晴れ、ときどき更新



■■■
2022.8.13
■■■
#1601 あまりに暑い

午前中から35℃を超える、とんでもない暑さです。
夏が好きな虫たちも、さすがに厳しいに違いありません。

クロアゲハが飛んで消えて、木陰で休んでいました。
近づいても逃げないので、自由なアングルから撮り放題です。
ここでは寄り過ぎないようにして、あたりの雰囲気も写し込んでみます。

虫除けをスプレー式に変えたら、蚊にぼこぼこにやられました。
これほど刺されたのは、数年ぶりかもしれません。
やはり、ジェルのものを厚めに塗らないと駄目なようです。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.15 ■■■
#1602 よくない場所

朝から晩まで真夏の直射日光が当たり、外敵からも丸見えで、
支えにする水草も不安定という、営巣にはかなり悪い環境です。
カイツブリの数が増えて、縄張り争いが激しくなり、
喧嘩が弱いカップルは、このような場所しか取れないのかもしれません。

親鳥が留守にしている間に、コシアキトンボが卵を産みに来ました。
我が家に何をするんだと、一目散に戻ります。

数日後に見に行くと、巣のほとんどが水没をして、
ふたつある卵がひとつ見当たらず、もう一方は半分が水面下でした。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.17 ■■■
#1603 時代は変わる

昆虫採集といえば、男子の専売特許でしたが、
最近は、捕虫網を手に歩いている母娘をよく見かけます。
これも、時代の変化かもしれません。

イロハモミジの木にいたのは、カブトムシの雄です。
お母さんと女の子が、虫を探していたものの、
慣れていないようなので、居場所を教えてあげました。

高いところにいますが、なんとか届きそうです。
どのように捕えるのかは、お任せすることにします。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.19 ■■■
#1604 綱引きみたいに

この夏の降水量は、異常に多い地域がある一方で、
我が家のあたりは、平年よりも少ない気がします。

雨になると見かけるのは、ヒダリマキマイマイです。
婚活のために出てきますが、今年は機会がそれほどないので、
ここぞとばかりに、あちらこちらで活発に動いていました。

綱引きをしているみたいですが、そうではなくて、
お互いの精子を交換して、それぞれが卵を産みます。
雌雄同体なので、出会いの機会は2倍になるのかもしれません。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.21 ■■■
#1605 監視員

今年の夏は、猛暑日が続きましたが、
8月も下旬になり、ようやく落ち着いてきた感じがします。
しかし、暑いことには変わりはありません。
来月も平年に比べると、気温が高いようです。

池にいるアオサギは、この時期は少なくなります。
食べ物が多い場所に、移動をしているのかもしれません。

交通整理をするかのように、立て札の上にいました。
カルガモが標識に従うかどうか、監視をしているみたいです。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.23 ■■■
#1606 飛水産卵

トンボの卵の産み方には、いろいろとありますが、
よく見かけるのは、お尻を水面に叩きつける打水産卵です。

オオシオカラトンボもその方式ですが、やや独特なところがあり、
どのようなメリットがあるのか、よくわかりませんが、
お腹の先を弓なりにさせながら、前方の草などに向けて、
水と一緒に卵を豪快に飛ばすので、飛水産卵とも呼ばれます。

近くには雄がいて、雌を見守り続けていました。
浮気をしないように見張ると表現をするほうが、正しいのかもしれません。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.25 ■■■
#1607 見えるザリガニ

気温が高くなると、池からザリガニが顔を出していたりします。
水中の酸素量が減り、息苦しく感じられるのかもしれません。
エラが濡れていれば、空気中の酸素を取り込めるので、
陸上のほうが、呼吸をしやすいこともあるようです。

晴れた日には、たまに水面の近くにいますが、
それはまた、別の理由のようです。
個人的な見解ですが、日光浴をしているのかもしれません。
いつもは、穴倉みたいなところに潜んでいても、
ある程度の太陽光は、必要なのではないかと思います。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.27 ■■■
#1608 素敵なカメムシさん 3

エサキモンキツノカメムシは、2センチないくらいの大きさで、
トレードマークは、背中にあるハートの模様です。

カメムシのごく一部の種類には、親が卵を守る習性があり、
孵化をしてからも、少し成長をするまでは保護を続けて、
蟻などの外敵が近づくと、翅をばたつかせて撃退をします。
まさに、一寸の虫にも五分の魂です。

素敵なカメムシさんは、とりあえずは今回で最後です。
しばらくしたら、またご紹介をしたいと思います。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.29 ■■■
#1609 暑さが和らいで

記録的な暑さが続いて、げんなりしていたのですが、
このところ、少しだけ秋の気配も感じられます。

林の中で、レンゲショウマを見かけました。
基本的には夏の花で、これが最後の1輪のようです。
ハスのようだというので、名前に蓮華とついてはいますが、
似ているのかどうか、微妙かもしれません。

下向きに咲くので、カメラを地面に近づけて、
木漏れ日とのバランスを考えて、シャッターを切りました。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2022.8.31 ■■■
#1610 なんとなく夏羽

アイガモかアヒルかというくらい、体が大きいですが、
数年前からの顔見知りの鳥で、間違いなくマガモだと思います。

嘴にルアーが刺さり、春が訪れても北へは帰れずに、
なんとか半年ほどして外れたものの、大きな傷が残りました。
それからは渡りはせずに、ここで棲むことに決めたようです。

いまの時期は、地味な夏羽でいるはずですが、
なぜかきちんと換羽をしていないらしく、やや薄汚れた感じがします。
冬の繁殖期には、#1481のように綺麗になるに違いありません。


 写真をクリックすると拡大します


  トップページはこちら  「晴れ、ときどき更新」掲載一覧はこちら  前のページはこちら  次のページはこちら