■■■ 2023.9.25■■■
#1811 市川から来た子
いつもは秋が深まると池に来るダイサギが、早くも9月に現れました。
夏は黒い嘴が、もう冬仕様の黄色に変化をしています。

写真を拡大したら、山階鳥類研究所が着けた足環が見えます。
書かれた番号を調べてみると、2019年に千葉県の市川で生まれて、
2年ほど前からは、30キロも離れたこのあたりにいるようです。

先住民のアオサギやカワウに、若干いじめられている感じですが、
カルガモとは、そこそこ仲がよいようです。
気になるものがあるのか、一緒に同じ方向を眺めていました。



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■■■ 2023.9.27 ■■■
#1812 来年に向けて
ヤブニッケイの木に、アオスジアゲハの雌が来ていました。
上手に産めたかしらんと、飛びながら確認をしているかのようです。

葉の縁に見えるのが卵で、直径は1ミリほどしかありません。
これから幼虫になるものは、蛹の状態で冬を過ごして、
来年の春から初夏の頃に、蝶になります。

寒い時期へと向かうのを、どうやら理解をしているらしくて、
たとえ季節外れの暖かさが続いても、羽化をしません。
自然というものは、きちんとプログラミングされているようです。



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■■■ 2023.9.29 ■■■
#1813 早くも熟して
柿の実が落下して、その勢いで裂け目ができていました。
9月の初めに、最初のものが落ちてから、
いまではもう、かなりの数を地面で見かけます。

かつてないほど暑い日が、とんでもなく長く続いたからなのか、
記憶力が貧弱なため、正確ではありませんが、
いつもの年に比べると、熟すのがかなり早いように感じます。

この夏の異常さに影響を受けたのは、人間だけではなくて、
もしかすると、植物たちも困惑をしているのかもしれません。



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■■■ 2023.9.30 ■■■
#1814 中秋の満月
旧暦においては、7月から9月までが秋で、
真ん中の8月15日の夜空に見えるのが、中秋の名月です。
いまの新暦では9月29日で、今年は満月と重なりました。

E.T.でもいないだろうかと、ファインダーを覗いていると、
右から左へと、ちいさな黒い物体が移動をします。
UFOかなと拡大をしてみると、残念ながらジェット機でした。

機内からも、綺麗なお月さまを眺めていて、
ほんの少し距離が近いので、より大きく感じているのかもしれません。



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■■■ 2023.10.2 ■■■
#1815 元気でありますように
♯1803のハッカンは、そこに棲みついて、
大きな体ですが、器用に木に登りながら、
洞に落ちた実を、上手に食べていました。
人間に対する警戒心は、ほとんどないようで、
カメラを向けると、可愛くポーズをしてくれます。

しかし、この日を境に姿が見えなくなりました。
そもそも、日本にはいない鳥なので、
自然で生きていくのは、大変に違いありません。
保護されて、どこかで暮らしていればよいのですが。



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■■■ 2023.10.4 ■■■
#1816 ミステリー
赤い色に吸い寄せられるように、キアゲハが来ました。
よく似たナミアゲハとの違いは、名前の通りに黄色味が強いのと、
翅の付け根が黒く塗りつぶされているので、見分けがつきます。

ヒガンバナの花は大きくて派手ですが、種ができることはなくて、
基本的には、球根の株分けにより増えます。
なんのために咲くのか、いまだにミステリーらしいです。

自然の生き物は、できるだけ無駄を排しているのかと思いましたが、
必ずしも、そうではないのかもしれません。



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■■■ 2023.10.6 ■■■
#1817 ひさしぶりの長袖
10月に入り、ようやく秋へと向かいつつあるようです。
この日の最高気温は19℃にもならず、さすがにTシャツでは肌寒くて、
いつ以来だろうかと思うくらい、ひさしぶりに長袖にしました。

袖がある服を着ると、虫除けを塗る必要がなくて、
自然の中の撮影では、腕が覆われているほうが安全です。

公園を歩いていると、小糠雨が降り始めました。
池の水面には、まだスイレンが咲いていたものの、
数はかなり少なくなり、ここにも夏の終わりを感じます。



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■■■ 2023.10.8 ■■■
#1818 絶妙なバランス
金属のワイヤの上に、カナヘビがいました。
真夏に日光浴をすると、焼きトカゲになりかねませんが、
いまの時期は、日射しが気持ちよさそうです。

不安定な格好で、苦しそうに見えますが、
長い尻尾を上手に使いながら、絶妙にバランスを取り、
当人としては、くつろいでいるのかもしれません。

しばらくそのままでいたものの、移動しようと体勢を変えた瞬間に、
つるりと足を滑らせて、そのまま落下しました。



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■■■ 2023.10.10 ■■■
#1819 210円の空
ぼんやりと、車窓から外を眺めていると、
雲に楕円の穴ができて、青空が見えていました。
途中下車をして、よさそうな場所へと急ぎます。

この日は、池の休憩所は休みなので、
スワンや手漕ぎボートが、綺麗に並んでいます。
空が水面に大きく映り込むように、両手を上に伸ばして写しました。

再び停留所に戻り、次のバスに乗り込みます。
210円は余分にかかりましたが、撮影ができて満足です。



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■■■ 2023.10.12 ■■■
#1820 食べられそうですが
このところ、雨の日が続いたこともあり、
あちらこちらの切り株で、キノコが大量に発生をしています。

どうやら、ナラタケモドキのようです。
スーパーで売られているものに、似ていなくもないので、
鍋に入れたら、美味しそうな気もしますが、
迂闊に手を出すと、目が覚めたら天国かもしれません。

たくさん生えているうちから、形のよい集団を選んで、
ひとつずつが、綺麗に見えるように写しました。



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