魚を獲るために潜水をするのには、体が浮かないほうがよいからなのか、
カモなどと違い脂分が少なくて、羽の防水性があまりないので、
暇さえあれば、乾かさないといけないようです。

水面が綺麗なので、大きく入れてみました。


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■■■ 2015.1.29 ■■■
#272 春を待つ

拳を握りしめたような、ミツマタの蕾です。
ちいさな花が集合をしているのは沈丁花と似ていて、実は同じ仲間になります。
2月の下旬あたりから、黄色く咲くはずですが、
今年はこの寒さなので、いつ頃になるのか気になります。

小学校の社会科で、教えられた記憶がありますが、
ミツマタというとコウゾと並んで、古くから紙の原料として使われてきました。
枝が3つに分かれているのが、名前の由来です。

開花をしたら、またご覧をいただきたいと思います。

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■■■ 2015.1.30 ■■■
#273 撮影日和

天気予報の通りに、明け方から雪が降り始めました。
このような日は、世間的には天気が悪いというのかもしれませんが、
個人的には、わくわくするほどの撮影日和です。
カメラを手に喜んで出かけてしまい、そこいらのポチとなんら変わりません。

いつもはコサギがいる川で、チュウダイサギが悠然と歩いています。
種類の違うサギ同士は、喧嘩をしないのかと思いきや、
このチュウダイサギは、コサギをいじめていました。

川面に降る雪が、とても美しい日です。

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■■■ 2015.2.1 ■■■
#274 タイミング

以前に、#100と#109でご紹介をしたロウバイが、
いつ咲くのかと楽しみにしていましたが、ほとんどが蕾のままです。
それどころか、どんどん数が少なくなります。
もしかすると、鳥が食べているのかもしれません。

それでも、花をつけている木もありました。
北風が強いですが、吹き止む瞬間もあるので、
揺れが収まるタイミングを見計い、できるだけ手早く写します。
メインの花は常緑樹を背景にして、目立つように、
右上に光を入れて、奥行きを出しました。

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■■■ 2015.2.4 ■■■
#275 予知能力

冬になり葉が落ちると、カマキリの卵を見つけやすくなります。
枯れたススキにあるのは、オオカマキリのものです。

カマキリは予見ができて、雪の深さよりも高いところに卵を産むため、
その冬の降雪量がわかるという田舎伝説が、かつてはありました。
しかし、それは間違いであるという研究が発表をされています。
卵は分厚い卵囊に守られているので、雪の中でも大丈夫です。

今日は立春ですが、明日は大雪の予報が出ています。
暦では春ですが、寒さはこれからが本番です。

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■■■ 2015.2.6 ■■■
#276 頭寒足熱

日光浴が好きなのは、人間だけではありません。

晴れて暖かいので、野良猫の様子を見に行くと、
落ち葉の布団で、気持ちよさそうに昼寝をしていました。
でも、寝ているうちに太陽が動いたようで、
頭が日陰に入りましたが、気がついていないご様子です。
体が暖かければ、それでよいのかもしれません。

猫は1日のうち15時間ほど、仔猫では20時間も寝ているそうです。
生まれ変われるのならば、猫も候補に入れたいと思います。

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■■■ 2015.2.8 ■■■
#277 付け爪

この冬、一番の寒波が到来をしました。
そのような時でも、いろいろな花の蕾が膨らんでいます。

猫の尻尾のような、ネコヤナギの花穂も出ました。
先のほうに残る外皮が、付け爪のようでお洒落です。
もう少し絞り込んで、ピントの合う範囲を広げたいものの、
シャッタースピードは、これ以上は遅くできません。

感度を1600まで上げても、最近のデジカメは綺麗です。
フィルムの頃よりも、撮影領域が遥かに拡がりました。

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■■■ 2015.2.10 ■■■
#278 寒さの底

今年一番の冷え込みということで、池の様子を見に行きました。
全面が氷の状態かと思いましたが、それほどでもなくて、
手前は凍結をしていたものの、橋のあたりは水のままです。
子供の頃は、乗れるくらいの厚さになり、
池のほとんどが、覆われていた記憶があります。

このような寒い日でも、散歩をしている人がちらほらといます。
物好きだと思いますが、その写真を撮るこちらも変わり者です。

ここしばらくが寒さの底で、それから少しずつ暖かくなる気がします。

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■■■ 2015.2.11 ■■■
#279 デリケート

この朝も冷え込んだので、また池に行きました。
風がないので、凍りついているかと思いきや、
氷の面積は狭くなり、水面が見えています。
最低気温が1度だけ上昇をしたくらいでも、自然はデリケートです。

紅梅は順調に咲いているものの、白梅は少し遅れている感じがします。
ようやく、ちらりほらりと開花が始まりました。
去年よりは寒いようですが、こちらもなかなかデリケートです。

白梅のアップは、満開になる前のほうが美しい気がします。

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■■■ 2015.2.14 ■■■
#280 たぶん迷惑

冬は木々の葉が落ちて、見通しがよくなり、
鳥が見つけやすいのか、野鳥を撮る人が多くいます。
あちらもこちらも超望遠レンズで、さながら見本市のようです。

たくさんのキヅタが、大きな木に巻き付いています。
太陽の光を受けやすい、高いところを目指しているのかもしれません。
自力ではなく、他の樹木の幹を利用するのは、
賢いといいますか、ずる賢いといいますか。
植物それぞれの、生きていくための知恵なのですが、
絡まれたほうは、かなりの迷惑かもしれません。

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