晴れ、ときどき更新



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2021.3.9
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#1331 花の季節

この冬は氷が張るなど、それなりに寒さを感じましたが、
雪は降らずに、暖冬の傾向が続いています。
そのせいか、蕾もどんどん膨らんで、
東京のソメイヨシノの開花予想は3月15日と、もう目の前です。
そのうちに、2月にお花見をする時代が来るのかもしれません。

シデコブシは、すでに咲き始めました。
最初は赤味が差していますが、完全に開くと純白になります。
今年はヒヨドリが少ないのか、食べるものが他にあるのか、
いまのところ、突かれて傷んではいないようです。


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■■■ 2021.3.11 ■■■
#1332 かいぼり終了

かいぼりが終わり、復水が行われています。
想像をしていたほどには、池は干上がりませんでしたが、
それでも、かなりの効果は出るはずです。
春から夏にかけて、どのように生態系が変わるのか、
期待と不安を抱きつつ、観察をしたいと思います。

水鳥たちも、少しずつ戻り始めました。
いまは魚がいないので、ダイサギはお腹が空いているかもしれません。
姿を消していたキンクロハジロは、群れで来ていますが、
水が戻る情報をどのように入手をしたのか、不思議です。


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■■■ 2021.3.13 ■■■
#1333 どんどん写さないと

秋から冬にかけて、いろいろな木々に実がつきましたが、
ほとんどは、小鳥たちが食べたようです。
しかし、このヒヨドリジョウゴは残されています。
止まる足場がないので、近寄れないのかもしれません。

全国に先駆けて、広島でソメイヨシノが開花をしました。
日本の地中海と呼ばれるだけあり、瀬戸内海は暖かいようです。
東京の予想は15日ですが、さらに早まるのかもしれません。
これから先は、加速度的に季節が進むので、
どんどん写さないと、景色が次々と変化をしてしまいます。


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■■■ 2021.3.14 ■■■
#1334 地味なカップル

いままでに、いろいろなカモのつがいをご紹介してきて、
すべての種類が、雄のほうが派手でしたが、
オカヨシガモは、どちらもかなり地味です。
豹柄のような雌のほうが、むしろ目立つ気もします。

数は多くはないものの、このところの冬には必ず来てくれるようになりました。
群れの意識が強いのか、団体で行動をしていることが多いようです。

お尻を水面から上に垂直に出す、逆立ち採食が得意なので、
いつか、その写真もご覧をいただきたいと思います。


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■■■ 2021.3.15 ■■■
#1335 変わりゆく環境

暖かい日が続いているため、開花が一気に進んでいます。
池のほとりのコブシは、早くも満開になりました。
これほど咲き急がなくてもよいのに、勿体ない気がするのです。

かつては、#132のように全体が白くなるほどの木もありましたが、
どうしたことか、最近は花のつきが悪いようです。
老化が進んだわけではないと思うので、気候の影響もあるのかもしれません。

定点観測をするかのように、同じ場所で撮り続けていると、
身の回りが、かなり変化をしていることに気がつきます。


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■■■ 2021.3.17 ■■■
#1336 一匹小鳥

シジュウカラやメジロなどは、身を守るために一緒に群れて移動をしますが、
ジョウビタキは、縄張りを持ちながら一匹狼で暮らしています。
同じような小鳥なのに、他の種類と交わらずに単独で行動をするのは、
冬の季節にだけ大陸から来るために、日本にいる鳥たちとコミュニケーションが取れないのか、
動物質を好んで食べるために、ばらばらにいたほうが獲物にありつきやすいからかもしれません。

東京のような都会には雌が、地方に雄が集まる傾向があるようで、
我が家の近くでは、見かけるのはほとんどが雌です。
目立つところで鳴いてテリトリーを主張して、一定の範囲を偵察しながら飛び回るので、
居場所さえ掴むことができれば、撮りやすいかもしれません。


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■■■ 2021.3.18 ■■■
#1337 目の前でお花見

東京の桜の開花宣言が、3月14日にありました。
昨年と同じ日で、観測史上で最速タイ記録だそうです。
これから一気に、花盛りの季節を迎えます。

黄色いヒュウガミズキも、咲き始めました。
日向とついた名前の由来は、#669でもご紹介をした通り、
前回のNHK大河ドラマの主人公である、明智光秀が関係をしているようです。

ログハウスのような家を作るチャミノガが、枝先で越冬をしています。
ほん少し顔を出すだけで、お花見ができそうです。


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■■■ 2021.3.19 ■■■
#1338 木の蓮

近くにあるお寺の境内には、すべてハクモクレンがあります。
しばらく前に、見頃を迎えました。

蓮は極楽では一面に咲いて、仏様がお座りになられるためか、
多くの寺院の池で、よく見かける気がします。
モクレンは、漢字で木の蓮と書くように、
花が似ているので、同じように扱われるのかもしれません。

向こう側に、観音様がおられます。
このような撮影では、絞りをいくつにするかで悩むのです。


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■■■ 2021.3.21 ■■■
#1339 ブラシといえばブラシ

#664でもご紹介をした、ヒトリシズカという植物です。
綺麗といえば綺麗ですが、ブラシといえばブラシに見えますし、
そもそも集団で咲くので、一人という言葉は似合わない気がします。

花びらのようなものは、存在をしていません。
白い糸状の雄しべは3本でひと組になり、その付け根に雌しべがあります。
いくつもの花が、一本の軸についているのです。

命名者が優しいのか、素敵な名前を貰いましたが、
意地悪な人ならば、ベンジョブラシとかつけられかねない風体です。


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■■■ 2021.3.23 ■■■
#1340 短尾の猫

初めて見かける、茶トラの野良猫がいました。
尻尾が短いのは、このあたりではあまり記憶がありません。

短尾の子は、臆病な性格が多いという説もあり、
いままで、あまり目につかずにいたのかもしれません。
この日も、小鳥の声に誘われて茂みから出てきたものの、
カメラに気がつくと、すぐに逃げてしまいました。

あたりを通る時に、気をつけながら歩いていますが、
それ以降は、お会いできていないのです。


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