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#1478 歓迎はされなくても
繁殖力が強い外来種として、あまり歓迎をされていないようですが、
セイタカアワダチソウは、最も秋を感じさせてくれる花かもしれません。
当初は観賞用として輸入をされたくらい、華やかで美しく、
いまでも、普通に置いている花屋さんもあります。
同じような環境を好み、やはり海外から来たコセンダングサのほうが、
地味にも関わらず蝶からの人気が高いのは、蜜が美味しいのだと思います。
一方のセイタカアワダチソウは、花粉が充実をしているのか、
蝿や虻のような虫が、数多く集まるようです。
お得意様が違うことで、上手く共存をしているのかもしれません。
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#1479 冬になる前に
10センチはあろうかという、不思議な幼虫がいました。
尻尾のような突起からして、ススメガの仲間らしいものの、
いままでに見たことがない模様で、頭はシモフリスズメに似ています。
調べてみると、やはりその通りで、
個体差による変異が、いろいろとあるようです。
葉に擬態をして、隠れているつもりだと思いますが、
これだけ食べ尽くして丸裸では、目立ち過ぎです。
土の中で蛹になり、来年の春に羽化をするので、
本格的な冬が訪れる前に、早く地面に降りないといけません。
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#1480 どのようになるのか
11月7日は立冬で、暦ではもう冬です。
まだそれほど寒くはありませんが、ほとんどのトンボはいなくなりました。
越冬をしないイトトンボで、最も遅くまで見ることができるのは、
オオアオイトトンボと、このアオイトトンボです。
暖かい陽気が続けば、今月の末くらいまではお目にかかれるかもしれません。
池のかいぼりにより、虫たちが暮らす環境が大きく変化をして、
この夏は、その影響が出ている感じがします。
来年はさらにどのようになるのか、気になるところです。
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