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#1548 秋の蛹は
越冬をしてきたキタキチョウやキタテハ、ルリタテハなどに加えて、
この春に羽化をした蝶たちも、いろいろと飛び始めています。
大きなナミアゲハやクロアゲハなども、普通に見かけるようになりました。
ジャコウアゲハは、1年のうちに数回の産卵を行いますが、
10月くらいに蛹になるものは、それからどれだけ暖かい日が続いても、
成虫にはならずに、そのまま冬を越すようです。
寒さに向かう時期に外に出ても、どうしようもないので、
秋のものにだけ、そのような情報が織り込まれているのだとしたら、
自然の営みは、本当によくできていると思います。
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#1549 桐の花
4月だというのに、初夏のような陽気があるかと思えば、
その直後には急激に気温が下がり、まだ暖房が欲しい日もあります。
このくらいの年齢になると、暑さ寒さなどは必要がなくて、
ぬるま湯みたいな環境が、最も過ごしやすいのです。
地軸が垂直になり、春と秋だけになれば嬉しいかもしれません。
桐の花は高いところにあるので、知らない人が多いようです。
曇り空を背景にして、見上げるように写しました。
地面に落ちているものを拾い上げて、鼻を近づけてみると、
箪笥ではなくて、上品な香水のような匂いがします。
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#1550 大発生の予感
カメムシには当たり年があるのか、大発生をすることがあり、
このところ、クヌギカメムシの幼虫をよく見かけます。
卵の状態で春を迎えたものが、一気に孵化をしたようです。
成虫は緑一色ですが、子供の頃は派手な警戒色で、
正直なところ申し訳ないですが、やや気持ちが悪い感じです。
名前の通りに、我が家のあたりに多いクヌギの木にいて、
知らないうちに、バッグや服の上を歩いているので、
言葉が通じないのは百も承知で、やめてくれよと言いたくなります。
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