■■■ 2023.12.13■■■
#1851 大先輩
我が家の近くのケヤキは、樹形が美しくて、
秋になると、全体が黄色く彩られます。
この写真では、たくさんの木があるように見えるものの、
根元でひとつに繋がり、実は1本です。

推定樹齢は300年で、かなりの大きさですが、
昔から、ここにあるのではなくて、
60年ほど前に、茨城県の水海道から移植されました。
当時すでに、200歳を超える巨木なので、
かなりの苦労をして、運ばれたに違いありません。



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■■■ 2023.12.15 ■■■
#1852 たくさん実りましたが
イイギリが、綺麗に色づきました。
たくさん実がついた木と、そうではないものに、
今年に関しては、大きく分かれたような感じです。
いつもとは違う気候の影響が、ここにも現れているのかもしれません。

ちらりほらりと、ヒヨドリが飛んで来ますが、
あまり好みではないのか、少しついばむと消えてしまいました。
年明けまで残ることが多いものの、最終的には食べ尽くされるので、
時が経てば美味しくなるのか、それとも仕方がなく口にしているのか、
鳥と言葉が通じるのであれば、聞いてみたいです。



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■■■ 2023.12.17 ■■■
#1853 悪くはない秋の色
夏の暑さの影響が残り、紅葉は遅く始まりましたが、
その後は、駆け足で進行をしているようです。

それ以外にも、いつもとはかなり違う感じがします。
例年であれば、いの一番に色づくはずのオオモミジが、
どういうことか、イロハモミジの後塵を拝しているだけではなくて、
明るい黄色に変わるはずが、赤味が強くなりました。

背景に空の青が混じり、さらにカラフルさが増したようです。
この秋の色も、悪くはないかもしれません。



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■■■ 2023.12.19 ■■■
#1854 自然の摂理
ようやくこれから、寒さが本格化しそうです。
越冬ができない蝶も、今年はかなり長生きをしたものの、
さすがに、厳しい時期を迎えています。

サトキマダラヒカゲが、よろよろと低空飛行をしていて、
危ないなあと思いながら見ていたら、池に落ちました。
こうなると表面張力に阻まれて、飛び上がることができません。

しばらくするとカルガモが来て、ぱくりと食べてしまいました。
可哀想ですが、自然界はこれでよいのだと思います。



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■■■ 2023.12.21 ■■■
#1855 ようやく冬へ
秋から冬にかけては、木々の葉が美しい時期ですが、
池に映る水鏡も、負けず劣らず綺麗に見えます。
穏やかな風によるさざ波や、水鳥が動いて起きる水紋で、
水面が揺れるさまも、また素敵です。

いままで、平年を上回る気温の日々が続いて、
手袋やマフラーをせずに、散策をしていたものの、
12月も下旬に入ると、さすがに寒さが厳しくなりました。
これからは、冬景色を撮影できる楽しみはありますが、
この年齢になると、早く春にならないかなとも思うのです。



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■■■ 2023.12.23 ■■■
#1856 合理的かも
ムサシアブミには、たくさんの実がつくために、
茎が支えきれずに、ほとんどが熟す前に倒れてしまいます。

遅かれ早かれ、種を地面に落とすので、
無理をしてまで立ち続ける理由は、ないのかもしれません。
エネルギーの消費を考えれば、合理的だと思います。

自分も頭のサイズが、平均よりも大きくて重たいのと、
このところ寒いので、寝てばかりいますが、
それはただの怠惰だと言われれば、返す言葉もないのです。



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■■■ 2023.12.25 ■■■
#1857 氷が張る頃
明け方の気温が、ついに0℃以下になりました。
去年も同じくらいの時期に、氷が張り始めていますが、
全体的には、今年のほうが暖かいようです。

イロハモミジは、帳尻を合わせるように急ぎ足で色づいて、
あれよあれよという間に、終盤になりました。
いつもよりも見頃が短いので、慌ててしまいます。

人間よりも鳥類のほうが、色の認識能力が高いそうなので、
さらに綺麗に、紅葉が見えているのかもしれません。



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■■■ 2023.12.27 ■■■
#1858 初冬夕景
池の対岸で色づいているのは、メタセコイアとラクウショウです。
遠目には酷似していて、近くでも見分けがつきにくいものの、
葉の付き方が微妙に違うので、判別ができます。

前者の名前は、少し変化をしたセコイアという意味です。
1939年に化石が発見されて、2年後に中国で実際の木が見つかり、
いまでは、あちらこちらの公園に植えられています。

後者は北アメリカが原産地で、漢字では落羽松と書きます。
松に似ているので名付けられましたが、杉に近い種です。



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■■■ 2023.12.29 ■■■
#1859 ポンプが壊れて
ここの池は、地下水を汲み上げて満たされていますが、
数ヶ月前に、ポンプが故障をしてしまい、
修理依頼中と書かれているものの、いつ直るのかわかりません。
多少は自然に湧き出てはいても、それではまるで足りなくて、
徐々に水位が下がり、一部が干上がり始めました。

水溜まりのような場所に、アオサギが来ました。
逃げ場がない小魚やエビは、バイキングのように食べられてしまいます。
この状態が、さらに続くのであれば、
水生植物にも影響が出そうで、やや心配になるのです。



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■■■ 2023.12.31 ■■■
#1860 冬の散歩道
イロハモミジの色づきは、かなり進みましたが、
紅葉の状態で年を越す木が、まだそこそこあります。
最近では、めずらしい光景ではないものの、
これほど本数が多いのは、たぶん初めてです。
地球温暖化が進むと、さらに増えるのかもしれません。

いつも散策をする道が、落葉で埋め尽くされていました。
晴れた日には、かさかさという音がして、
濡れていれば、足の裏に柔らかさを感じます。
最も気持ちよく歩ける季節は、いまかもしれません。



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