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#1524 相変わらずの大所帯
自治体の調査によれば、都内にいるカラスの数は、
巣の撤去やゴミ対策により、10年前に比べると70%も減少をしているそうです。
我が家の近くは、言われてみればそうかなあという程度で、
多少の増減を繰り返しながら、あまり変化をしていないような気がします。
都心を追われたものが、棲みやすいこのあたりの自然林に来ているのかもしれません。
冬になるといくつかの群れが合流して大集団となるために、さらに多くなる感じです。
遊歩道を歩いていたら、目の前30センチほどのところに糞を落とされました。
またしても危うく、ウンがついている男になるところです。
偶然ではなくて、明らかに狙われているに違いありません。
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#1525 花曇りの日
オナガガモたちは、すでに北へと旅立ちましたが、
マガモのカップルは、まだ池にいます。
水入らずで幸せそうですが、2羽だけで帰ることができるのか心配です。
雄はあたりの警戒を怠らず、雌は自由奔放にのびのびとしています。
本物のカモがいる~、と子供が叫んでいました。
カルガモはニセモノ扱いされてしまい、なんだか可哀想です。
薄い雲のベールに覆われた空が、水面に映り込んでいます。
ディフューズされた柔らかな光が、いかにも春という感じです。
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#1526 最高気温25℃の日
ファーのようなものが枝の高いところに掛けてあり、カラスのいたずらかと思いきや、
そのうちに長い尻尾が垂れ下がり、生きているハクビシンだとわかりました。
夜行性ということもあり白昼に見たのは初めてで、大きさからするとまだ未成年かもしれません。
江戸時代にはすでに日本にいたようで、在来種だという説もありますが、
毛皮用に持ち込まれたものが野生化をした外来種として、いまは定められているようです。
木登りは上手なはずなのに、池に落ちてしまいました。
しかし泳ぎも達者で、無事に向こう岸にたどり着いたようです。
暖かな木の上でうたた寝をしているうちに、まわりを多くの観客に囲まれてしまい、
安全なルートを探しながら帰るつもりが、足を滑らせたのかもしれません。
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#1527 春だなあ
先月の末あたりから、暖かな日が続いています。
ジャケットを着ないで、長袖のシャツだけで出かけると、
体が軽く感じられて、春だなあと思うのです。
それはそれで嬉しいものの、凄い早さで開花が進み、
少し前までは蕾の木々も、瞬く間に満開です。
ろくに見ていないのに、もう散り始めてしまいます。
左側は寒緋桜、右は河津桜。
日射しが柔らかな、花曇りの状態でも眺めてみたい景色です。
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#1528 ここにいます
林の中を歩いていると、目の前に鳥が舞い降りて来て、
もしやと思い確認をすると、#1128の指先のないハクセキレイでした。
以前は池にいたものの、最近は姿が見えなくなり、
心配をしていたのですが、いまはここに棲んでいるのかもしれません。
とりあえずは元気らしくて、安心をしましたが、
嘴を開け閉めしながら、何かを言いたそうで、
縄張りを取られたと、訴えているような気もします。
かつてに比べて、心なしか毛艶が悪い感じですが、
年齢とともに衰えが出るのは、仕方がないのかもしれません。
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#1529 ひさしぶりにまんまるに
暖かい陽気が続いていたのに、また急に寒くなりました。
気温が10℃以上も下がり、再び真冬に逆戻りの感じです。
そのような日があると、どうしてよいのかわからなくなり、
布団の中で、半冬眠状態で過ごすしかありません。
この数年は、蕾のうちから鳥につつかれてしまい、
綺麗な球状の花を、なかなか見られずにいたミツマタですが、
今年の春は被害が少なくて、ひさしぶりに丸く写すことができました。
もしかすると、ヒヨドリの数が減少をしているのかもしれません。
咲き始めると甘い香りが漂うので、すぐにわかります。
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#1530 甘党の鳥
ソメイヨシノの開花宣言が出て、ようやく本格的な春を迎えました。
ヒヨドリも羽を伸ばして、くつろいでいます。
絞め殺されたみたいな鳴き声で、ルックスも地味かもしれませんが、
所作を見ていると、なかなか可愛いです。
蜜を吸いに、桜や梅によく来るのですが、
コブシの花などは、#1152のように丸ごと食べて、
ミツマタもつつきまくり、無惨な姿にしてしまいます。
鳥の立場からすれば、美しさは関係がなくて、
お腹が満たされるかが問題なので、仕方がないのかもしれません。
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