晴れ、ときどき更新



■■■
2014.12.14
■■■
#251 赤と黄

近くにあるイロハモミジは、ほとんどが黄色なのに、
なぜか2枚だけ、赤いものがありました。

モミジの葉には、緑と黄の色素はあり、
その他の色はなくて、後から作り出されることになります。
緑が抜けないうちは、濁り気味の紅葉も、
秋が深まるにつれて、綺麗な赤に変わるようです。

赤くなるメカニズムは解明されても、理由はよくわからないようです。
自然の世界には、相変わらず不思議がたくさんあります。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.16 ■■■
#252 静かな池

暗いうちに目が覚めてしまい暇なので、カメラを手に出かけました。
季節が夏ならば、夜明け前でも多くの人が歩いていますが、
この寒さでは、ちらりほらりという程度です。

北からの水鳥が、今年は記録的に少ない気がします。
この池に降りても、また他のところに移動をするものもいるようで、
あまりに静かだと、さすがに寂しいものです。

ファインダーの中を横切るのは、いつもいるカイツブリです。
池が静かで、喜んでいるのかもしれません。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.19 ■■■
#253 鳥のような

今年の秋は、短く感じます。
寒い日が多いわけではありませんが、紅葉はもう終わりです。

以前にも書きましたが、モミジとカエデの違いは明確ではないようです。
葉が5つ以上に分かれているものはモミジで、3つ以下ならばカエデ、
切れ込みが深いのがモミジで、浅いのがカエデなどという話もありますが、
必ずしも、そう簡単には分けられません。

これはトウカエデで、名前に唐がつくように中国が原産です。
葉の形は、鳥が飛んでいるようにも見えます。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.21 ■■■
#254 起きています

いつの間にやら、爆発的に増えた鯉。
その昔、池の近くに釣り堀があり、
そこにいた末裔が、大きく成長をしたのか、
それとも、誰かが持ち込んだものかもしれません。
ここでは外来種ということで、駆除の対象です。

水温が下がると、冬眠をするようですが、
いまのところ、元気に餌をおねだりしています。
池の水は、地下から汲み上げているので温かく、
外が寒くても、起きているのかもしれません。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.23 ■■■
#255 誰も拾わない

池のはずれに、大きなカリンの木があります。
この時期になると、熟して黄色くなり、
土の上だけではなくて、池に落下するものも多いようです。
大きさが拳くらいはあり、かなりの固さがあるので、
自分のような石頭の人でも、当たると危険かもしれません。

カリンの実は、薬用として使われますが、
固くて渋くて、生で食べることには適さないので、
たとえ、立派なものが落ちていても、
見向きもされず、拾う人もいないようです。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.25 ■■■
#256 冬のカマキリ

12月でも、カマキリを見かけることがあり、
今年もまた、オオカマキリに出会いました。
陽当たりのよい場所で、体を暖めています。
しかし、ほとんど動くことはありません。
夏の頃の、敏捷で攻撃的な姿はなくて、
レンズを近づけても、こちらを見ようともしないのです。

雌のようですが、お腹の膨らみ方が微妙です。
卵を産んだ後なのか、それともまだなのか。
これから産卵をするのは、体力的に難しいかもしれません。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.26 ■■■
#257 大きな三日月

帰る途中で、真正面に綺麗な三日月が。
すぐにカメラを取り出して、撮影会の開始です。

お月さまが被写体の時は、露出モードはマニュアルにします。
絞りは開放で、シャッタースピードは1/4秒にセット。
手ぶれ補正が利きますが、さすがにこの速度ではぶれやすいですし、
いつも小動物のようにヒクヒクしているので、手すりに肘を当てて固定をしました。
手前には、冬枯れの梢を入れて。

三日月にもいろいろなサイズがあり、この日は今年になり2番目に大きいようです。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.28 ■■■
#258 頭と鼻が黒い猫

我が家の近所で、また猫が増えています。
みなさん共通をしているのは、目つきが悪いことです。
野良として生きていると、優しい顔などしていられないのかもしれません。

いつも一緒にいる2匹の猫には、ようやく近寄れるようになりました。
仲間として、少しは認知をしていただけたようです。
頭と鼻が黒い子は、初めて見かけました。
ちいさいので、産まれてまだそれほどではないのかもしれません。
静かに寄ろうとしたら、凄い勢いで逃げられました。
マクロレンズで撮影ができるくらい、いつかはお近づきになりたいものです。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.12.30 ■■■
#259 ナルキッソス

冬に咲く花として思いつくものに、スイセンがあります。
一般的にスイセンと呼ばれて、よく見かけるのはニホンズイセンで、
花の中央にある副花冠という部分が、黄色いのが特徴です。

ニホンズイセンの元と言われているのが、フサザキスイセンです。
原産地は地中海で、いくつもの花が纏まりながら咲きます。
全体が白いものが、基本のようです。

スイセンの学名は、ナルキッソスです。
ギリシャ神話に出てくる美少年のことで、ナルシストの語源とされています。

 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2015.1.2 ■■■
#260 南米の草

また、新しい年を迎えました。
池のまわりの散策を始めて、もうかなりの年月になります。
我ながらよく飽きないと思いますが、いつもなんらかの変化があるので、
同じところでも、退屈をすることはありません。
今年もまた、ぐるぐる歩きは続きます。

池の端に、ススキの親玉みたいな植物が生えています。
シロガネヨシという名前ですが、パンパスグラスという英名のほうが通るかもしれません。
パンパとは南米の草原のことで、そこで育つだけのことはあり大きいです。
3メートルくらいもあるので、常に見上げて観賞します。

 写真をクリックすると拡大します


  トップページはこちら    「晴れ、ときどき更新」掲載一覧はこちら   前のページはこちら   次のページはこちら