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#1448 夏と秋の境目
9月に入ると、にわかに涼しくなりました。
2日の最高気温は20度しかなくて、一気に15度も下がり、
ここまで違うと、体調の管理が難しくなります。
夏と秋の境目は、意外に明快なことが多いのですが、
今年の場合は、8月31日と9月1日の間なのかもしれません。
コスモスは秋桜と書き、古来から日本にあると思われていたりしますが、
メキシコが原産地で、明治以降に輸入された外来種です。
同じ仲間のキバナコスモスに、ヒメアカタテハが蜜を吸いに来ました。
花の期間が長いので、しばらくは目を楽しませてくれます。
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#1449 マムシに似せて
アオダイショウの幼蛇には、独特の模様があります。
一説によると、ちいさくて外敵から襲われやすいので、
猛毒があるマムシに擬態をすることで、身を守ろうとしているらしいです。
本質的には、とても穏やかな性格なのですが、
子供の頃は逃げ足が速い一方で、威嚇をしてくることもあります。
弱い時期ならではの、自衛本能かもしれません。
いまくらいの季節には、決まりの巣穴を持たずに、
その日ごとに、あちらこちらと転々としているようです。
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#1450 大往生
ショウリョウバッタが、ツツジにいました。
すでに変色をしていて、白骨化しつつあります。
もしも、京都府警の科捜研が調べたとしたら、
死後1週間くらいの産卵を終えた雌、という結論を出すに違いありません。
基本的には、草原にいる虫ですが、
1.5メートルほどもある木に登り、そこで絶命をしています。
星空を眺めながら、あの世へと旅に出たのかもしれません。
仲間の多くは、成長をするまでにカマキリなどに食べられてしまうので、
幸せな一生を終えられた、大往生だと思います。
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