北へは帰らずに、そのまま居着いているオナガガモです。
今年の夏は特に暑くて、大丈夫なのだろうかと心配になりますが、
涼しそうな顔で、のほほんと過ごしていました。
この時期は、地味な色になるはずが、
なぜか生え替わらないようで、見た目は冬と同じです。
カルガモたちと一緒にはいるものの、まるで没交渉のようで、
仲良くもしなければ、喧嘩もしません。
ひとりでのんびりと、まさに羽を伸ばしています。
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#1597 ずれていない
猛暑が続いて、人間はばてていますが、
同じく生き物である昆虫も、あまりに高い気温は苦手なようです。
桜の葉の上で、コミスジが休んでいます。
よく飛ぶ蝶ですが、そこそこ休みもするので、
比較的、撮影はしやすいかもしれません。
木々の間の光の抜けを背景にして、フレーミングを決めました。
前翅から後翅へと、白い模様がずれることなく繋がり、
どうしてこのようになるのだろうかと、自然の不思議さを感じます。
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#1598 かつてのアイドル
このウェブサイトでは、ひさしぶりのカワセミです。
青や橙色に輝く姿は、相変わらず美しくて、
かつては、池のアイドルとして君臨をしたものの、
最近では、見慣れてめずらしくもないためか、
たとえいても、素通りをする人が多くなりました。
なんとなく、可哀想な感じもしますが、
鳥の立場からすれば、静かな環境で魚を狙えるので、
いまの状態のほうが、好ましいはずです。
人間との自然な関係ができた、といえるのかもしれません。
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#1599 交尾の輪
野球場のフェンスに、シオカラトンボがいます。
この場所で見かけるのは、初めてかもしれません。
水辺から離れて、逢瀬を交わしていました。
雄は精子を腹部の付け根に移して、雌とはそこで繋がり交尾をします。
両者の体を安定させるためか、お尻の先で相手の頭を掴むので、
写真のような、輪の状態になるのです。
その後も、2匹で連なりながら飛んでいることもありますが、
浮気をしないように、束縛をしているそうです。
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#1600 異常な夏
「晴れ, ときどき更新」も、1600回目になりました。
池のまわりの散策を、この10年ほど続けていますが、
気候の影響もあるのか、生態系は大きく変化をしている感じです。
今年の夏は猛暑日が続き、記録的な暑さです。
多少は涼しい時間帯に、安全に出かけようと思えども、
午前7時には30℃を超えているので、どうしようもありません。
麦茶を持ちながら、木陰を選んで歩いていますが、
撮影をしていると、時間が経つのを忘れてしまうので、
また熱中症にならないように、気をつけなければなりません。
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