晴れ、ときどき更新



■■■ 2013.11.27 ■■■
#071 平気でうろうろ

このところ、ようやくカマキリを見るようになりました。
目立つところを、平気でうろうろとしています。
みなさん、卵を産む場所を探しているのかもしれません。
それにしても、なんとも無防備な感じです。

カマキリは、動いているものは食べ物だと思い込んでいるようで、
昆虫だけではなく、小動物や鳥の雛でさえも狙います。
交尾に近づいてきた雄でも、油断をしていると雌に捕まるのです。

カマキリに生まれていたら、大変でした。



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■■■ 2013.11.29 ■■■
#072 枝のバランス

朝早くに散歩をしていたら、素晴らしい光景が見られました。
手前はハナミズキ、奥がケヤキで、
紅葉と黄葉のコンビネーションは、まさに王道です。

露出は少し多めにして、明るくなるようにしました。
そして、枝のバランス。
黒くて直線的な枝は、目で見ている時には気にならなくても、
写真にすると、やたらと目立つことがあります。
今回はよく撮れたのではないかと、自画自賛。
自然の写真は、感じたままに写すのが難しいです。



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■■■ 2013.12.1 ■■■
#073 春を待つ

コブシの木に、蕾がつきました。
咲くのは春ですから、まだ何ヶ月も先です。
植物はずいぶんと前から、来年の準備をしています。
泥縄方式の自分と比べると、恥ずかしいです。

ただ、早くに蕾をつけてしまうと、
冬に食べ物が不足すると、鳥が喜んで食べていたりします。
ヒヨドリが、蕾をついばんでいる姿を見ると、
頼むからやめてください、と言いたくなります。
お願いしてやめてくれるような相手では、到底ないのですが。



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■■■ 2013.12.4 ■■■
#074 衰勢の美

この季節の楽しみは、コムラサキを見ることです。
その名前の通りに、ちいさな紫色の実をつけます。
最初は、どれも綺麗な色をしていますが、
秋が深まるにつれて、徐々に萎びてしまい、
白いものから、茶色や黄色や赤と、
ひと粒ひと粒が、さまざまな色に変わります。

コムラサキに限らず、植物を見ていると、
満開の瞬間や実りの最盛期は、素敵なのですが、
その後にも、また違う美しさを感じるのです。



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■■■ 2013.12.6 ■■■
#075 幻の大根

我が家のまわりは、昔は大根の産地でしたが、
病気が流行して栽培がしにくくなり、いまは幻です。
と、小学生の頃に教わりました。

その大根を復活させようと、最近はまた育てている農家があります。
辛みの強い、独特の味がするらしいのですが、
まだ、食べたことはありません。

この干した大根は、沢庵にするようで、
地元民として、いつかは食べてみたいものです。


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■■■ 2013.12.9 ■■■
#076 コンビネーション

今年は、モミジの色づきが遅く、
そして、見頃は短かいような気がします。

自分ならではの、モミジを愛でる場所があります。
家の近くにあるお寺も、そのひとつで、
毎年12月になると、その場所を訪れます。

山門の真下に立ち、真上を見ると、
赤や橙や緑の、素晴らしいコンビネーションが楽しめます。
同じ場所でなぜ色が違うのか、自然は不思議です。



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■■■ 2013.12.11 ■■■
#077 オトナガモ

この池に来る水鳥のうち、一番多いのはオナガガモかもしれません。
その名前の通り、雄の尾羽はすらりと伸びていて、
フォーマルな装いで、燕尾服を着ているようにも見えます。
色はグレー系で、地味な感じがしますが、
よく見ると細かい模様があり、なかなかシックです。

ここにいる中では、体が大きいこともあり、
誰かから攻撃をされることも、あまりないようです。
夕陽に輝きながら泳ぐ姿は、とても優雅。
まさに、大人の鴨です。



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■■■ 2013.12.13 ■■■
#078 マユミさん

遊歩道から少し離れたところに、1本の木があります。
公園の管理人さんに、マユミというプレートを付けていただいてからは、
以前よりも多くの人が存在に気がついて、花や実を楽しんでいるようです。
自分もそこを歩く時には、必ずご挨拶をします。

花の直後には、多くの実がつきますが、
今年は多くのカメムシが悪さをしたせいか、熟すのは少しだけです。
その年により、実の数の差が大きいのです。
エロティックな感じの種には、毒がありますが、
小鳥たちは、平気で食べていました。



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■■■ 2013.12.15 ■■■
#079 なんとなく

紅葉の見頃は、ほぼ終わりました。
なんとなく、いつもよりも早くに終わりを迎えた感じです。

今年も綺麗でしたが、以前のほうが美しいような気がします。
色づきがよくないのは、最近は寒暖の差が少ないからというだけではなくて、
昔のことは、よく思えてしまうのかもしれません。
それは、紅葉だけではない気がします。

あと何回、紅葉を見ることができるのか。
50歳にもなると、そのようなことも考えてしまうのです。



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■■■ 2013.12.17 ■■■
#080 冬の訪れ

ひさしぶりに、早朝の散歩をしました。
最近では一番の寒さということで、手袋を出しました。

日陰のところが、ほんの少し白く見えます。
この冬、初めて見る霜です。

歩きながらの温かい缶コーヒーが、美味しいこと。
寒いのも、悪いことばかりではありません。

家に帰ると、テレビのニュースが初霜を伝えていました。



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