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#2071 カップル
カモたちは、いまが婚活のシーズンです。
あちらこちらで、すでにカップルが成立をしていて、
たまに1羽でいるのを見かけると、身につまされます。
その年ごとに、パートナーは変わりますが、
留鳥のカルガモは、それほど離ればなれにならないためか、
また同じ相手と、一緒になることもあるようです。
池の面積に対して、最近は数が多すぎる気がします。
繁殖期を迎えると、いろいろと揉めるかもしれません。

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#2072 一輪だけ
お寺の境内で、河津桜が咲き始めました。
2月に入り、かなり寒い日が続いたこともあり、
この数年では、遅いほうかもしれません。
夕暮れが迫る時刻で、すでに陽が翳り、
奥にある石柱は、仄かな光に照らされています。
ボケとのバランスを考えて、300mmで写しました。
遠くから眺めるのであれば、満開がよいのですが、
近くで見るには、一輪だけのほうが美しく感じます。

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#2073 公園の人気者
野鳥を撮るカメラマンたちが、公園の一角にいました。
どうやら、ルリビタキが来ているようです。
夏は涼しい山にいて、冬になると暖かな平地に下りて、
やや薄暗い林の中で、それぞれが縄張りを持ちます。
我が家の近くで確認ができたのは、今年は1羽だけなので、
そこに人が集まるのは、仕方がないのです。
雄は全体が青で、雌は尾羽にだけ色がついて地味ですが、
身を隠すのには、そのほうが正解かもしれません。

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#2074 一時的にお目覚め
最高気温が20℃を超える日が続き、季節外れの陽気です。
越冬中のイトトンボが、目を覚ましているかもしれないと、
陽あたりのよい場所を探すと、ホソミイトトンボがいました。
起きたばかりで、まだ体力が十分ではないのか、
枝に掴まらずに、ぽかぽかなアズマネザサの上で休んでいました。
本格的な春を迎えると、体の色はさらに青く変化をします。
かなりちいさくて、3センチほどしかないために、
全身にピントを合わせるのが、ひと苦労です。

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#2075 モジャモジャ
最高気温が22℃の翌日の同じ時刻は、わずか2℃で、
急転直下の冷え込みに、体調が追いつきません。
もう少しお手柔らかにと、天の神様にお願いをしたいです。
それでも、きちんと季節は前へと進んでいます。
リボンのようなシナマンサクが、ようやくのこと咲き始めました。
ひとつひとつが、自由気ままに開いている感じが魅力的です。
どのように写すのが最善なのか、いつも悩んでしまう花です。
時々刻々と光が変わるので、手早く撮らないといけません。

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#2076 この場所で写す
このウェブサイトの被写体は、自然の動植物が中心で、
形や色の美しさが伝わるようにと思いながら、撮影をしています。
そして、もうひとつ大切なポイントは、
写した場所のすべてが、近所の公園とその周辺だということです。
子供の頃によく遊んだところばかりで、特別な思い入れがあるため、
できれば周囲も取り込んで、フレーミングをしたいと考えています。
あたりの景色や環境は、年々変化をしているので、
記録の意味も含めて、これからも撮り続けたいものです。

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#2077 仏の座
年が明けてからは、寒暖の差が激しい日が続いて、
春の訪れは、やや遅れ気味のようです。
その中でもホトケノザは、きちんと咲いています。
不時現象、いわゆる狂い咲きがよくある植物らしいので、
気候が不安定でも、気にならないのかもしれません。
ピンク色の花が、なんとなく仏さまということで、
下にある葉を台座に見立てて、この名前が付けられました。
春の七草にも、同じ名称のものがありますが、
そちらの本名はコオニタビラコで、まるで別の種類です。

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#2078 ひさしぶりのバン
かつては、冬になるとよく見かけたバンですが、
この数年は、あまりお目にかかれない状態が続いていました。
ひさしぶりに今シーズンは、4羽も来てくれています。
2羽ずつのカップルの間で、縄張り争いが絶えなくて、
やや体格に勝る年長組が、いつも圧倒をしているようです。
水鳥ですが、歩きながら食べ物を探すことが多いので、
脚は強靱そうですが、水かきはついていません。
ここでは実際よりも太めに撮れてしまい、申し訳ないです

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#2079 薹が立つ
今年に入り、寒暖の差が激しい日が続いたものの、
ようやく最近は、そこそこの気温で推移をするようになりました。
足元を見ながら歩いていると、あちらこちらに春を感じます。
穏やかな日射しを浴びて、フキが芽を出していました。
フキノトウというには、まさに薹が立ち過ぎているようです。
そろそろソメイヨシノが開花をするかも、という話を聞きますが、
順番もあるので、それほど急いでくれなくてもよくて、
遅れ気味のコブシに、まずは咲いていただきたいです。

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#2080 三寒四温といいますが
いま頃の時期には、三寒四温という言葉を耳にしますが、
ここまで実感をする年は、なかなかないかもしれません。
気温のあまりの乱高下に、何を着ればよいのか迷いまくりです。
このところ、20℃前後の日が続いたことで、
コブシやハクモクレンの蕾が、一気にほころび始めましたが、
これからまた寒くなり、開花のスピードが落ちそうです。
池の中のヨシや、向こう岸のメタセコイアやラクウショウは、
まだ褐色のままで、冬の眠りについています。

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