晴れ、ときどき更新



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2014.11.3
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#231 紅葉開始

秋の訪れが早いせいか、気候も不安定な気がします。
暑いからとTシャツにしたら、急に涼しくなり、
寒いので長袖にしたら、汗をかくほどの陽気になり、
気温の変化が激しいと、体調をついていかせるのも大変です。

池のまわりが色づき始めて、本格的な秋の到来となりました。
これからしばらくは、さまざまな紅葉を楽しめそうです。

見てすでに綺麗なものを写すのは、難しいことなのかもしれません。
春の桜もそうですが、紅葉も同じです。


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■■■ 2014.11.4 ■■■
#232 幸せのテントウムシ

キイロテントウが、チカラシバで雨宿りをしています。
このあたりではあまり見かけない、5ミリくらいのちいさな虫ですが、
テカテカと光る黄色は、やたらとよく目立ちます。
それにしても、あまりにずばりな名前ですが、
これだけ色が強烈だと、他には考えようがないのかもしれません。

黄色というのは、幸せをイメージするらしいので、
ひとひねりして、名前をレモンテントウとかにしていたら、
幸福を運ぶ虫として、人気が出たかもしれません。
目の上の黒丸は麻呂眉みたいで、高貴な感じがします。

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■■■ 2014.11.6 ■■■
#233 秋に咲く夏の花

もう11月だというのに、まだ朝顔が咲いていて、
このような季節外れに花をつけることを、狂い咲きと呼びます。

しかし、この花にそれは失礼かもしれません。
セイヨウアサガオは、秋から冬が開花期です。

朝顔というものは、朝に咲いたら昼には萎むと思われていますが、
秋に咲くものは、日中でも平気で開いたままです。
寝坊助さんでも見ることができるので、ありがたいものの、
情緒がないといえば、それまでかもしれません。

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■■■ 2014.11.8 ■■■
#234 がんばれがんばれ

1本だけ咲いているセイタカアワダチソウに、モンシロチョウがいます。
このあたりはキャベツ畑が広がり、かつてはよく見かけましたが、
いまはたまたま偶然でないと、なかなかお目にかかれません。

ファインダーを通して見ると、翅がかなり破れていました。
モンシロチョウの寿命は、成虫では半月くらいのようです。
そのくらいの期間で、これほどぼろぼろになるものかと思います。

よれよれになりながらも、蜜を吸うために飛び回る姿を見ると、
がんばれがんばれと、声をかけたくなるのです。

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■■■ 2014.11.10 ■■■
#235 これは十両

一両、十両、百両、千両、万両。
これらはすべて、植物の名前です。
共通しているのは、ちいさな赤い実がつくことです。
名前はわからなくても、誰もが見たことがあると思います。

最もちいさいのが一両かと思いきや、背が低いのは十両です。
30センチくらいの可愛い植物で、日陰を好みます。
ヤブコウジとも呼ばれていて、百両や万両もヤブコウジ科なので、
大きくはありませんが、科を代表する存在です。
一両と千両は実のつき方が少し違い、別の科になります。

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■■■ 2014.11.12 ■■■
#236 目がしましま

鼻先が天狗のように尖り、翅が透けているのでテングスケバ。
まんまといえば、まんまな名前です。

なによりもサイケで、目にも模様がついています。
それも、オレンジ色の縞々です。
どのように見えているのか、興味があります。
自分の目が、このようなシマシマなのは嫌ですが。

1センチくらいしかありませんが、ファインダーを通して見ると大迫力です。
マクロレンズがあると、新しい発見に出会えます。

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■■■ 2014.11.14 ■■■
#237 ちいさな月

葉は落ちましたが、ひとつだけ実があります。
さてさて、これは。

柑橘系であることは間違いありませんが、いまひとつ特定ができません。
大きな棘はカボスに似ているものの、実はキンカンくらいなので、
となると、これはスダチではないかと思われます
家の近くにある植物でも、知らないものがたくさんあるのです。

暗いところに、まんまるい黄色のものがぽつんとあると、
なんとなく、お月さまのようです。

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■■■ 2014.11.16 ■■■
#238 夜明け前

予報では晴れなので、夜明け前に池に行きましたが、
雲が多くて、日の出を見ることはできません。

暗いうちから、かなりの数の人が公園にいて、
池の上では、カルガモ軍団が早くも始動をしています。
明るくなる前から、どこかにお出かけのようです。

11月に入ると、渡りの季節になり、
これからは、いろいろな鳥で賑わいます。
今年は果たして、どのくらい来てくれるのか楽しみです。

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■■■ 2014.11.18 ■■■
#239 わずかな紅葉

このところ、紅葉が遅れている感じがします。
そして、年々美しくなくなる気がするのです。

今年の紅葉は、色づきもおかしいのかもしれません。
まわりの葉が、まだ青々としているのに、
部分的に赤くなり、先に枯れています。

実際には、それほど変化をしていなくても、
記憶の中にあるものは、美化をされやすいので、
過去のほうが、綺麗に思えるのかもしれません。

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■■■ 2014.11.20 ■■■
#240 捕まえたるで

奇妙な形をしているのは、漢字では安土蜘蛛と書くアズチグモです。
カタカナ表記ではアヅチのはずですが、なぜかアズチ。
名前の由来は、正確にはわかりません。
カニグモ科に属していて、手がハサミのようです。
これほど大きく腕を広げて、捕まえたるで!感を丸出しにしていたら、
よほどの馬鹿でもない限り、誰も近くに寄らないと思います。

蜘蛛というと気持ちの悪いイメージがある一方で、スパイダーマンは人気があります。
同じ嫌われ者でも、ゴキブリとは大違いです。
正義の味方コックローチマンなんて、聞いたことがありません。

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