■■■ 2024.3.22■■■
#1901 春のまんまる
この冬もまた、記録的な暖かさでしたが、
平年並みに寒い日も、そこそこあり、
寒暖の差が激しくて、体調や衣服の管理が大変です。
急激な気温の変化の繰り返しに、植物も驚いているのか、
いつもの春とは、開花の順序が少し違うような感じがします。

足踏み状態のミツマタも、ようやく見頃を迎えています。
数年前は端からヒヨドリに食べられて、ぼろぼろにされたものの、
今年は目をつけられず、無事にまんまるです。
絞りを開け気味にして、柔らかな逆光で写しました。



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■■■ 2024.3.24 ■■■
#1902 そろそろ北へ
各地のハクチョウが北へと旅立つのが、半月ほど早いようです。
我が家の近くのカモたちも、すでにかなりが消えています。
オナガガモはいなくて、キンクロハジロも少なくなりました。
やはり、妙に暖かい日が続いた影響かもしれません。

オカヨシガモは雌雄ともに、地味なのが特徴です。
このところの数年は、10羽ほどの群れで来ていたのに、
今年の冬は、ひと組のつがいしか確認をしていません。
姿を見せるのも帰るのも、どちらかというと遅めの種類なので、
あともうしばらくは、お目にかかれる気がします。


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■■■ 2024.3.26 ■■■
#1903 起きたり寝たり
季節が春へと向かう時に、三寒四温という言葉がありますが、
今年の場合は、それがあまりにも極端な感じです。

2月に暖かい日が続いて、キタテハが目を覚ましましたが、
その後に再び寒さが訪れたと思いきや、また急激に気温が上がり、
越冬をしていた蝶たちは、起きたり寝たりと、
どうすればよいのか、まごついているかもしれません。

いまの時期は、花の種類も数もまだ多くはないので、
アセビが咲くと、喜んで蜜を吸いに来ます。


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■■■ 2024.3.28 ■■■
#1904 飛び立つダイサギ
フィルムの頃は、ワンカットずつ手で巻き上げていたので、
いまでも基本は、シャッターボタンのひと押し必撮ですが、
最近のカメラは連写性能が優れているので、たまに試しています。

個人的な印象では、そこそこ動きのある被写体には、
秒5コマくらいでは、狙いたい瞬間を逃がすことが多くあり、
最低でも15コマから20コマは、必要ではないかと思います。

新しい機能で活用ができそうなものは、撮影に取り入れたいものの、
なにぶん不器用なので、なかなか使いこなせないのです。



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■■■ 2024.3.30 ■■■
#1905 いよいよ春本番
ようやく、東京でもソメイヨシノの開花宣言が出て、
その日の午後に、一気に気温が上がりました。
これからは20℃近くの日々が続き、いよいよ春本番のはずです。

風が弱まるのを待ち、ぶらりと出かけます。
諸般の事情により、我が家のまわりを歩くのはひさしぶりです。
しばらく見ないうちに、地面が花で彩られていました。

モクレンの蕾が、夕方の光で輝いています。
かなり膨らんでいるので、もう間もなく咲くはずです。



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■■■ 2024.4.1 ■■■
#1906 夏ではありません
この日の気温は、28.5℃まで上がりました。
東京の3月としては過去最高で、7月初旬の陽気に相当します。
ソメイヨシノが咲き始めたばかりだというのに、とんでもありません。
数日前まで、寒い寒いと呟いていたのが嘘のようで、
そこに海パンがあれば、プールに入りたいくらいです。

ミシシッピアカミミガメも、さすがに冬眠から目覚めたようですが、
なんとなく落ち着きがなく、あたりをキョロキョロと眺めています。
もしかすると、寝坊をしたと思い込んで、
これだけ暑いと、いまは夏だと勘違いをしているのかもしれません。


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■■■ 2024.4.3 ■■■
#1907 春なのに大喧嘩
カルガモ同士の小競り合いは、以前からありましたが、
これから繁殖期が近づくと、大喧嘩が増えそうです。
池の広さに対して、数が多いのかもしれません。

バシャバシャと羽で水面を叩きながら、相手よりも有利な体勢を作り、
首に狙いを定めて噛みつき、どちらかが逃げるまで勝負は続きます。

実力が伯仲をしているのか、この日の攻防は一進一退です。
優劣がつかないままに双方ともに疲れて、一旦は休憩に入りますが、
すぐに第2ラウンドが始まり、再び戦いを繰り広げていました。



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■■■ 2024.4.5 ■■■
#1908 緑になる前
暖かい日が多くなり、ようやく春本番という感じです。
池のほとりの桜は満開で、広葉樹には芽吹きが見られますが、
まだ寒の戻りがあるそうなので、油断はできません。


自分くらいの年齢になると、夏の暑さや冬の寒さはもういらなくて、
ぬるま湯のような陽気が、果てしなく続くほうが嬉しいです。

この場所からの眺めは、夕方に近い時間帯が素敵です。
薄い雲で拡散された光が、木々を優しく包み込みます。
ほとんど風がないので、水鏡が綺麗に映りました。



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■■■ 2024.4.7 ■■■
#1909 満開になりました
その昔から、川沿いに桜並木があるのは、
お花見に多くの人が来て、土が踏み固められることにより、
土手の強度が増して、決壊を防ぐためなのだそうです。
そしていまも、それが風習のように残されています。


なんと7年ぶりに、東京の満開が4月にずれ込みました。
入学式と重なり、新入生には嬉しい贈り物かもしれません。
我が家のあたりは、今年は花のつきがよいようで、
夕方の柔らかな光が川面に映ると、さらに美しさが増しますが、
たいした名所ではないので、訪れる人はちらりほらりです。


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■■■ 2024.4.9 ■■■
#1910 花粉まみれ
桜を心待ちにしているのは、人間だけではなくて、
鳥たちもまた、この季節が楽しみなようです。

特にヒヨドリは、大好きかもしれません。
蜜を舐めるために、花の奥にまで顔を押し込むので、
嘴のまわりには、黄色い花粉がたくさんついてしまいます。

本来であれば、受粉を助けてくれるはずが、
品種改良で生まれたソメイヨシノは、残念ながら実がつかず、
数を増やす手段は、接ぎ木か挿し木しかないのです。



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