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#1506 まるまるとした子
カワセミが飛んで来て、柳の枝に止まりました。
嘴の下半分が口紅をつけたように赤いのが、一目瞭然で分かる雌の特徴です。
そこそこの至近距離にいるので、300mmのレンズでもここまで大きく写ります。
人間は自分たちを焼き鳥にして食べたりはしないと、先祖代々言い伝えられているようなので、
これほどにまで近づいて、愛想をふりまいてくれるのかもしれません。
満腹状態なのかメタボなのか、まるまるとしていますが、
ポチャリと池に落ちたかと思うと、スジエビを捕まえていました。
まだ、お腹がすいていたようです。
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#1507 春なのに
暦の上では立春ですが、寒い日が続いています。
人間も冬眠ができればよいのにと、いつも思うのです。
#1305の猫が、道端で凍えていました。
わずか1年で、これほどまでに衰えるとは驚きです。
野良で暮らしていると、病気などにかかりやすくて、
飼い猫に比べて、遙かに寿命が短いようです。
通りを眺めながら、食べ物をくれる人を待ちます。
残念なことに、こちらには持ち合わせがありません。
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#1508 ひとりで過ごす
ミツマタの蕾はどのような状態だろうかと、見に行きました。
まだ固いですが、ほのかに先端が色づいています。
よく見かけるナミテントウは、冬は集団で暮らすのに対して、
キイロテントウは、単独で過ごします。
話し相手がいなくて、寂しいのではないかと思うのですが、
寒ければ寝ているので、たぶん問題はありません。
一度に産む卵の数が少なくて、大きさが5ミリほどのために、
目立つ色をしていても、お目にかかる機会はあまりないのです。
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#1509 ますます寂しく
雄よりはかなり地味な、マガモの雌です。
薄い氷で覆われているとは、知らないで着水をしたのか、
キョトンとした感じで、しばらくフリーズしていたものの、
すぐにまた、どこかへと飛んで消えました。
ここで越冬をするカモは、前の年よりもさらに減少をしています。
常連のハシビロガモも、まるで姿を見ません。
おまけに、まだ2月の上旬だというのに、
最大派閥のキンクロハジロは、早くも大部分がいなくなりました。
静かな池は落ち着くものの、あまりに少ないと寂しいものです。
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#1510 うつらうつら
雌よりもかなり派手な、マガモの雄です。
#1506のカワセミに負けず劣らず、なかなか立派な体格で、
あまりにまるまるとしているので、鴨南蛮を思い浮かべてしまいました。
つがいの相手が食事をするのを見守るように、あたりを警戒していたものの、
ついつい眠たくなり、その間にフィアンセは消えてしまいました。
もしかしたら、赤の他人なのかもしれません。
木の柵から少し、脚がはみ出しています。
うたた寝をしながら、踏み外しはしないかと心配です。
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