晴れ、ときどき更新



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2014.8.15
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#191 待ち伏せ

シンテッポウユリが、一斉に咲き始めました。
テッポウユリとタカサゴユリの交配種で繁殖力が強く、近所で野生化をしています。
それにしても、新百合ヶ丘駅みたいな名前です。

カマキリが、獲物を待ち伏せしているようです。
まだまだちいさくて、成長が遅いかもしれません。
この花に虫が来ているのを、見たことがない気がします。
なので、大きくなれないのかもしれません。

マクロレンズで静かに近寄りましたが、気がつかれてしまいました。


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■■■ 2014.8.17 ■■■
#192 早朝散歩

ゆうべ寝たのは、午前2時を過ぎていたものの、
蚊に刺されたところが痒くて、4時半には目が覚めてしまいました。
仕方がないので、早朝の散歩に出かけます。

お年寄りたちが、池のまわりを歩いていました。
皆さんお元気で、その人数の多いこと。
F1のように、ぐるぐると周回をされている方もおられるようです。

目を傷めないように気をつけながら、太陽にレンズを向けて撮ります。
カルガモのカップルが、よい感じで泳いでくれました。


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■■■ 2014.8.19 ■■■
#193 青いブイブイ

図鑑を見ていてると、不思議な名前の昆虫がいます。
その名も、ドウガネブイブイ。
コガネムシやカナブンの仲間ですが、なぜかブイブイ。
ドウガネは銅色をしているということで、ブイブイはブンブン飛ぶという意味のようです。

アオドウガネが、このあたりには佃煮にできるほどいますが、
その名前では、青色で銅色ということになり、
本来ならば、アオブイブイというのが正しいと思います。
植物の葉が主食ですが、ヨウシュヤマゴボウの実を食べているところを初めて見ました。
好き嫌いが少ないので、爆発的に増えているのかもしれません。


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■■■ 2014.8.21 ■■■
#194 気になる気になる

キタテハのようですが、日光浴をしています。
近寄れない場所にいるため、フレーミングが難しくて、
葉のバランスを考えながら、翅が1枚だけ見えるように撮りました。

しかし、どうも不思議です。
翅の裏側から写しているはずなのに、見えているのは表の模様です。
キタテハの翅の裏は、地味な茶色のはずなので、
図鑑で調べてみましたが、やはり変な気がします。
逆光で透けて、表の模様が見えているのかもしれません。
気になり始めてしまうと、気になるのです。


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■■■ 2014.8.23 ■■■
#195 無の時間

月日が経つのは早いものだと、つくづく感じます。
しばらく前にノカンゾウを撮りましたが、気がついたらまた咲いていて、
あれからもう、1年が過ぎているのです。
あとどのくらいの回数、このように繰り返すのか、
もう少し中身のあることをしなければと思いつつも、気ばかりが焦ります。

マクロ撮影でピントが合う場所は、ほんのピンポイントです。
手前のおしべの先端に、マニュアルで慎重に合わせます。
撮影していて疲れますし、夕方には目が痛くなるものの、
心が無になれる、幸せな時間かもしれません。


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■■■ 2014.8.25 ■■■
#196 木漏れ日の中で

クロイトトンボは、このあたりではそれほど数が多くはありません。
水面すれすれを、2匹で飛んでいましたが、
追いつ追われつ、縄張り争いをしているようです。
枝にいるのを見つけて写そうとすると、すぐにスクランブル発進をします。
なかなか、落ち着いて撮影をさせてくれません。

トンボが浮き上がるように、背景は明るい木漏れ日にしました。
緑色に輝いているのは、水面に反射をした葉です。
やや暗い状況なので、ISOは1600にしましたが、
最近のデジタルカメラは、高感度でも綺麗です。


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■■■ 2014.8.27 ■■■
#197 夏もそろそろ

今年は猛暑日が多くなると、予報では伝えていましたが、
35度を超えることは少なくて、どちらかというと涼しい夏です。

朝早くに散歩をしていたら、脱皮をしたばかりのイナゴがいて、
お尻をプリプリと振りながら、抜け殻を遠くに飛ばしていました。
イナゴを見ると、秋の始まりを感じます。

人間も脱皮をしたら、面白いかもしれません。
抜け殻を道に捨てないでください、とか、
これから脱皮をするので有給休暇をいただきます、とか。


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■■■ 2014.8.29 ■■■
#198 そこにある光で

昼間なのに日陰で休んでいるのは、ウスバキトンボです。
漢字で書くと、薄羽黄蜻蛉。
名前の通りに翅が薄くて黄色くて、虎みたいなお腹をしています。

ここでご紹介をする昆虫は、ほぼすべてが静止をした状態です。
飛んでいるトンボは、よくわからないので写しません。
というよりも、写せません。
動きを撮るには、フラッシュがあると便利なのですが、
自然の中で人工光を使いたいと思いませんし、使いこなせません。
そこにある光で、自分の写真には十分なのです。


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■■■ 2014.8.31 ■■■
#199 天然のシャワー

今年の夏は、綺麗に晴れた日が少ないかもしれません。
曇りや雨が多くて、とんでもない豪雨もありました。
気候は年々変わるものとはいえども、最近は極端な気がします。

土砂降りの中でも、カルガモは動じません。
もともと水の上に浮いているのですから、濡れてもよいのです。
むしろ、天然のシャワーを楽しんでいるようにも見えます。
水浴びをする手間が省けた、くらいのつもりかもしれません。

8月も、もう最終日です。


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■■■ 2014.9.2 ■■■
#200 200回目は猫

「晴れ, ときどき更新」も、200回目の更新を迎えました。
近所で撮影したものだけで、これだけの数をご覧いただけて、
意外と撮れるものだと、自分でも感心をしています。
とはいえども、歩き方がパターン化をしている傾向もあるので、
自分の努力次第で、まだ変化のある写真をご覧いただける気がします。

記念すべき区切りの回ということで、どれを掲載しようかと悩みましたが、
ここではあまりご紹介をしていない、池のほとりで暮らしている野良猫にしました。
やはり夏は暑いようで、だらりんとしています。
またカメラを持ったあいつだ、というような目です。


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