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#1005 鬼とついていますが
「晴れ, ときどき更新」も、1000回を超えました。
常連のように、いつもご登場をいただいている動植物がある一方で、
よく目にしているのに、ご紹介ができていないものもあります。
オニタビラコもそのひとつで、単独で取り上げるのは初めてです。
オニなどという、恐ろしげな接頭語がついていますが、
そのような感じは受けず、可愛く咲いています。
花はちいさくシンプルで、マクロで写しても存在感が薄く、
離れると纏まりがつきにくいので、撮るのが難しい植物だと思います。
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#1006 撮り放題
このところ、ひんやりとした日が続きました。
太陽が出ていないと、肌寒く感じます。
テントウムシは、気温の変化に敏感です。
日射しがあり暖かければ、元気に活動をするものの、
そうでないと、途端に動きが鈍ります。
ハハコグサの花で、ナナホシテントウが休んでいました。
黄色に赤は、派手で目立ちます。
静止したままなので、やや絞り込んでの撮り放題です。
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#1007 猫大明神
神社に棲んでいる猫大明神に、いろいろなお願いをしていたところ、
ふた月ほど前に、忽然と姿を消してしまいました。
どうしたのだろうかと、心配をしていると、
今日になり、お気に入りの場所で鎮座をしていました。
可愛いらしく、香箱座りなどはしていますが、
目つきは凶暴で、口元に半笑いを浮かべているようです。
ほどなく、こちらに近づいてくると、
ひさしぶりだなという感じで挨拶をして、どこかへと消えてしまいました。
もしかすると、舎弟くらいに思われているのかもしれません。
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#1008 悩み多き季節
そろそろ、虫刺されの対策を始めなければなりません。
長袖ではなくて、Tシャツで気軽に歩きたいところですが、
その場合は、虫除けを塗る必要があります。
どちらにするかで、いつも出かける時に迷うのです。
個人的に撮りにくい花のひとつに、アヤメがあります。
目で見た印象のように写すことが、なかなか難しいのです。
自分と相性が合わない被写体というものが、あるのかもしれません。
この季節は、いろいろと悩みが多いのです。
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#1009 たおやかな時間
気温はそれほどでもありませんが、湿度が高いようで、
今年になり、最も暑く感じる日でした。
ひさしぶりに池に行くと、めずらしいところにカワウがいます。
見たところ、ぼんやりとしているようですが、
ご当人としては、そのようなつもりはないのかもしれません。
空を映す水鏡が、風で揺れました。
水面を蹴りながら、格好よく飛び立つ姿を期待していたのですが、
ポチャンと池に下りると、潜水をして消えてしまいました。
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#1010 落としどころを捜して
ヤマオダマキを見ると、いつも魔女を連想してしまいます。
くるりんとした形が、そのように思わせるのかもしれません。
花びらは黄色い筒状になり、大きく広がる紫色の部分は萼です。
奥行のある立体的な被写体を撮る時は、いつも悩みます。
花そのものには、ある程度のシャープさが欲しいものの、
あまりに絞り込むと、後方のボケが煩雑になり過ぎてしまうのです。
背景を合成でもすれば、イメージに近くはなりますが、
そこまでやる気力も根気も能力も、まるで持ち合わせておりません。
その場でできる、最善の落としどころを捜すのみです。
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