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#2321 逃した魚は
ゴイサギが、微動だにせず水面を凝視しています。
どうやら、獲物に狙いを定めたようです。
かなりの時間をかけて、大きなタウナギを捕らえたのに、
岸辺まで運ぶ途中で、ニュルリと逃げられてしまいました。
大慌てで、嘴で滅多矢鱈とあたりを突きまくりますが、
九死に一生を得た魚は、すでにそこにはいません。
諦めきれずに、しばらく池の中をがさがさしていたものの、
さすがに無理だと気がついたのか、呆然自失の状態です。

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#2322 あの子はだあれ
今年の梅雨はきちんと雨が降り、キノコたちは絶好調ですが、
どこの誰なのかがよくわからず、種類の判別には苦労をします。
こちらは手袋みたいな形で、子供の手くらいの大きさです。
マスタケかアイカワタケか、はたまたベッコウタケか。
生えている場所や色や形などで、総合的に判断をすると、
たぶん、マンネンタケの幼菌の変形種だと思います。
食べるのであれば、素人だけで判断をしないほうが賢明です。
急に笑い出したり、気がついたら天国かもしれません。

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#2323 今年の1匹目
6月下旬になると、モノサシトンボが姿を現します。
この数年は、お目にかかる機会はそれほど多くありませんが、
バスタブみたいな水溜まりに、1匹だけいました。
マクロレンズの絞り開放で、背景のマコモを大きくぼかします。
シャープに写るピントの幅は、ほんの1ミリほどしかないので、
アングルを慎重に決めて、シャッターを切らないといけません。
数日後に様子を見に行き、どこにいるのだろうかと探してみたら、
蜘蛛の巣にかかり、食べられていました。

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#2324 愛情一杯
♯2304のカイツブリは、すくすくと成長をしています。
両親の愛情を受けて、幸せ一杯という感じです。
まだ体の色は違いますが、大きさは親鳥に近づいてきました。
さすがにもう、おんぶをしてもらえません。
この倒木の上は、よく休憩をする場所です。
アーチ状の枝は、屋根と呼ぶには細くて、
これで空からの敵を防ぐのは、さすがに無理だと思いますが、
ないよりはましで、あれば安心なのかもしれません。

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#2325 落木注意
雑木林のコナラの枝が折れて、遊歩道に落ちました。
太さが30センチほどもあり、かなり危険です。
青々と生い茂り、枯れているわけではなく、
強い風が吹いたとか、大雨の後でもないのに、
ただ葉の重さに耐えられず、自分で壊れたという感じです。
シダレヤナギなども、なんとなく元気がない気がします。
猛暑と少雨という、昨年の異常気象が、
ここにきて、影響をしているのかもしれません。

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#2326 オトナになりました
♯2322のマンネンタケを、再び見に行きました。
数日の間に、親指は傘のように広がり、
あの頃の可愛いさはなくて、もう立派なオトナです。
一般的に、食用にはなりませんが、
霊芝という名前で、漢方薬の材料として知られていて、
煎じれば、飲むことができます。
キノコが成長をする早さは、種類によりさまざまで、
数時間で枯れたり、数年かけて大きくなるものもあります。

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#2327 梅雨明け寸前
梅雨明けはまだですが、すでに暑さは本格化しています。
これから夏本番で、老体には厳しい季節です。
あまりに気温が高いと、昆虫も動きが鈍くなります。
蚊は27℃前後が最も活動が盛んで、35℃を超えると休むため、
猛暑日は煩わしくなくて、意外に撮影がしやすいです。
逆さまで休憩をしているのは、ヒカゲチョウです。
その名前のように、林の中の半日陰を好みます。
この時は寝ていたのか、触れるところまで近づけました。

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#2328 ついに梅雨明け
関東の梅雨明け宣言が、ようやく7月20日に出ました。
平年に比べて、1日だけ遅いそうですが、
実質的には数日前に、もう夏を迎えた気がします。
翌21日には岐阜県で、全国で初めての酷暑日となり、
我が家のあたりでも、今年の最高となる37.5℃まで上がりました。
麦茶を片手に、いつもの散策コースを歩いて帰り、
うつらうつらして起きると、地球がぐるぐると回るではありませんか。
たぶん、熱中症の初期段階なのだと思います。
年齢的にも、自分の体力を過信すると危険です。

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#2329 雌花穂がふたつ
日本で自生をしているガマは、3種類ありますが、
近所の池で圧倒的に多いのは、ヒメガマです。
花穂(かすい)と呼ばれる、ちいさな花の纏まりごとに咲き、
雄花穂は茎の上部にあり、この写真ではすでに枯れた状態です。
その下にあるソーセージのようなものが、雌花穂の部分で、
通常はひとつのはずが、ごく希にふたつに分かれます。
この茶色いところから、秋になると大量に白い綿毛が出て、
あちらこちらに飛んで付着をするので、そこそこ厄介です。

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#2330 来年も会えますように
ハグロトンボは、昨年は2匹しかお目にかかれずに、
もう二度と会えないかもと、心配をしていたものの、
今年は1匹だけですが、ナンテンの葉の上で見かけました。
棲息をしているのは、水の流れがある場所が中心で、
近くの川で羽化をしたものが、池にも来ていたようですが、
大規模な河川工事の影響で、このあたりでは絶滅寸前かもしれません。
林の中をひらひらと舞う姿は、とても優雅です。
雄の腹部は光沢のある緑色で、高貴な感じがします。

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