フジバカマの花に、ダイミョウセセリがいました。
黒地に白の模様という、シックな装いをしています。
紋付き羽織袴の大名を彷彿させるというのが、名前の由来のようです。
その所作も、なかなか堂々としています。
蜜を吸い始めると、没頭してしまう性格なのか、
ほとんど動かずに、そのままでいることがあります。
近づき放題で、落ち着いて撮影ができるのはよいのですが、
違うポーズが欲しい時には、しばらく待たないといけません。
撮りやすい位置に来てもらうまでに、10分ほどかかりました。
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#1260 デコイモ
見るのも嫌だという方には、本当に申し訳ございません。
いままでにイモムシはご紹介をしていますが、ついにケムシの登場です。
ヒメシロモンドクガと名前に毒とはついていても、人畜無害とされています。
しかし、触れたり食べたりしないほうがよさそうです。
前方に突き出した刷毛は、顔の上面にある赤い丸は、
背中に並んだ白いモヒカンは、魚の胸びれ状のものは、
それぞれなんの役に立つのか、デコトラも驚くほどの装飾過多です。
長い毛を振り乱しながら、高速で移動をする様子はまるで仔犬のようで、
発想を180度転換すれば、もしかすると可愛いのかもしれません。
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