晴れ、ときどき更新



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2022.12.28
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#1671 真紅の宝石

公園に生えている植物は、かつては伸び放題でしたが、
この数年は世の中の景気がよいのか、予算がついたみたいで、
管理が進み、あちらこちらで手入れがされています。

どのような判断基準なのかわかりませんが、伐採されるものもあります。
お気に入りのマユミが、なぜか切られたものの、
我が家のすぐ近くで、また新しい木を見つけました。

ピンクの仮種皮と艶やかな赤い種に、色気を感じます。
光の輪の内側に葉を入れて写すと、真紅の宝石がついた指輪のようです。


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■■■ 2022.12.30 ■■■
#1672 再びフルセットで

近所の散策をする時に、肩への負担を減らすために、
おととしからの1年間ほど、レンズはマイクロ105mmと300mmだけを持ち歩き、
広い風景には、コンパクトカメラのGRⅢを使用していました。

しかし、やはり14-30mmと24-200mmがあると幅が拡がるので、
この秋からは、再びフルセットの4本で出かけています。
自分が見たイメージ通りに写すには、やはり広角から望遠までが必要なようです。

ひさしぶりの重量に懸念はありましたが、いまのところは問題はなさそうです。
撮影機材であれば、重さは気にならないのかもしれません。


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■■■ 2023.1.2 ■■■
#1673 どのように変わるのか

この10数年ほど、近所の春夏秋冬を写してきました。
続けていると、その変化がよくわかります。
住宅地の自然を、あるがままに保つことはむずかしくて、
生き物の種類や数は、徐々に減りつつあるようです。
残念ながら、これが現実かもしれません。

その一方で、歩く回数を重ねるにつれて、
ちいさな変化に気がつくようになり、同じ場所を散策しても飽きません。
新しい発見を楽しみながら、また今年も撮りたいと思いますが、
これからどのように変わるのか、そこは気になるのです。


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■■■ 2023.1.5 ■■■
#1674 穏やかな年末年始

この半月ほどの間、晴れの日が続いています。
これほど穏やかな年末年始は、たぶんひさしぶりです。

散歩をするのには、最高かもしれませんが、
写真を撮るとなると、いまひとつ面白くない感じです。
曇りや雨や雪など、いろいろな天気があることで、
いつもの景色が変化をして、日々楽しく歩けます。

お正月の三が日は人出が多くて、公園は賑やかでしたが、
そろそろ、いつもの落ち着きを取り戻しそうです。


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■■■ 2023.1.7 ■■■
#1675 目の前にいても

およそ2年ぶりに、ワカケホンセイインコに出会いました。
冬のなると群れで来ますが、夏の所在地は不明です。
渡り鳥ではないので、この近郊のどこかにいるのだと思います。

口にしているのは、完熟をしたムクノキの実です。
イイギリやエノキもたわわの状態ですが、そちらに見向きもしないのは、
しなしなの状態のほうが、食べやすいのかもしれません。

人間が目の前にいても、まるで平気なようです。
何を考えているのかわからない目つきが、やや恐い感じがします。


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■■■ 2023.1.9 ■■■
#1676 名前はヒヨドリですが

1月6日は二十四節気の小寒で、俗に寒の入りと呼ばれます。
気温が10℃に届かない日も、ちらりほらりと出てきました。

風が吹いても、厚着をすれば暖かさは保てるものの、
自然の撮影では、被写体が揺れてしまうので困ります。
風速4メートルで意気消沈をしてしまい、8メートルにもなると絶望です。

ヒヨドリジョウゴの実が、ひとつだけ揺れていました。
ヒヨドリが好きらしいのですが、実際に食べているのを見たことがありません。
鳥が止まれるほどには、丈夫な植物ではない感じがします。


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■■■ 2023.1.11 ■■■
#1677 小首をかしげて

また今年も、水鳥が越冬に来てくれました。
数は少なくて、ほとんどはキンクロハジロですが、
その中に、他の種類が混じることがあります。

ヒドリガモの雄が、1羽だけいました。
何かの理由で、仲間とはぐれたのかもしれません。

カモの目は、頭の左右についているので、
上を見るためには、首を傾けないといけません。
カメラを手にしたおじさんを、やや警戒しているようです。


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■■■ 2023.1.12 ■■■
#1678 暖かい日には日光浴

このあたりにも、成虫で越冬をする蝶がいます。
多くの種類は、春になるまで起きませんが、
ムラサキシジミは、暖かいと目を覚ますことがあるようです。

日光浴が好きで、翅を広げていました。
太陽の光を浴びると、鱗粉が青く輝いて美しく、
飛んでいる時にもこの色が見えるので、すぐにわかります。

寝ているところも、見てみたいと思うものの、
枯れ葉に擬態をしているので、なかなか発見できないのです。


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■■■ 2023.1.14 ■■■
#1679 冬らしい空

イイギリの実に、ヒヨドリが来ています。
あちらこちらと、適当につついているわけではなくて、
ブロックごとに、一気に食べ尽くすようです。
熟れ具合が、場所ごとに同じなのかもしれません。
この一角は、半日後にはひとつ残らず消えていました。

ひさしぶりの、どんよりとした空です。
うら寂しい感じですが、冬らしい景色かもしれません。
年末から3週間ほども、降水量がゼロなので、
ここまで乾燥をすると、そろそろ湿り気が欲しい気がします。


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■■■ 2023.1.16 ■■■
#1680 平年並みの寒さでも

極寒ではないですし、生暖かくもなくて、
この冬は、平年並みの陽気が続いています。
過ごしやすいものの、景色の変わり栄えがしません。
少しは非日常感のあるほうが、撮影をしていても楽しいので、
平凡な日々ばかりよりは、変化も欲しいところです。

自前の毛皮を着ていても、野良猫には厳しい季節です。
陽あたりがよさそうな場所で、気持ちよく寝ていても、
日暮れが早いので、至福の時は長くは続きません。
春の訪れを、心待ちにしていると思います。


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