晴れ、ときどき更新



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2014.6.11
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#161 雨の定番

雨が降ると、公園に来る人が少ないようです。
カメラを手にしている人も、がくんと減ります。
池の上も、とても静かです。
カルガモが1羽で、のんびりと泳いでいました。

雲が厚くなると、撮影をするのは大変ですが、
デジタルカメラは高感度なので、フィルムに比べると楽ですし、
晴れの日とは、また違う光景が見られます。
傘は透明のビニールで、直径が70センチのもの。
写真が撮りやすい、定番のアイテムです。


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■■■ 2014.6.15 ■■■
#162 ひらりひらり

今年も、ハグロトンボの季節になりました。
お寺の境内にいましたが、そこで見かけるのは初めてです。
以前は、このあたりにはいませんでしたが、
数年前から姿を現すようになり、棲息範囲を拡大しています。

休んでいる時には、翅を立てていて、
運動をするように、時々ぱたぱたと開いたり閉じたりします。

ひらりひらりと飛ぶさまは、高貴な雰囲気がありますが、
黒一色のため、気持ちが悪いと感じる人もいるかもしれません。


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■■■ 2014.6.18 ■■■
#163 シックなウンチ

カタツムリは可愛いけど、ナメクジは気持ちが悪い。
蝶は美しくて、蛾はなんとなく汚らしい。
一般的には、そのように思われているようです。

ユウマダラエダシャクは、蛾の仲間です。
翅の模様はシックですが、鳥の排泄物に擬態をしています。
糞ならば、誰かに食べられる心配がありません。
そこまで身を落とさなければならないとは、自然界は厳しいです。

自分がうんちに似ていたら、なんだか悲しいです。


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■■■ 2014.6.21 ■■■
#164 ラビリンス

梅雨に入りましたが、なかなか降りません。
歩いていると急に雲が出て、ついに来るかと期待をしたものの、
再び晴れて、空振りに終わりました。
最近は、雨の中での散歩ができないのです。

この時期に目につく黄色い花は、ビヨウヤナギです。
ヤナギという名前がついていますが、柳とは関係がなくて、
ただ、葉の形が似ているだけです。
大柄な花びらの中にある、長い雄しべが目立ちます。
ちいさなアブには、ラビリンスかもしれません。


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■■■ 2014.6.22 ■■■
#165 口ずさむ

散歩をしていると、鼻に感じるものがあります。
あたりを見回すと、クチナシの花が咲いていました。
遠くまで匂う、上品な香りです。
くちなしの花の~花の香りが~、旅路の先までついてくる~♪と、
くちなしの花という曲を、つい口ずさんでしまいます。

クチナシというのも、考えてみれば面白い名前で、
その由来は、実が熟しても開かないからのようです。
橙色の実もまた、フォトジェニックな形をしていて、
すでに#097で、少しだけご紹介をしています。


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■■■ 2014.6.25 ■■■
#166 Daylily

雨の中で咲いているのは、ノカンゾウです。
橙色の大柄な花は、よく目立ちます。

ユリに似ていますが、ユリ科なので当たり前かもしれません。
朝に咲いて夕方に萎むと、もう開かない一日花です。
わざわざこのような日を選んで、咲かなくてもよいのでないかと思いますが、
それなりに、いろいろな事情があるのかもしれません。

英語名は、Daylily。
まさに、1日だけ咲くユリです。


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■■■ 2014.6.27 ■■■
#167 鹿の子模様

早朝、まだ休んでいるカノコガがいました。
カノコというのは、仔鹿のことです。
鹿も子供の頃は、体に白い斑点がついていますが、
翅の模様が似ているというのが、名前の由来です。

派手な橙色のドットが、脇腹についています。
蜂を真似て、強そうに見せているつもりかもしれません。

撮影をしているうちに、近くに寄り過ぎたのか、
目が覚めて、飛んで逃げてしまいました。


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■■■ 2014.6.29 ■■■
#168 今年もまだ

カルガモのカップルが、池で暮らしていて、
雨などの静かな日には陸に上がり、のんびりとしています。
近づいても逃げないのは、それはそれでよいのですが、
人が歩くところでも平気で座り込むので、少々困ります。

繁殖の時期は、そろそろ終わりのはずですが、
このつがいは、まだ産卵をしていないと思います。
去年もそうですが、今年もどこにも子供がいなくて、
鳥の世界も、少子化なのかもしれません。
可愛い雛の顔を、見てみたいものです。


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■■■ 2014.7.1 ■■■
#169 雨上がり

このところ、梅雨らしい天気が続いています。
というよりも、あまりに強烈な降りです。
昔の気候とは、明らかに違う感じがして、
日本はもう、亜熱帯なのかもしれません。

雨が上がるとすぐに、カメラを手に歩きたくなります。
傘がいらないので、撮影がしやすくて、
それでいて、晴れの日にはない光景を見ることができます。
厚い雲に覆われて、かなりの暗い状況でも、
最近のデジタルカメラは、高感度に強いので安心です。


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■■■ 2014.7.3 ■■■
#170 いつ見ても美しい

梅雨というと、鬱陶しい感じがしますが、
写真を撮ることに関しては、好きな季節です。

雨に濡れた植物は、瑞々しさとともに色の濃さを増し、
雲を通過してきた太陽の光は、柔らかく地上に降りてきて、
植物の形を、優しく描き出してくれます。

我が家の近くで、たくさんの薔薇が咲いていました。
個人的には、こじんまりとした大きさのものが好みです。
いつ見ても美しいので、つい写してしまいます。


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