晴れ、ときどき更新



■■■
2014.4.24
■■■
#141 八重の桜

小学校の体育館の裏で、八重桜が咲いていました。
花言葉は、豊かな教養です。

新学期が始まりましたが、新入生は少ないようです。
全校児童が集合をしても、校庭には十分に余裕があります。
自分が入学した頃には、1学年が13クラスで、
校庭の端から端まで、隙間なく子供で埋め尽くされていました。
当時の卒業記念植樹は、いまはどこにも見当たりません。
毎年、新しいものが増えるために、
仕方がなく、古いものは処分をされてしまうようです。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.4.27 ■■■
#142 ふたつ星

天気予報の通り、最高気温が25度になりました。
ウィンドブレーカーを着て出てしまい、大失敗です。

この陽気に誘われて、テントウムシも冬眠から目覚めました。
あちらこちらで、とことこと歩いている姿を見かけます。

#059でご紹介をしたナミテントウには、いろいろな模様がありますが、
一番多いのは、二紋型という黒地に赤いふたつ星で、
全体の半分以上は、このタイプだそうです。
なぜ様々な変化形が必要なのか、その理由は知りません。


 写真をクリックすると拡大します



■■■
2014.4.29
■■■
#143 メリケンの山法師

5月が近くなり、ハナミズキが満開になりました。
春を華やかにしてくれる、好きな花です。

正式には、アメリカヤマボウシという名前で、
その昔、日本からアメリカにソメイヨシノが贈られた際に、
そのお返しとして、日本に届けられたものです。

赤い部分は、いかにも花びらのように見えますが、
蕾を包んでいた葉で、苞(ほう)と呼ばれるものです。
雄しべや雌しべにあたる部分に、ちいさな花がたくさんついています。


 写真をクリックすると拡大します



■■■
2014.5.2
■■■
#144 情熱の花

昨夜から今朝にかけて、かなりの雨が降りました。
この季節は、ひと降りごとに暖かさが増します。

家の近くの薔薇が、濡れながら咲いていました。
赤ならば、私はあなたを愛します、
白ならば、私はあなたに相応しい、
というように、色ごとに花言葉が異なるそうです。

前ボケで撮ることは、あまりしないのですが、
よい位置に咲いていたので、手前に入れてみました。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.5.3 ■■■
#145 楚々として

#131で書きましたが、イチリンソウやニリンソウのほかに、
数字にまつわる名前の植物として、ヒトリシズカやフタリシズカもあります。

今回ご紹介をするのは、フタリシズカです。
花穂は2本が多いものの、1本や4本など変化も多くて、
日陰でも楚々として咲くさまは、まさに静御前という雰囲気で、
派手さはなくても、可憐な美しさを感じます。

サンリンソウという植物はありますが、サンニンシズカはないのです。
3人も揃うと、さすがに騒がしいのかもしれません。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.5.6 ■■■
#146 花の王

どなたかが植えたのか、近くで牡丹が咲きました。
花の王と呼ばれるだけあり、圧倒的な存在感があり、
花全体を写しても、もちろん美しいのですが、
花芯のまわりでうねるような真紅の花びらに、妖しい迫力を感じます。

島根県では、牡丹が県の花に指定をされていて、
大根島というところには、多くの牡丹園があります。
訪れたことがありますが、その華やかさは圧巻でした。
山陰地方というと、あまり旅をすることがないかもしれませんが、
また行きたくなる、魅力的なところがかなりあるのです。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.5.8 ■■■
#147 寒くて寒くて

天気予報では、爽やかな行楽日和とのことでしたが、
実際にはどんよりと曇り、冬のように寒くなりました。

スズランが咲き始め、ヒラタアブがいます。
いつもは元気で、うるさいほどに飛んでいるのに、
ぎりぎりまで近づいても、まるで無反応で、
あまりの寒さに、身動きができない様子です。

人間でいえば、5頭身か6頭身で、
これほどの大きな頭で、よく飛べるものだと感心をします。


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.5.10 ■■■
#148 覚えておくと

午前中はよく晴れて、暑いくらいなのが、
午後は一転して、寒気が入り雷雨です。

5月になり、池のほとりではカキツバタの花が最盛期を迎えました。
アヤメとハナショウブとカキツバタは似ていますが、わかりやすい違いがあるのです。
アヤメは乾いた場所に、ハナショウブとカキツバタは濡れたところを好みます。
花びらについた模様が、網目状で派手なのはアヤメで、
ハナショウブとカキツバタはシンプルなライン状で、前者は黄色で後者は白です。

見分け方を覚えておくと、この時期の散歩の楽しみが増えるかもしれません


 写真をクリックすると拡大します



■■■ 2014.5.12 ■■■
#149 夕化粧

花を撮る時は、晴れても曇りでも雨でもよいのですが、
風だけは、どうしようもありません。
頑丈な三脚や高性能な手ぶれ補正でも、揺れているものには対応ができず、
動いてしまうことで、ピントも外れてしまいます。

お化粧をしたようなピンク色の花は、ユウゲショウです。
夕方に咲くという、色気のある名前をいただいたものの、
実際には、明るい昼間のうちから咲いています。

風が止むのを待ち、ぶれないように静かに写しました。


 写真をクリックすると拡大します




■■■
2014.5.14
■■■
#150 派手にすれば

最近になり、蝶をよく見かけるようになりました。
ハボタンの花に来たのは、ツマキチョウです。
アブラナ科の植物を食べて、幼虫は育ちます。

モンシロチョウに似ていますが、翅の先のとんがりが独特で、
黄色いのは雄で、黒いものが雌です。
昆虫や動物の世界では、雄のほうが派手なことが多く、
そのようにしないと、雌にアピールができないのだと思います。

自分も派手にすれば、違う人生を歩めたのかもしれません。


 写真をクリックすると拡大します


  トップページはこちら    「晴れ、ときどき更新」掲載一覧はこちら   前のページはこちら   次のページはこちら