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#1436 元通りには戻らない
死んだふりをしたニホンカナヘビを、#1433でご覧をいただきましたが、
こちらは、尻尾の先がないニホンヤモリです。
大きさは5センチくらいの、まだ子供みたいなので、
もしかすると、カマキリか大人のトカゲに襲われたのかもしれません。
疲れているようで、動きが鈍い感じがします。
切り離したところから、そのうちに再生できるのですが、
新しく生えてくる部分には骨がなくて、完全に元通りになるわけではありません。
なおかつ、相当の負担が体にかかるようなので、
当然のことながら、自切をしないほうがよいのです。
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#1437 うたかた
お盆の1週間ほど、曇り空と雨が続いて、
その間の気温は、25度くらいまでしか上がりません。
最高で20度とか、真夏とは思えない日もありました。
このくらい涼しいと、散歩がしやすいのと、
長袖を着られるので、虫避けを塗らずに出かけられます。
これはハリガネオチバタケ、のようですが、
似ている仲間が多いために、名前の特定ができません。
見られるのは、雨上がりの半日ほどだけで、
この写真でも、すでに傘が萎みかけていました。
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#1438 獰猛なハンター
ちいさな蝿を食べているのは、ヒサマツムシヒキです。
針のような口を刺して、体液をチュウチュウと吸います。
2センチくらいですが、かなり獰猛なハンターで、
相手が自分と同じくらいの大きさでも、獲物にしてしまうほどです。
さらに特筆をすべきは、その飛翔能力で、
飛んでいるシジミチョウを空中で捕えたのを、見たことがあります。
狙うのは昆虫だけで、人間を襲うことはありません。
それほど神経質ではないので、近づいて写しても大丈夫です。
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#1439 また増える
ミシシッピアカミミガメ、通称ミドリガメが、
朝の光を浴びながら、甲羅干しをしていました。
大きさが500円玉くらいの、まだ子供ですが、
生意気そうな顔で、あたりを見回しています。
この池では、半年ほど前にかいぼりが行われて、
外来種の亀は、ほとんどが駆除されたものの、
その後に孵化をしたものが、生き延びているようです。
完全にゼロにするのは、難しいのかもしれません。
数年後には、また増えているのではないかと思います。
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#1440 少し大きくなると
#1410は、孵化直後のキマダラカメムシで、
こちらは、2センチほどまで成長をした中齢幼虫です。
同じ種類には見えないほど、まるで違う外観をしていますが、
遠い親戚の蝉も、とんでもなく姿が変わるので、
このくらいは、昆虫界では驚くに値をしないのかもしれません。
近いうちに、成虫もご紹介をしたいと思います。
木の幹に同化をして、身を隠しているつもりのようで、
不審に感じた蟻に、あちらこちらをいじくり回されても、
微動だにせずに、我慢をしていました。
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