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#1098 親子ともに目玉模様
このあたりではめずらしい、アケビコノハがいました。
左右で10センチほどもある、大型の蛾です。
前翅を立てていると枯葉のように見えますが、後翅は派手な橙色と黒で、
敵を驚かすためらしいのですが、目立ち過ぎて逆効果ではないかと思います。
幼虫はアケビなどを食べて育ち、#410のように目玉の模様が特徴です。
成虫で越冬をするので寒さには強いはずですが、翅が破れてしまい元気がなくて、
延々と小刻みに体を震わせているために、なかなかシャッターが切れません。
よく見ると、お尻にちいさな虫がついています。
何かに寄生をされてしまい、苦しんでいるようです。
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#1099 ようやく黄色に
相変わらず暖かくて日射しも強いために、部屋の中が温室のようになりました。
自分が子供の頃の11月というと、凍えていた記憶があります。
タイムマシンがあれば50年前に戻り、確認をしてみたいものです。
この年齢になると、ウィンタースポーツをするわけでもないので、
寒い冬は面倒なだけで、いまくらいの陽気が続いて欲しい気がします。
残りの人生は、ぬるま湯に浸かるように過ごしたいものです。
大きなイチョウの木も、まだ緑が強い感じはしますが、
そろそろ黄色くなり始めたので、もうじきクライマックスになるに違いありません。
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#1100 鳥行の自由
水面に浮いているカイツブリのすぐそばを、オオバンが通り過ぎます。
あたりには2羽しかいないので、離れて泳げばよいのに、
航行の自由ならぬ、鳥行の自由作戦を敢行しているかのようです。
好意的に解釈をすると、挨拶に来たのかもしれませんが、
オオバンは素知らぬ顔をしたままなのに、カイツブリのほうは気になるようで、
通過をした後も、振り向いて確認をしていました。
ちいさい動物ほど気が強いという説がありますが、カイツブリも同様で、
自分の縄張り内では、違う種類の鳥も攻撃をします。
一方のオオバンは、喧嘩をするにしても仲間内だけのようです。
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