晴れ、ときどき更新



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2019.6.6
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#1021 顔を上げて

10日ぶりに30度を超えて、夏のようになりましたが、
この晴天も、とりあえずは今日までのようです。
もしかすると、すぐに梅雨入りになるかもしれないというので、
洗濯をするか写真を撮るかの、二者択一なのですが、
怠け者なので、電光石火で後者を選びました。

日射しが強いので、木陰の多い道へと向かいます。
トチの木を下から見ると、透過光が眩しいです。
何か落ちていないかと、俯いてばかりいないで、
たまには顔を上げて歩くのも、よいものだと思いました。


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■■■ 2019.6.8 ■■■
#1022 どこに消えたのか

今年もまた、カルガモが子育てをする季節になりました。
あちらこちらで、可愛い雛たちが成長をしています。
産まれたすべてが、順調に育つわけではありませんが、
全員が大人になれば、あたり一面がカルガモだらけになるので、
それはそれで、バランスが崩れてしまいそうです。

公園の外れにある池で、1羽だけで泳いでいました。
グアグアと鳴きながら、深刻そうな顔をしています。
確か連れ合いがいたはずですが、姿が見当たりません。
どこに消えたのかと、気になるのです。


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■■■ 2019.6.10 ■■■
#1023 濡れ衣

抜け殻が、お寺の扉にありました。
どうして目立つところで羽化をしたのか、理解に苦しみますが、
虫には虫の、都合と考えがあるのかもしれません。

時々見かける、キアシドクガという蛾です。
蛹には派手な模様がありますが、成虫は白一色で、
その名前の通りに、足だけが黄色です。

ドクガに分類をされていますが、毒はありません。
濡れ衣を着せられているようで、可哀想です。


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■■■ 2019.6.13 ■■■
#1024 原点の花

このあたりでよく見かける、名前の知られた植物でも、
まだ、ご紹介をしたことのないものがあります。
意外なことに、キキョウも初めてです。

17歳の時に、たまたま写したキキョウがよい感じに撮れて、
それから、本格的にカメラを手にするようになりました。
自分の写真の基本は旅ですが、原点は花かもしれません。

咲いたものと蕾が、綺麗に並んでいます。
影が出ないように、太陽が雲に隠れてからシャッターを切りました。


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■■■ 2019.6.14 ■■■
#1025 散歩日和

野良猫のように、施錠のされていない裏門から出入りをしていたら、
住職さんが気がついたようで、鍵をかけられてしまいました。
仕方がなく正面に回りますが、これがきちんとしたお参りのルートなのです。

お伺いをする時は、観音様の背景を楽しみにしています。
抜けるような快晴のこともあれば、綺麗な白い雲が浮かんでいたり、
同じような曇天でも、空のテクスチャーがいつも異なるのです。

この日も10円のお賽銭で、山ほどのお願いごとをさせていただきました。
またあの人かと、さすがに閉口されているのかもしれません。


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■■■ 2019.6.15 ■■■
#1026 立派なツノ

立派なツノが生えていますが、シカではありません。
なんとなく、ワサビみたいでもありますが、
ご覧の通り、イモムシです。

#333でご紹介をした、アカボシゴマダラの幼虫です。
我が家の近くには、エノキの木が多いので、
繁殖をするには、よい環境なのかもしれません。

本来、このあたりに棲息をしていないはずの蝶が、
以前にも書いたように、人為的に放たれて増えたようです。


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■■■ 2019.6.17 ■■■
#1027 梅雨入りして

気温はそれほど高くなくて、散歩には快適な日になりました。
ピーカンよりは曇り空のほうが、個人的には撮影日和です。
風が心地よいのも嬉しいのですが、被写体が揺れるのは困ります。

ピンクでササユリに似ていますが、葉の形はテッポウユリ系かもしれません。
ユリには、300近くも種類があるらしいです。

自分が子供の頃は、梅雨入りをすると、
連日のように、嫌というほど降り続いていたような記憶がありますが、
このところは、かつてのようなことは少ないようです。


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■■■ 2019.6.20 ■■■
#1028 ひとりじめ

たくさんのカメラが、何かを取り囲んでいました。
遠目から見ると、ミドリシジミのようです。
まるで、モデル撮影会の様相を呈しています。
あまりの人気に、ちいさな蝶は驚いているかもしれません。

しばらく歩くと、ホタルガがいました。
年に1回くらいお目にかかる程度で、このあたりでは数が少ないのですが、
蛾ということで興味を抱かれていないようで、そこには誰もいません。
羽化をして間もないのか、翅の状態は綺麗です。
ひとりじめをさせていただき、静かにシャッターを切りました。


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■■■ 2019.6.24 ■■■
#1029 別の名前

ちいさくて白い花、トキワツユクサが咲いていました。
清楚な雰囲気は、日本固有種のような印象を受けますが、
昭和の時代の初めに、海外から持ち込まれて、
野草化をしたものが、あちらこちらで繁殖をしているようです。
薄暗くて湿り気のある場所を好むため、我が家の近辺は最適な環境かもしれません。

植物には、別の名前がついているものが多くあり、
これは、ノハカタカラクサとも呼ばれています。
博多織の唐草模様に葉の様子が似ている、というのが由来らしいものの、
個人的には、いまひとつピンと来ないのです。


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■■■ 2019.6.30 ■■■
#1030 キュートなお尻

この数年は、雨が少ない気がしましたが、
今年の梅雨は、それらしい日が続いています。
じめじめしていると、気分はいまひとつです。
なんとなく、体がぶよぶよとして、
歩いていても、いまひとつキレがよくありません。

梅干しや梅酒などで、馴染みのあるウメに対して、
ボケも同じ時期に実るものの、あまり活用をされていませんが、
お酒やジャムなどで、食べることができるようです。
キュッとつぼんだお尻のようで、キュートな感じがします。


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