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#1606 飛水産卵
トンボの卵の産み方には、いろいろとありますが、
よく見かけるのは、お尻を水面に叩きつける打水産卵です。
オオシオカラトンボもその方式ですが、やや独特なところがあり、
どのようなメリットがあるのか、よくわかりませんが、
お腹の先を弓なりにさせながら、前方の草などに向けて、
水と一緒に卵を豪快に飛ばすので、飛水産卵とも呼ばれます。
近くには雄がいて、雌を見守り続けていました。
浮気をしないように見張ると表現をするほうが、正しいのかもしれません。
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#1607 見えるザリガニ
気温が高くなると、池からザリガニが顔を出していたりします。
水中の酸素量が減り、息苦しく感じられるのかもしれません。
エラが濡れていれば、空気中の酸素を取り込めるので、
陸上のほうが、呼吸をしやすいこともあるようです。
晴れた日には、たまに水面の近くにいますが、
それはまた、別の理由のようです。
個人的な見解ですが、日光浴をしているのかもしれません。
いつもは、穴倉みたいなところに潜んでいても、
ある程度の太陽光は、必要なのではないかと思います。
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#1608 素敵なカメムシさん 3
エサキモンキツノカメムシは、2センチないくらいの大きさで、
トレードマークは、背中にあるハートの模様です。
カメムシのごく一部の種類には、親が卵を守る習性があり、
孵化をしてからも、少し成長をするまでは保護を続けて、
蟻などの外敵が近づくと、翅をばたつかせて撃退をします。
まさに、一寸の虫にも五分の魂です。
素敵なカメムシさんは、とりあえずは今回で最後です。
しばらくしたら、またご紹介をしたいと思います。
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#1609 暑さが和らいで
記録的な暑さが続いて、げんなりしていたのですが、
このところ、少しだけ秋の気配も感じられます。
林の中で、レンゲショウマを見かけました。
基本的には夏の花で、これが最後の1輪のようです。
ハスのようだというので、名前に蓮華とついてはいますが、
似ているのかどうか、微妙かもしれません。
下向きに咲くので、カメラを地面に近づけて、
木漏れ日とのバランスを考えて、シャッターを切りました。
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#1610 なんとなく夏羽
アイガモかアヒルかというくらい、体が大きいですが、
数年前からの顔見知りの鳥で、間違いなくマガモだと思います。
嘴にルアーが刺さり、春が訪れても北へは帰れずに、
なんとか半年ほどして外れたものの、大きな傷が残りました。
それからは渡りはせずに、ここで棲むことに決めたようです。
いまの時期は、地味な夏羽でいるはずですが、
なぜかきちんと換羽をしていないらしく、やや薄汚れた感じがします。
冬の繁殖期には、#1481のように綺麗になるに違いありません。
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