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#1325 ハシブトとハシボソ
これまでにご紹介をしてきたカラスは、すべてがハシブトガラスです。
かつては山で暮らしていたものの、いつの間にやら都会派になりました。
動物質を主とした雑食で、街のゴミを荒らすことで知られています。
社会性が強くて、団体で行動をするのが得意です。
この写真はハシボソガラスで、かいぼりされた池にいました。
こちらのほうが人間に近いところに棲んでいたはずですが、最近はハシブトに押され気味です。
どちらかというと植物性が好きで、地面に落ちているものを拾い歩きをして、
木の実を割るのに道具を使うなど、とりわけ頭がよいそうです。
鳴き声はガーガーと濁るため、見分けがつきやすいかもしれません。
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#1326 鳥も木から落ちそう
オオカンザクラは、ヒカンザクラとオオシマザクラが掛け合わされた品種で、
川口市の安行に原木があるため、アンギョウザクラとも呼ばれています。
ソメイヨシノよりも1週間ほど早くに開花をするそうですが、今年はもう咲きました。
ワカケホンセイインコの嘴は、メジロのように蜜を吸うような形状をしていないので、
花だろうが蕾だろうが引きちぎり、舐めた端から捨ててしまいます。
枝先にあるものを取ろうとしましたが、脚を滑らせて転落しそうになりました。
指の力が強いようで、2本の爪で必死にこらえています。
いつもまんまる目玉なのでわかりにくいのですが、内心はパニックかもしれません。
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#1327 かくれんぼ
かくれんぼをしているかのように、洞のところにヤマガラがいます。
いままでに載せた写真はすべて、正面からのものでしたが、
今回は初めての背中からで、バックシャンです。
このあたりでは、寒い時期にしか見かけません。
留鳥とされているようですが、冬だけ低地に降りるものがいて、
それが、我が家の近くに来てくれるのかもしれません。
シジュウカラやメジロなど、他の小鳥たちと群れで行動をしていますが、
一緒にいることで、危険を察知しやすいようです。
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#1328 唯一無二
この冬は、数多くの鳥をご覧いただいてきましたが、
そろそろ、いろいろな花が咲き始めているので、
少しずつ、ご紹介をしたいと思います。
マンサクというと、低木のイメージがありますが、
我が家の近くで、4メートルもある大木を見つけました。
下からあおるように撮ると、空を背景にした逆光になるので、
思い切りプラスの露出をかけて、春らしくします。
ヒトデのような感じもして、やや気持ち悪さがあるものの、
それがまた、唯一無二の美しさかもしれません。
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#1329 賢い鳥
水面に嘴をつけて食事をしているのは、ハシビロガモです。
池は広いのに、重なるように泳いでいました。
離れたほうが、どちらもお腹が一杯になるのではないかと思うと、
追いかけている様子が、お馬鹿さんのようにも見えてしまいます。
本当のところはそうではなくて、科学的な行動をしています。
水かきで流れを起こして、水中のプランクトンを浮き上がらせているのだそうです。
本来は多くの仲間で行わないと、効果はいまひとつなのかもしれませんが、
2羽しかいなくても、本能的に接近をしているようです。
自然の生き物は、それぞれが知恵を備えています。
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#1330 これから春へ
最高気温が20度を超えた翌日に、一気に10度も下がり、
寒暖の差が激しすぎて、体調が追いつきません。
風邪なのか花粉か、ただ単に具合が悪いのか、
よくわかりませんが、だるい日々が続いています。
かいぼりをした後の池が、面白く凍りついていました。
水の造形は、意外で飽きません。
東京で氷を観測する最終日の平均は、3月10日だそうです。
たぶん今年の寒波はこれが最後で、これから春へと向かいます。
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