晴れ、ときどき更新



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2020.7.25
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#1211 トップモデル

ヤマトタマムシに遭遇をするのは、生涯でまだ2度目です。
我が家にご案内をして、コピー用紙の上で写真を撮らさせていただきました。

法隆寺にある玉虫厨子として、歴史の授業でも紹介をされていて、
美しさと派手さにおいては、日本の昆虫界ではトップクラスではないかと思われます。
パリコレのランウェイを歩いても、違和感がないかもしれません。

食べる物は何がお好きなのだろうかと、インターネットで検索をしてみたところ、
やや神経質な性格らしくて、なかなかお口に合うものがないようです。
撮影が終了したところで、すぐにお帰りいただきました。


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■■■ 2020.7.27 ■■■
#1212 可愛い子

雨上がりの水溜りに、カルガモの一家がいました。
池から外に出て、散歩を楽しんでいるようですが、
猫やカラスが多い場所なので、不用心な気がします。

母親のやることを見よう見まねで、子供たちも羽づくろいをしています。
水面に映る姿が、自分でも見えているはずです。
鏡の前で、お化粧をする感じかもしれません。

カルガモの雛ほど、可愛いものはないと思います。
そこにタレがあれば、焼き鳥にして食べてしまいたいくらいです。


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■■■ 2020.7.29 ■■■
#1213 出てきてよいのやら

ひさしぶりに、池のまわりをぐるりと歩いてみます。
出かけた時は曇天でしたが、帰りには傘が必要になりました。

今週の始めには梅雨が明けるという予報でしたが、雨が長引いています。
どうやら8月にずれ込むようで、去年に続いての短い夏になりそうです。

温暖化の影響なのか、動植物の発生のサイクルが乱れている感じですが、
この7月は暑い日が少ないので、さらにおかしなことになるかもしれません。
地上に出てきてよいのやらと、カブトムシやセミたちは困惑をしている気がします。
芙蓉の花が咲き始めるのも、少し遅れているようです。


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■■■ 2020.7.31 ■■■
#1214 美しい真紅

素敵だと思うトンボは、いろいろといて、
ショウジョウトンボは、そのうちの五指に入ります。
頭から胸から腹から、すべて真紅なのが印象的です。

アカトンボに似ていますが、生物学上では違う種類で、
仲間で群れて飛ばずに、縄張り意識が強いのが特徴です。
我が家の近くでは、最近は2匹が日々交戦をしています。

緩く孤を描く草の上にいるところを、真横から写します。
背景を水面にして、シンプルな写真になりました。


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■■■ 2020.8.1 ■■■
#1215 トタン屋根の上の猫

ようやく、関東地方の梅雨が明けました。
8月にずれ込むのは、あまりないことだと思います。

夏を満喫したいところですが、今年はそうもいかないようです。
遠出をする人が減り、近所の公園が混雑をするかもしれません。
ザリガニたちには、また受難の時が来ました。

曇り空が続いていた間はよいのですが、これから日射しが強くなると、
熱いトタン屋根の上では、焼き猫になりかねません。
これからは、どこか涼しいところで昼寝をしているはずです。


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■■■ 2020.8.3 ■■■
#1216 コブトムシ

クヌギの樹液が出ているところに、クロカナブンが来ていました。
その中で1匹だけ、やや目立つものがいます。
近づいてみると、カブトムシです。

体はカナブンをひとまわり大きくした程度で、角の長さは1センチくらいしかありません。
これほどちいさいものには、初めて出会いました。

遺伝という説もありますが、そうだとすると小型の個体は自然淘汰されてしまいそうなので、
幼虫期の栄養の状態が、あまりよくないからではないかと思います。
今年の長い梅雨も、影響をしているのかもしれません。


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■■■ 2020.8.5 ■■■
#1217 半日陰の場所

8月1日の梅雨明けを境にして、見事に季節が変わりました。
それまでの曇天で涼しめの日々が一転をして、30度を超す真夏が続いています。
本格的な暑さは、これからが本番だと思いますが、
まだ体が慣れないせいか、ついていけずにいる感じです。
かつてはこの時期は大歓迎で、喜んで撮影に出かけていましたが、
年齢的に、そろそろ気をつけないといけません。

このウェブサイトで2回目の登場となる、ナツズイセンが咲いていました。
葉の形が水仙に似ているというだけで、実際にはヒガンバナの仲間です。
そのためか、林の中のような半日陰でよく見かけます。


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■■■ 2020.8.7 ■■■
#1218 加速する夏

遅れを取り返すかのように、夏が加速をしています。
最高気温は、35.9度にまで上がりました。

しばらく日向に出ていたのですが、すべてにおいて鈍感な人間なので、
さほど暑くもなくて、日射しが心地よいくらいです。
しかし、外出は避けたほうがよいとニュースで伝えていたので、
のんびりと、家の中で過ごすことにしました。

近所でゴーヤを育てていますが、食用にするためのものではないようです。
黄色く熟した実からは、赤い種が弾け出していました。


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■■■ 2020.8.9 ■■■
#1219 年越しをするトンボ

今年のお盆休みは、帰省をしない人が多いようです。
案の定、近所の公園が大賑いをしています。
網を手にした多くの親子連れが、生き物を探しながら歩いていて、
のろのろと飛んでいるトンボなどは、たちまちにして捕獲されてしまいます。
昆虫やザリガニたちには、かつてなく大変な夏になるかもしれません。

オツネントンボを漢字で書くと、越年蜻蛉になります。
名前の通りに成虫で冬を越すという、めずらしいトンボです。
2月でも暖かい日には、ふらふらとしているのを見かけることがあります。
このあたりではもともとあまりいなくて、最近はさらに数を減らしているようです。


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■■■ 2020.8.11 ■■■
#1220 39.0度

午後2時過ぎに、ついに39.0度になりました。
記憶に誤りがなければ、このあたりでは初めての気温です。
いくら暑さに強くても、このような日に外出をするのは愚の骨頂で、
馬鹿丸出しのレッテルを張られかねないので、おとなしく昼寝をするに限ります。
自分が子供の頃には、これほどは経験をしたことがないです。
あと100年もすれば、40度でも驚かないのかもしれません。

名は体を表すといいますが、その典型的な例のイボバッタです。
なんだかよくわかりませんが、やたらと脚をばたばたとさせています。
もしかすると、コンクリートが熱いのかもしれません。


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