カマキリの卵には、受難の季節です。
食糧が少ない冬のタンパク源として、鳥に狙われてしまいます。
シジュウカラのような小鳥が食べるのを、時々見かけますが、
ハシボソガラスまでもが、咥えながら歩いていました。
そのまま、まるごと飲み込むわけではなくて、
中にいる幼虫だけを、嘴でつつき出しているようです。
ちまちまとしか口に入らずに、非効率な気がしますが、
この時期は、食べるものがあまりないのかもしれません。
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#1147 持ちつ持たれつ
歩いていても、なかなか虫に出会いません。
最近の暖かさならば、いろいろと見かけてもよいはずです。
我が家の近くの草叢は、かつてはあるがままでしたが、
このところ整備されて、景観がよくなりました。
しかし、昆虫の数や種類は減少をしている気がします。
自然で生きているものは、持ちつ持たれつで、
それなりに、上手く関係を保ちながら暮らしているので、
人の手が入ることで、そのバランスが崩れないかと心配です。
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#1148 樹上のペンギン
木の上にペンギンがいる、わけではありません。
名前の通りに、長い尾羽がトレードマークのオナガですが、
残念ながら肝心の部分が見えず、失礼しております。
子供の頃は、ごく普通にいた鳥ですが、
同じ仲間のカラスが、爆発的に増えたからなのか、
いつの間にやら、ほとんど姿を見なくなりました。
この数年は、ちいさな群れで来てくれますが、
用心深いのか、高い枝に止まることが多くて撮りにくいのです。
そのうちに、全体像もご覧をいただきたいと思います。
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#1149 気分が沈んで
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国で一斉に休校になりました。
思いがけずに早い春休みになり、子供たちは喜んでいるのかもしれません。
近くの公園からは、いつも以上に多くの小中高生の声が聞こえてきます。
このところの暖かさで、ハクモクレンが咲き始めました。
どうしたことか今年は蕾が少なくて、木全体が白くならずに残念です。
過去の事故や災害も、いまもニュースとして取り上げられるため、
最初から最後まで暗い話題が多くて、テレビを観ていても憂鬱になります。
早く本格的な春になり、溢れる花で明るい気分にさせてもらいたいものです。
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#1150 7年くらいでも
オオアラセイトウは、すでに相当数を掲載しているかと思いましたが、
この写真で、まだ3枚目のようです。
アブラナ科ということもあり、ナノハナのように群生をして、
その様子は、#666でご紹介をしています。
最近は、広い空き地が少ないということもあり、
青い絨毯のような景色を見られる場所は、近所にはほとんどなくなりました。
このウェブサイトを始めて、もうじき7年ですが、
その程度の年数でも、自然は大きく変化をしています。
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