■■■ 2023.5.28■■■
#1751 冬も夏も
大きな邸宅が取り壊されて、その後は更地になり、
春先までは、土が剥き出しでしたが、
いまはもう、草がボーボーの状態です。

これほどの種がどこに潜んでいたのか、と思うくらい、
かなりの数のゼニアオイが、綺麗に咲いています。
初夏の花のはずですが、最近は冬でも見かけるようになりました。

観賞用として、江戸時代に日本に持ち込まれたものが、
適応力と繁殖力があるために、現在では立派な野草です。


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■■■ 2023.5.30■■■
#1752  足元を見れば
今年もまた、ヒゲブトハナムグリがいました。
体長は爪ほどもありませんが、触角が立派なので目立ちます。
相変わらず、ほとんど動かないでいてくれるために、
撮影がしやすくて、とてもありがたいです。

このところ、公園の整備が進んで、
大型の昆虫には、棲みにくい環境になりましたが、
小型のものは、まだ頑張れているようです。
散歩の途中で、足元を眺めてみると、
ちいさな生き物に、いろいろと出会うことができます。


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■■■ 2023.6.1■■■
#1753  それなりに幸せかも
この数年、マガモの雄が池に棲みついています。
ルアーが刺さり怪我をした嘴が、なんとも痛々しいです。

あまりに大きくて、アヒルではないかという疑念も生じましたが、
やや重たい感じはするものの、きちんと鳥らしく飛んでいたので、
カモであることには、間違いはなさそうです。

今年は初めて、越冬で訪れた雌とねんごろな関係になり、
ついに一緒に北に帰るのか、それともここで営巣をするのかと、
期待が膨らみましたが、春になるとまたひとりです。


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■■■ 2023.6.3■■■
#1754  無理は禁物
自然の撮影では、無理な姿勢でカメラを構えることがあり、
若い頃は大丈夫でも、前期高齢者の年齢が近づいてくると、
そこにも筋肉があるのか、というようなところが痛くなります。

池に突き出すように、ナツグミの木が生えていたので、
腕と体を目一杯に伸ばしながら、ぎりぎりの体勢で写していたら、
その日の夜は、あちらこちらがサロンパスだらけになりました。

実が黄色いうちは、美味しくないですが、
しばらくして赤く熟すと、食べられるようになります。



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■■■ 2023.6.5■■■
#1755  おひさしぶり
最近は滅多に見かけない、オツネントンボがいました。
大きさは4センチくらいで、成虫で越冬をします。

夕方の光に輝いていたので、たまたま発見ができたものの、
枯れたヘクソカズラの茎にいると、なかなか気がつきません。
本日の営業は終了で、飛ぶつもりはないようなので、
頭からお尻までピントが合う位置を、時間をかけて選びました。

この池のトンボは、種類も数も減少をしているようです。
人の手が入ると、仕方がないのかもしれません。


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■■■ 2023.6.7■■■
#1756  羨ましい限り
台風が近づいて、記録的な大雨が降り、
めずらしく池が溢れて、遊歩道が水浸しの状態です。

いつも日光浴をする岩も水没をして、この日の亀は倒木の上にいます。
気楽な感じで、羨ましい限りですが、
あなたもそうだと言われれば、返す言葉もございません。

この6月1日に、法律が施行されたために、
アカミミガメやアメリカザリガニは、販売ができなくなりました。
飼育しているものを屋外に放すことも、禁じられています。


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■■■ 2023.6.9■■■
#1757  梅雨を迎えて
関東も梅雨を迎えて、紫陽花が見頃になりました。
晴れた日よりも、曇り空のほうが似合うような気がします。

球状に咲くセイヨウアジアイには、華やかさがあり、
その原種であるガクアジサイは、落ち着いた雰囲気が素敵です。
いままでに、1000以上の園芸品種が作り出されているので、
名前を正しく言い当てるのは、専門家でないと難しいかもしれません。


目で見て感じた美しさを、写真にしにくい花だと思います。
散歩をしながら、装飾花が綺麗に並んでいるものを選びました。


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■■■ 2023.6.12■■■
#1758  新参者
上半身が赤で下半身が黒という、不思議なテントウムシがいます。
模様が百変化あるナミテントウでも、この配色は見たことがありません。
調べてみると、東南アジアにいるムネアカオオクロテントウでした。

日本では東京都大田区で、2014年に初めて見つかり、
その後も、各地の港に近い場所で確認されているので、
輸入貨物と一緒に海を渡り、温暖化で棲み着いたのかもしれません。

国内で発見されてから、まだ10年ほどなのに、
すでに我が家の近くにいるとは、かなりの繁殖力のようです。


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■■■ 2023.6.14■■■
#1759  カラスの子
ハシブトガラスの雛鳥は、白目の部分が青いのでわかります。
かなり大きくなり、いろいろなものに興味津々なのか、
遊歩道のすぐそばにまで、ひとりで下りてきました。

木の上には親がいて、散歩をする人が通るたびに、
うちの子に近づかないで!とばかりに、大声で鳴いて威嚇をしながら、
嘴で枝を折り、こちらを目がけて落としてきます。

自分の家族を守る気持ちは、よくわかるのものの、
大騒ぎをする前に、人間の近くには来させないのが一番です。


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■■■ 2023.6.16■■■
#1760  カラスの幼虫
コクサギに、カラスアゲハの幼虫がいました。
名前の由来は、烏の濡れ羽色に光り輝く翅で、
大人になると、#733のように美しく変身をします。

まだ中齢で、もう少し大きくならないといけませんが、
葉の表の目立つところにいて、大丈夫なのかと心配ですし、
太陽が直撃をして、暑くないのだろうかと気になります。

翌日に様子を伺いに行くと、姿がありません。
鳥に食べられたのではなくて、どこかにいてくれればよいのですが。


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