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■■■ 2014.4.29 ■■■
#143 メリケンの山法師
5月が近くなり、ハナミズキが満開になりました。
春を華やかにしてくれる、好きな花です。
正式には、アメリカヤマボウシという名前で、
その昔、日本からアメリカにソメイヨシノが贈られた際に、
そのお返しとして、日本に届けられたものです。
赤い部分は、いかにも花びらのように見えますが、
蕾を包んでいた葉で、苞(ほう)と呼ばれるものです。
雄しべや雌しべにあたる部分に、ちいさな花がたくさんついています。
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■■■ 2014.5.2 ■■■
#144 情熱の花
昨夜から今朝にかけて、かなりの雨が降りました。
この季節は、ひと降りごとに暖かさが増します。
家の近くの薔薇が、濡れながら咲いていました。
赤ならば、私はあなたを愛します、
白ならば、私はあなたに相応しい、
というように、色ごとに花言葉が異なるそうです。
前ボケで撮ることは、あまりしないのですが、
よい位置に咲いていたので、手前に入れてみました。
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■■■ 2014.5.3 ■■■
#145 楚々として
#131で書きましたが、イチリンソウやニリンソウのほかに、
数字にまつわる名前の植物として、ヒトリシズカやフタリシズカもあります。
今回ご紹介をするのは、フタリシズカです。
花穂は2本が多いものの、1本や4本など変化も多くて、
日陰でも楚々として咲くさまは、まさに静御前という雰囲気で、
派手さはなくても、可憐な美しさを感じます。
サンリンソウという植物はありますが、サンニンシズカはないのです。
3人も揃うと、さすがに騒がしいのかもしれません。
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#146 花の王
どなたかが植えたのか、近くで牡丹が咲きました。
花の王と呼ばれるだけあり、圧倒的な存在感があり、
花全体を写しても、もちろん美しいのですが、
花芯のまわりでうねるような真紅の花びらに、妖しい迫力を感じます。
島根県では、牡丹が県の花に指定をされていて、
大根島というところには、多くの牡丹園があります。
訪れたことがありますが、その華やかさは圧巻でした。
山陰地方というと、あまり旅をすることがないかもしれませんが、
また行きたくなる、魅力的なところがかなりあるのです。
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#147 寒くて寒くて
天気予報では、爽やかな行楽日和とのことでしたが、
実際にはどんよりと曇り、冬のように寒くなりました。
スズランが咲き始め、ヒラタアブがいます。
いつもは元気で、うるさいほどに飛んでいるのに、
ぎりぎりまで近づいても、まるで無反応で、
あまりの寒さに、身動きができない様子です。
人間でいえば、5頭身か6頭身で、
これほどの大きな頭で、よく飛べるものだと感心をします。
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#148 覚えておくと
午前中はよく晴れて、暑いくらいなのが、
午後は一転して、寒気が入り雷雨です。
5月になり、池のほとりではカキツバタの花が最盛期を迎えました。
アヤメとハナショウブとカキツバタは似ていますが、わかりやすい違いがあるのです。
アヤメは乾いた場所に、ハナショウブとカキツバタは濡れたところを好みます。
花びらについた模様が、網目状で派手なのはアヤメで、
ハナショウブとカキツバタはシンプルなライン状で、前者は黄色で後者は白です。
見分け方を覚えておくと、この時期の散歩の楽しみが増えるかもしれません。
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#149 夕化粧
花を撮る時は、晴れても曇りでも雨でもよいのですが、
風だけは、どうしようもありません。
頑丈な三脚や高性能な手ぶれ補正でも、揺れているものには対応ができず、
動いてしまうことで、ピントも外れてしまいます。
お化粧をしたようなピンク色の花は、ユウゲショウです。
夕方に咲くという、色気のある名前をいただいたものの、
実際には、明るい昼間のうちから咲いています。
風が止むのを待ち、ぶれないように静かに写しました。
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■■■ 2014.5.14 ■■■
#150 派手にすれば
最近になり、蝶をよく見かけるようになりました。
ハボタンの花に来たのは、ツマキチョウです。
アブラナ科の植物を食べて、幼虫は育ちます。
モンシロチョウに似ていますが、翅の先のとんがりが独特で、
黄色いのは雄で、黒いものが雌です。
昆虫や動物の世界では、雄のほうが派手なことが多く、
そのようにしないと、雌にアピールができないのだと思います。
自分も派手にすれば、違う人生を歩めたのかもしれません。
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