晴れ、ときどき更新



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2015.1.4
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#261 冬の装い

この数日、かなり冷え込んできました。
昼間に歩く時も、手袋が手放せません。
#248でご紹介をしたイチョウも、冬の装いです。
葉がすべて落ちると、2本の幹がよく見えますし、
それぞれが、同じ太さではないことや、
風で傾いた感じも、わかりやすくなります。

絞りの数字を大きくすると、光芒を鋭く出せます。
ファインダーを通して太陽を見ると、目を傷めることがあるので、
デジタルカメラでは、背面のモニターでフレーミングをしないと危険です。


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■■■ 2015.1.7 ■■■
#262 フライング

春の花といえば、黄色のイメージかもしれません。
代表的なものとしては、ナノハナがありますが、
フクジュソウや、ロウバイやレンギョウなどもそうです。

レンギョウは、枝にたくさんの花がつくのが特徴ですが、
真冬に先走り、1輪だけ咲いていることもあります。

もともとは、大陸から来た植物で、
大きく分けて、シナレンギョウとチョウセンレンギョウがあります。
前者の枝が直線的に伸びるのに対して、後者は弓なりです。

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■■■ 2015.1.10 ■■■
#263 氷の季節

寒さが厳しくなり、池には氷が張るようになりました。
かつては子供が乗れるほどの厚さになり、割るのも大変でしたが、
いまは1センチくらいで、それも流れの緩やかなところだけです。
カモでさえも平気で、バリバリと砕氷をしています。

陽が当たると、どんどん融けてしまうので、
撮影をするのは、朝の早いうちがよいのですが、
最近は、体力も根気も以前のようにはなくて、
お昼近くに行くと、ばらばらの氷ばかりです。
この冬に一度は、夜明け前に写したいと思います。

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■■■ 2015.1.11 ■■■
#264 七色の空気

寒気が南下をしているためか、寒い日が続いています。
池の氷の面積も、徐々に拡大をしているようです。

氷に閉じ込められた空気が、綺麗な円形をしています。
見る角度により、七色に輝いて宝石みたいです。

どの位置から撮れば最も綺麗なのか、いろいろと試していると、
妙齢のご婦人がいらして、何かいるんですかと質問をされました。
氷ですとお答えすると、残念そうな様子です。
どのような内容ならば、ご満足をいただけたのかと。

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■■■ 2015.1.12 ■■■
#265 曇りなら近づいて

いつもの道を散策していたら、赤いものが目に入りました。
もう、梅の蕾が開いているではありませんか。
調べてみると、去年もいま頃に咲き始めています。
このあたりでは、白梅よりも紅梅のほうが早いようです。
色味の少ない季節は、ひとつでも赤いと目立ちます。

いつも思いますが、梅は撮りにくい花で、
強く写りがちな枝を、どのように処理をするのかが問題です。
撮影をする時の基本は、光の状況に合わせて、
晴れたら離れて、曇りなら近寄るようにしています。

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■■■ 2015.1.15 ■■■
#266 落ち葉のベッド

雨でも雪でも、天気は気にせずに撮影をするものの、
自然を写す時は、風の日は出かけないことが多いです。
ピントが合わせにくくて、なおかつぶれてしまいます。

風速が7メートルもあるというので、迷いましたが、
たまには風もよいのではないかと、出かけることにします。
気温が7度と低いので、体感温度はほとんど0度です。

いつもは陽が当たる落ち葉のベッドも、曇りだと寒々としています。
それでも、何もないよりは暖かいのかもしれません。

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■■■ 2015.1.17 ■■■
#267 複雑な関係

水鳥が2羽、仲良く泳いでいます。
そもそも、アヒルはマガモを家畜化したもので、
違う種類と思われがちですが、生物学的には同じ仲間です。
たぶん、同じ言語で会話ができるので、
一緒にいるのではないか、という気がします。

アヒルというと、一般的には白を思い浮かべますが、
マガモのような色をしたものもいるので、見分けがつきにくいのです。
おまけに、アヒルとマガモから生まれたアイガモというのもいて、
さらに関係が複雑で、ますます厄介です。

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■■■ 2015.1.20 ■■■
#268 大寒

この日は、年間で最も寒いとされている大寒です。
無彩色な時期は、少しでも鮮やかなものがあると目立ちます。
ナンテンにしては実が細長い感じですが、種類がいろいろとあるのかもしれません。

丸いボケのことを玉ボケと呼びますが、比較的最近の写真用語だと思います。
古いレンズの絞りは多角形で、いまのように滑らかな円形ではありません。
そのため開放で撮らない限り、多かれ少なかれボケはごつごつしていたので、
玉ボケという言葉も、その昔はあまり使われていないようです。
綺麗な玉ボケは被写体よりも目立ち、主客転倒になる懸念があります。
ここでは、あえて玉ボケが出ないアングルを探しました。

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■■■ 2015.1.24 ■■■
#269 風を感じて

このところ、北風の強い日が続いています。
旅に出れば、その時々に応じて撮ることに慣れていますし、
広角レンズのスナップが中心なので、風はさほど関係がないのですが、
近所で撮影をする自然の写真は、接写系が多いために、
被写体が揺れると撮りにくくて、風が吹くと出かけるのが億劫になります。
それでも、その時に与えられた状況で写すことも楽しみなので、
風がある日でも、たまに出かけています。

強く吹く日には、水鏡の映り込みは見ることができませんが、
水面を走る波の模様が、風を感じさせてくれます。

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■■■ 2015.1.25 ■■■
#270 真冬の珊瑚

同じところばかりを散策していると、さすがに飽きてしまうので、
日頃、歩かないところに足を伸ばしてみました。

足元で見つけたのは、艶々と輝くフユサンゴです。
黄緑の実は黄色から橙色へと変わり、まさに珊瑚のように見えます。

丸い実を撮る時には、どこにピントを合わせるかで迷います。
レンズに近い先端部にするか輪郭にするか、それとも模様にするか、
それらを、状況に応じて使い分けています。
球形のものを撮るのは、なかなかに難しいのです。

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