晴れ、ときどき更新



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2021.2.11
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#1311 三役揃い踏み

いまの時期は花が少なくて、虫の姿もほとんどありませんが、
冬鳥や漂鳥は数多くいるので、鳥の写真が続いています。
野鳥カメラマンではないのですが、目の前にいれば写してしまうので、
いましばらくは、お付き合いをいただければ幸いです。

かいぼりのおかげで、めずらしい光景に出会うことがあります。
左からチュウダイサギとコサギ、右の端がダイサギと、
この日は、三役揃い踏みが見られました。
魚がいる場所を巡り、たまにいざこざが起きてしまい、
コサギがつつかれたりしていますが、それほど仲が悪くはなさそうです。


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■■■ 2021.2.12 ■■■
#1312 寂しがり屋

コンコンと木を叩く音がすると、ほとんどの場合はコゲラです。
一年を通して、このあたりで暮らしていますが、
木の葉が落ちる冬の時期は、見つけやすいのかもしれません。

最近は数が増えて、人間に対する警戒心も薄れてきたのか、
驚くほど近くにまで、接近をしてくれたりします。
それは嬉しいのですが、ピントが合わないほど寄られるのも困りものです。

シジュウカラやメジロの群れと、一緒に行動をしていることもあります。
寂しがり屋さんで、賑やかなのが好きなのかもしれません。


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■■■ 2021.2.12 ■■■
#1313 ツンツンしたら

カモのつがいは、基本的に仲がよいのですが、
オナガガモは、雄が雌のご機嫌を伺うことがよくあります。

一緒に出かけるつもりで、雄は先に進みますが、
雌は休んでいたいのか、行くつもりはないようです。
杭の上から動かないと気がつくと、アレッという感じで引き返して、
何かを話しかけてから、また泳ぎ出したものの、
やはり、ついて来る気配がありません。
またまた戻り、今度はお腹をツンツンしてお誘いをしたら、
変なところをつつかないでよと、怒られていました。


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■■■ 2021.2.15 ■■■
#1314 梅に鶯

このウェブサイトでは初登場となる、どなたもがご存じのウグイスです。
警戒心が強くて敏捷で、冬は笹の茂みなどに身を隠していますが、
ヤツデの葉の上に姿を見せた時に、動かないでねとお願いをしながら撮りました。

梅に鶯というのは、素敵な組み合わせを意味する言葉ですが、
ウグイスの好物は昆虫が中心で、少なくとも蜜を吸うことはないため、
#1138のようにメジロと間違われたとされていますが、単純にそうでもない気がします。
ホーホケキョと鳴くのは桜が咲く頃からで、時期にずれがあるのです。
梅の花とウグイスの声を、美しい春の代表として、
架空のコラボレーションとして、表現をしたのかもしれません。


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■■■ 2021.2.16 ■■■
#1315 雨なので猫

ひさしぶりの雨なので、撮影に出るつもりでいましたが、
雲がかなり厚いようで、感度が12800くらいは必要なほど暗く、
とんでもないザーザー降りで、ずぶ濡れは覚悟をしないといけないようです。
気温はそれほど低くはなくて、心配をしていた風も吹いてはいませんが、
3秒ほど沈思黙考をした結果、家の中で過ごすことに決めました。
このところ、怠け者化が加速をしています。

ということで、猫の写真でご機嫌をお伺いさせていただきます。
ファインダー越しなので、目を合わせているつもりはないのですが、
相変わらず、不機嫌そうな顔をされてしまいました。


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■■■ 2021.2.17 ■■■
#1316 また水が増えて

かいぼりにより、水の量はかなり減りましたが、
先日の雨で、また少し増えたようです。

ポンプで排出をしてはいるものの、そもそも抜けがよくなくて、
底から水が湧いているのかもしれないと、担当の人は話していましたが、
隣にある天然の池でも、地下水を汲み上げている状態なので、
こちらの人造池が自噴をしているとは、考えにくい気がします。

復水開始までは、あと1週間くらいなので、
太陽の光で干せない面積が、そこそこ広くなるのかもしれません。



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■■■ 2021.2.18 ■■■
#1317 汚れても平気

水面を跳ねるように、不思議な鳥がこちらに来ます。
コサギのようですが、そうだとすれば脚の先は黄色いはずです。
これは何者なのだろうかと、よくよく目を凝らして見ると、
かいぼりの泥が付着して、指が黒いだけなのでした。

コサギやダイサギは、どろどろの場所でも気にしなくて、
それよりも、魚を獲りやすい場所を優先するようです。
一方のアオサギは、できるだけ綺麗にしていたいのか、
止まるにしても、あまり汚れないところを選ぶ感じがします。
同じサギでも種類により、性格に違いがあるのかもしれません。


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■■■ 2021.2.20 ■■■
#1318 多勢に無勢

木の枝の陰に身を隠すように、オオタカがいました。
まだ幼鳥のようで、ハシブトガラスから嫌がらせを受けています。

一対一の勝負になれば、もちろん負けはしなくて、
成鳥になれば、捕食をすることもありますが、
相手は百倍以上の圧倒的な数で来るので、多勢に無勢です。

カラスとしては、唯一の脅威となる相手なので、
自分たちの縄張りから、追い出したいと考えているのかもしれません。
タカが飛び立つと、十数羽が鳴きながら一斉に追いかけていました。


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■■■ 2021.2.21 ■■■
#1319 騒然

もしかすると、オオタカが動いたのかもしれませんが、
日没直後に、ハシブトガラスが森から一斉に飛び立ちました。
冬は群れが集結をするので、とんでもない勢力に膨れ上がることがあります。
ファインダーの外側に、これと同じくらいの数がいて、
合わせると数百羽にもなり、空一面を覆い尽くすようで、
まるで、ヒッチコックの映画です。

カラスたちが大声で騒ぐので、あたりは騒然となり、
恐ろしさのためか、サギたちは種別を越えて一ヶ所に集まり、
不安そうにしながら、空を見上げていました。


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■■■ 2021.2.23 ■■■
#1320 年輪模様

不思議な形をした氷が、池の中にありました。
直径が30センチくらいで、円盤状をしています。
木の杭のまわりから、凍り始めるようで、
かいぼりをしているために、日々少しずつ水位が下がり、
それにつれて、年輪のような模様ができたようです。

今年はまだ、まともな雪を見ていません。
この前の冬は、春になりかけた3月29日に降りました。
かつては、年に数回は雪景色を撮影していた記憶があります。
これからどうなるのか、淡い期待を抱いて待つのみです。


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