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#1387 無い月は撮れない
スーパームーンで皆既月食という、天体ショーの日です。
晴れて絶好の観測日和になるだろうという予報が、気象情報では出ていたこともあり、
公園では多くの親子連れが夜空を見上げて、ベンチでお弁当を食べながら待つ家族もいました。
しかしながら予報は外れてしまい、空は雲に覆われたままです。
カメラを手にした人たちは、所在なさげに右往左往するものの、
あちらこちら歩いたからとて、写すことができる場所があるわけではありません。
どこに行けば見られますかと、初老のご婦人に質問をされたので、
曇りなので駄目なのですと教えてあげると、激しく落胆をしていました。
この写真は、3年前に撮影をした前回のものです。
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#1388 花粉に注意
日没が近い頃に、イボタノキにセイヨウミツバチが来ていました。
ひとつひとつはちいさくても、花粉の量が多い花かもしれません。
気をつけないと体が重たくなり、帰るのが大変です。
ミツバチにはニホンミツバチという、日本の固有種もいます。
翅の筋を比べれば、正確に見分けられますが、
生きている状態では、なかなか確認をすることができません。
その場合には、胸に近いお腹のあたりが、
橙と黒のどちらの色が強いかで、おおよそ判断がつきます。
蜂蜜を大量に集めるのには、セイヨウのほうが適しているようです。
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#1389 お疲れさまです
緑色のクビキリギスが、ショウブの上にいました。
褐色の個体もいて、#654でご紹介をしています。
季節外れの暑さにバテたのか、僅かな葉陰で休んでいるようです。
脚はだらんとして、翅もかなり痛んでいます。
いまの時期にいるということは、去年から越冬をしたもので、
すでに産卵を終えて、くたくたなのかもしれません。
生きているのかどうかを確かめようと、指先で触れてみたら、
驚いたように、元気にピョンと跳びました。
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#1390 華麗に変身
#1385の蛹が、1週間ほどで蝶になりました。
想像をしていたよりは大きいのですが、それでもかなりの小型で、
翅を拡げた左右の長さは、7センチもありません。
まだ一度も羽ばたいていないので、鱗粉が落ちていなくて綺麗です。
よく見ると、意外に毛深いことにも気がつきます。
#1354のゴマダラチョウは、羽化をした直後はかなり太めで、
時間をかけて大量の排泄物を出して、ようやく飛べる体型に変化をしたのに対して、
ナミアゲハは最初からそこそこスリムで、外でしたオシッコもほんの少しです。
飛び立つのも早くて、ほどなく大空へと消えました。
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