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#1056 凄いこと
連なりながら飛んでいるギンヤンマが、急に見えなくなり、
どこに消えたのだろうかと、捜してみると、
流れている枯草に止まり、産卵をしていました。
もう少しよさそうな場所は、いくらでもある気がします。
連結をしているのは、正式には交尾ではなくて、
雌が卵を産むまで浮気をしないように、雄が掴まえているのです。
お尻の先で、相手の首を挟んでいるのですから、
よくよく考えてみると、なかなか凄いことをしています。
人間で同じような行為をしていたら、逮捕されるかもしれません。
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#1057 神秘的な月
神秘的な月ですよと、かぐや姫さまからご連絡がありました。
ベランダに出てみると、濃い色をしたほぼ満月が出ています。
少し欠けているあたりが、凸凹している感じです。
光の加減で、クレーターが浮き上がるのだと思いますが、
これほど明瞭に写るとは、いままで気がつきませんでした。
クレアラシルを塗り、治療をして差し上げたいくらいです。
いま住んでいる家からは、空がよく見えますが、
秋に転居するところからの眺めは、それほどではありません。
きちんと外に出て、撮影をしないといけなくなりそうです。
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#1058 黄色い塊
親指ほどのキノコが、雨の後でしばらくすると、
子供の拳くらいまで大きく、急成長をしていました。
モコモコとした黄色い塊は、ヒラフスベではないかと思います。
毎年、ある桜の幹に同じように出るため、
なぜこの1本だけなのだろうかと、不思議に感じていました。
もともとは、切り株から発生をすることが多いようなので、
高齢の木には、生えやすいのかもしれません。
それにしても、キノコの種類を特定するのは難しいです。
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#1059 いろいろな角度から
最初に見た時は、コノシメトンボかと思いましたが、
胸の側面の模様などからすると、リスアカネのようです。
アカトンボやイトトンボの仲間は、判別が難しいものが多いために、
できれば、いろいろな角度から写しておくことにしています。
あたりには1匹しかいないので、縄張りを守りやすそうですが、
しばらく前に見た時に比べて、前翅の先が欠けていました。
かつてご紹介した、マルタンヤンマと同じように、
リスというのは動物とは関係がなくて、昆虫学者の名前です。
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#1060 残暑は続く
真夏日が30日以上も続き、記録を更新するかと思われたものの、
意外にも、突然に途切れてしまいました。
それでも、まだ厳しい残暑の日々です。
39度や4度という、絶望的な気温の上昇はありませんでしたが、
30度を超える地味な暑さが連続しているために、無意識のうちに疲労が溜まります。
お寺の猫も、お疲れのご様子です。
寝ているのだろうかと、望遠レンズで覗いてみると、
薄目を開けて、こちらを見ているのでした。
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