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#185 突然の雨
気をつけないといけないのは、夕方からの雨です。
昔から夕立ちはありましたが、最近はそのような生易しいものではなくて、
とてつもない量で、あられまでもが降ります。
先日もバケツを逆さまにしたようになり、近くの川が氾濫寸前でした。
いつもは浅く流れているので、溢れそうになるとは思いもよりません。
自然がすることは、人間の想像を遥かに超えています。
この時期に午後から出かける時は、雨具を忘れないようにしたほうが安心ですが、
傘のない時に降られても大丈夫なように、雨宿りに適した場所をいくつか見つけてあります。
自分は濡れてもよいのですが、撮影機材は守らないといけません。
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#186 よい感じ
朝早くに歩いていると、連結しているアオモンイトトンボを見つけました。
#029のような形のよいハート型ではありませんが、なかなかよい感じです。
低い位置から入る光もまた、とてもよい感じです。
2匹にピントが合うようにしながら、背景のボケをどこに入れるかを考えます。
イトトンボと重ねるか外すのか、その両方で写してみましたが、
ずらしたほうが、主従が明確になるようです。
いろいろと試すことができるのが、デジタルカメラのよいところかもしれません。
なんとなく綺麗に撮れたのではないかと、自画自賛です。
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#187 どちらがよいのか
池にのまわりには、以前から遊歩道があり、
子供の頃は、雨が降るとぬかるんでいました。
いまは歩きやすいように、木道ができています。
このミソハギが咲いている場所も、その昔はプールで、
それから釣り堀になり、現在では湿地帯として保全されています。
整備をするのと自然に任せるのと、どちらがよいのかは難しいのですが、
人の手がまるで加えられないと、この池はどのようになるのか、
その姿も、見てみたい気がします。
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#188 素敵なモンシロチョウ
その昔、このあたりはキャベツの大産地で、
嫌というほど、モンシロチョウを見かけたものです。
最近は宅地化が進み、畑がほとんどなくなり、
以前に比べて、出会う機会が激減しました。
雨上がりに、エノコログサで休んでいます。
わさわさと飛んでいた頃は、あまり気にしていませんでしたが、
よく見ると、純白でとても素敵です。
あまり見かけない生き物は、被写体として魅力的かもしれませんが、
普通にいる虫たちも、綺麗に写してあげたいと思います。
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#189 私も鴨になりたい
台風が近づいてきて、朝から雨になりました。
明日からは晴れそうなのと、まだ風は吹いていないので、
いつものように、池をぐるりと散策をすることにします。
風が吹くとブレたりピントが合わないなど、撮影範囲が狭まるものの、
雨ならば服が濡れるだけのことで、後で乾かせばよいのです。
池のほとりにいると、降りが一段と激しくなりました。
大きな傘でも、腰から下が完全に濡れてしまいます。
水面が白くなるほど、叩きつけるように降る中でも、
カルガモは平然として、毛づくろいをしているのでした。
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#190 左のマイマイ
台風は過ぎましたが、また雨になりました。
雨で喜んでいるのは、カタツムリかもしれません。
カタツムリの多数派は、右巻きなのですが、
このあたりにいるものはヒダリマキマイマイという種類で、その名の通りに左巻きです。
マイマイの語源は舞い舞いや巻き巻きで、ぐるぐるとした殻からきています。
子供の頃は腕の上を這わせたりしていましたが、いまは気持ちが悪くてできません。
現物を見てしまうと、エスカルゴを食べるのも躊躇をしてしまいます。
口にすることなど、50年に一度くらいしかないのですが。
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